サムゲタン
薬膳食材や朝鮮人参、もち米等を詰めた鶏を丸ごと煮込んだコラーゲンたっぷりの韓国伝統のスープで、薬膳料理・補身料理としても認識されている。補身とは、栄養価の高いものを摂取することで身体を守ることを指す。サムゲダンの調理方法は、若鶏の内臓を取り除き、そこに朝鮮ニンジンともち米、干しナツメ、栗、松の実、ニンニクなどを詰めたあと、水からじっくり煮込む。丸1日煮込むこともあり、野菜と鶏のうま味が凝縮されたスープとなる。味付けを行わず、食べる際に塩コショウ、キムチなどで味を付けながら食べるのが一般的。カロリーが低くダイエット中でも満腹感が期待できると韓国や日本の女性に人気が高い。