フェザー・リング
「フェザーリング」とは、抽出したコーヒーにミルクを入れたときに、ミルクが細かい羽毛のように固まる現象のこと。コーヒーが原因となる場合と、ミルクが原因となる場合がある。コーヒーが原因の場合は、コーヒーの酸と温度により、ミルクの中のたんぱく質が不安定になった際に発生する。「コスタリカ」、「グァテマラ」、「キリマンジャロ」など酸度の高いコーヒーや、85℃以上のコーヒーにミルクを入れたときに起こりやすくなる。ミルクが原因となる場合は、ミルクの品質が落ちて酸度が高くなっている際に起こりやすい。コーヒーに砂糖を入れて温度を下げる、コーヒーの抽出液を何度も温め直さない、ミルクの保存と管理を徹底するなどの対策がある。