ヤン
韓国語で牛の第一胃を表す言葉で、「ハチノス」の上に付いているコブのような部分のこと。韓国で「ヤン」は専門店の「コッチャン屋」で食べるのが一般的で、大腸のホルモン(テッチャン)、小腸のホルモン(コッチャン)などと一緒に食べる。半焼きのときにハサミで適当な大きさに切り、じゅうぶんに焼けたら甘辛いタレに付けて食べる。「ヤン」は韓国では高級食材として扱われているため、日本より値段は少し高め。牛1頭から取れる「ヤン」の量は300gと、かなりの希少部位。内臓の中でもおいしい部位とされていて、たんぱく質を多く含み、身体の生理作用をスムーズにし、ひ弱な人の強壮剤として、スタミナの付けく食べ物として人気がある。