用語集

細挽き

焙煎したコーヒー豆を粉末状にする作業のことを「グラインド」と言い、「細挽き」はその挽き具合のひとつ。挽き具合は挽いた豆の粒の大きさ(粒度)によって基本的に3種類に分類される。この3種類は粒度が細かな物から「細挽き」、「中挽き」、「粗挽き」となる。ただし、エスプレッソを抽出する際に使用する「極細挽き」や、粗挽きと中挽きの中間である「中粗挽き」などもある。細挽きは、グラニュー糖程度の大きさの粒で、濃厚な味わいのコーヒーを抽出するのに最適な挽き具合である。適した抽出器具は、ペーパードリップやサイフォンである。挽いたあとの豆は湿気を吸うため酸化しやすく、風味が劣化しやすいので、そのつど適量を挽くのが良いとされている。