ヒモ
豚の小腸で、「ホソ」、「ホゾ」とも言う。牛の小腸も「ヒモ」と呼ばれることがある。薄くて細長い構造をしていて、重さは約1.3〜1.5kg。関東地方でホルモンとして出されている部位。歯ごたえのある食感が特徴であり、一般的にソーセージの皮として広く使われているが、家庭でも調理しておいしく食べることができる。トンソク、大腸と同様に、カルシウムを多く含んでいる。馬肉で「ヒモ」と言われる部分は、骨と骨の間のアバラ肉のこと。独特の歯ごたえで、刺身でも食べられるが、焼くとまた違った食感が楽しめる。牛の小腸は、「マルチョウ」と呼ばれ、やわらかく食べやすく、焼き肉よりも煮込み料理や串焼きなどに使用されることが多い。「ソッチャン」、「ソチャン」、「コプチャン」なども牛からとれた小腸の呼び名。