設計業者が飲食店の設計経験が乏しく、吊り戸棚の設置の下地などの確認をしていませんでした。

飲食店の内装は、専門知識が必要です。 飲食店の設計施工経験の少ない業者に依頼したことによるトラブルはとても多いです。 飲食店の内外装工事は、飲食業の施工経験を確認し、施工経験の多い業者に依頼するのがベストです。

いい物件があったので、事業計画作り、商品探し・メニュー計画を立てましたが、建物の電気の容量が足りず物件を探し直すことになりました。最初に確認しておくべきでした。

電気・ガスの容量が足りない場合、増設できる場合も有りますが、高額工事になるケースが多いです。 物件を探し始める前に、必要な機器を決めておくことで、内見時に判断ができます。 気に入った物件は、複数回内見に行きましょう。2回目以降の内見時に、内装工事業者に同行を依頼し、現地調査をしてもらい見積もりを出してもらってください。現地調査と見積もりを出してもらうことで、使用したい機器の使用が可能か、いくらかかるかがわかります。

住宅地にチラシを撒いたり集客のための活動をしていましたが、駐車場が3台しかなく、路上駐車で近隣の住民の方に迷惑をかけて問題となってしまいました。

ご近所からの評判が悪くなると、商売に悪影響が出ます。ご近所とは良好な関係を保つように心がけてください。 突然来客数が増えた場合は、その都度、路上駐車をしないようにアナウンスするしかありません。 車での来客が想定されるなら、HPやチラシなどの広告媒体にも駐車場台数の記載をし、車以外での来店を促す文章を入れておきましょう。 それでも駐車場が足りない場合は、近隣に別途駐車場を借りたり、コインパーキングのチケットを持参してもらって代金の一部を店舗で負担するなどの対応をとりましょう。

コンセプトを曖昧にしてしまい、商品構成や内装にも統一感がないお店になってしまいました。

コンセプトは明確にしましょう。 コンセプトが曖昧だと、商品構成や内装にも統一感のないお店になってしまいます。 軸となるような看板商品があると、他店との差別化になり、集客に繋がります。

パンの種類を絞りすぎて売上が考えてた程上がりませんでした。

マーケティングリサーチをしっかりおこない、まずはパンの種類を増やしてみてはいかがでしょうか。

オープン時、開業ヘルプの外注シェフに商品開発を任せていましたが、退店後の商品開発やパン生地を上手く焼けるスタッフがおらずパンの製造ができなくなってしまいました。 新しくコーディネーターを雇いましたが、上手くいかず閉店となってしまいました。

せっかく商品開発をしたのですから、既存のスタッフでも、上手くパンを作れるようにしておくべきでした。 まずは、スタッフの育成をするべきです。

営業許可を取る予定の日に厨房の搬入が終わらず、オープンが遅れてしまいました。

内装工事業者のミスで工事表通りにいかなかったのであれば、内装工事業者に営業補償をしてもらうのもよろしいのではないでしょうか。 施主側の追加工事や工事内容変更が原因の場合は、施工業者とよく相談し、工期がどのくらい変わってくるかを確認してください。もし遅れる場合は、工程を遅らせてでも行うべき工事かをよく考えて判断するべきです。 【注意点】工事の追加工事や内容変更は、必ず窓口の担当者に相談してください。現場の職人に直接依頼することは、トラブルの元です。

クレジットの審査書類を郵送しましたが、なかなか届かず提出がギリギリになってしまいました。

大事な書類は、普通郵便で郵送せず、運送会社やレターパックなど履歴の残る方法で発送しましょう。

パンを焼く中古のデッキオーブンを試運転してもらったら、ゴキブリの卵があったようで、多数のゴキブリが生まれてひどい目に合いました。

飲食店では害虫が発生しやすいため、害虫・害獣駆除は必須です。中古品の利用時や居抜きの物件などは特に念を入れて行いましょう。 害虫駆除に関しては、常にルーティーンでおこなってください。

駅前だから集客に苦労はしないだろうと思い、販促をしませんでしたが、ローカル線だったので思うようにお客さんが来ませんでした。

集客ツールは、ちらし、広告、Facebook、Twitter、Instagram、LINE、グルメサイト、雑誌広告、メディア活用、ブロガー活用、ウェブ広告、インフルエンサーの活用、SEO集客、紹介特典など多岐にわたります。 自分でできるものも、アルバイトや外注を使ってできることなど様々考えてみましょう。