急遽、ソフトクリームをメニューに加えることしたところ、許可申請が大変でした。

飲食店営業許可でまかなえることもありますが、テイクアウトの場合やメニュー内容によっては、別途製造許可が必要となる場合があります。 保健所に前相談に行く際には、提供予定のメニューを伝え、アドバイスを受けるようにしておきましょう。メニューに変更があった際やテイクアウトを始める場合も、早めに保健所に相談してください。

ピザを石窯で焼いて提供したいと思うようになり、途中でオーブンからピザ窯に変更し、ピザ窯を自作しました。 ところが、抜き打ちで消防署の立入検査があり、消防法に抵触したため、ダクト工事をやり直すことになってしまいました。

ピザ窯の導入にあたっては、保健所に加えて消防署の許可が必要です。新しい機器の導入をお考えの場合、関係各所に事前相談を行いましょう。 窯のタイプによっては、匂いと煙の粒状成分などが近隣とのトラブルの基になるため、二次燃焼装置や煙の吸収装置を設置したり、排熱を外部に出すダクト・煙突も高くしたりする必要があります。 また、ピザ窯の排煙ホースまたは煙突は、内側に徐々にほこりがたまり火災原因となりやすいため、定期的なメンテナンスをしっかり行ってください。

厨房から休憩室にすぐに行けるようしたかったので、厨房に隣接した場所に休憩室を作りました。しかし、厨房と休憩室の間に扉を作らなかったため、保健所の許可が下りず急遽扉を付ける工事を行いました。 追加の工賃が発生するし、予定していたオープン日をずらすことになるしで大変でした。

保健所には、必ず事前相談に行きましょう。その際には、図面や厨房機器のリストも持参するようにしておくと、追加工事の2度手間がおきません。

業種によって保健所の許可に必要な機器が違うことを知らず、必要以上に買ってしまいました。

工事に移る前に、必ず保健所に図面と導入予定の機器類のリストをもって事前相談に行くようにしましょう。そこでアドバイスや指摘をしてもらえるので、必要のないものを除外したり、指摘を受けた箇所を設計しなおしたりすることができ、無駄がありません。

保健所のチェックの際、給湯器の接続の誤りがわかりました。給湯が必要なシンクに流れず許可が下りなかったため、オープン日を延長することになりました。 設備屋さんの接続ミスが原因でしたが、オーナーさんも通水チェックをしていませんでした。

工事引き渡し確認の時には、保健所の検査が入る箇所も含めてご自身でのチェックを怠らないようにしてください。 だれにでもミスはあるものです。良い意味で、工事業者を信用しすぎず、ご自身でチェックすることも必要です。

事前に保健所に行くことが必要だと知らず、自分で組んでいた予定通りに開業することができませんでした。

内装工事の着工前に、店舗の図面を持って一度相談（事前相談）に行きましょう。 保健所はそれぞれ管轄が決まっており、各保健所によって許可の条件などが若干異なります。 事前相談では、許可の条件などの詳しい説明を受けておきましょう。 工事の着工前に確認しておくことで、後での手直しが発生せずコストや日程の無駄を抑えることができます。 居抜き物件の場合でも、新たに営業許可を取得する必要があります。 前テナントが許可を受けていても、そのまま許可がおりるとは限りませんので注意が必要です。

保健所のチェックの日程と、消防のチェックの日程を間違ったため、オープン日がずれてしまいました。

オープン準備はすることがたくさんあります。ミスを防ぐためにも、スケジュール表やチェックリストはスタッフと共有し、複数人で確認できる体制をとっておくとよいでしょう。

営業許可を取る予定の日に厨房の搬入が終わらず、オープンが遅れてしまいました。

内装工事業者のミスで工事表通りにいかなかったのであれば、内装工事業者に営業補償をしてもらうのもよろしいのではないでしょうか。 施主側の追加工事や工事内容変更が原因の場合は、施工業者とよく相談し、工期がどのくらい変わってくるかを確認してください。もし遅れる場合は、工程を遅らせてでも行うべき工事かをよく考えて判断するべきです。 【注意点】工事の追加工事や内容変更は、必ず窓口の担当者に相談してください。現場の職人に直接依頼することは、トラブルの元です。

軽く考えていたら思っていたより厳しく、後から追加で許可を得るために導入しなければいけないものが多く出てきました。

保健所や関係機関へは、必ず”内装工事の着工前に事前相談に行くようにしてください。

開業時に妻が食品衛生管理責任者と防火責任者を取得しましたが、開業後離婚してしまいました。店にどちらの資格も持っている人がいなくなり、1週間休業して自分で資格を取りに行きました。

オーナーが必要な資格を持っていなくても開業はできますが、不測の事態に備えてご自身でも取得しておくと安心ですね。

保険所の立会は申し込めばすぐに来てくれるものだと思っていました。しかし直前に申請に行ったらすぐには来てくれませんでした。

保健所の申請にはある程度時間がかかります。工事業者とも相談して、事前相談に行って不備がないか確認するとスムーズに申請ができるでしょう。

食品衛生資格講習が３か月待ちで、予定よりも取得までに時間がかかってしまいました。

新型コロナウィルス蔓延の影響もあってすぐに講習が受けられるとは限らないので、早めに問い合わせをして準備しましょう。

保健所の許認可申請の条件をよく調べなかったため勘違いしてた部分があり、検査に通りませんでした。やり直しをしなければならなくなり、時間と労力を消費してしまいました。

申請前に保健所に事前相談に行って、必要な書類の確認などを行いましょう。自己判断で進めず相談して確認したほうが、スムーズに許可がおります。