マラゴジッペ種
コーヒー豆の品種のひとつで、ブラジル原産のティピカ種の突然変異。発見された地域がブラジル・バイーア州・マラゴジッペ地区だったことからこの名前が付けられた。マラゴジッペ種のコーヒーの木は他の品種と比べて種子や葉、木が大きい点が特徴。樹木が高いため収穫が難しく生産性が低いため、希少価値の高い品種となっている。豆その物も大粒で見栄えが良いため、一部のマーケットでは人気である。主にメキシコ、コロンビア、ニカラグア、グァテマラで生産されている。マラゴジッペ種で抽出したコーヒーは、やわらかなコクと細やかな酸味が特徴で、フルーティな口当たりの味である。カフェイン含有量が少なく、軽めの焙煎で軽やかに味わうことができる品種である。