日本の在来種を外国種と交配し改良した牛で、1944年(昭和19年)に黒毛和種と命名された。日本国内の肉用牛の9割以上を占める。肉質は世界最高と称され、柔らかく筋線維が細い。肥育すると脂肪がつき霜降りの肉になる。全身が黒単色で褐色を帯びていて、有角で体格はやや小柄である。