ユッケ
韓国の肉料理のひとつで、生肉を用いるのが特徴。韓国語で肉を意味する「ユク」と、刺身を意味する「フェ」が合わさり、肉の刺身という意味。生の牛肉を細切りやミンチにしたものと生姜、ニンニク、ごま油、塩、砂糖、醤油などの調味料を和えて、卵黄を乗せる。コチュジャンや刻んだ梨を混ぜる場合もある。また、付け合わせとしても梨やリンゴが添えられることもある。食べるときは卵黄をつぶしてかき混ぜる。「ユッケ」には風味があり、やわらかいながらも歯ごたえのある赤身肉が向いているとされ、牛のランプが使われることが多い。日本では、2011年に焼肉屋にて起こった食中毒で、「ユッケ」の提供については、厚生労働省が認める生食基準をクリアしなければならない。