フェアトレード
日本語では「公正貿易」を意味し、発展途上国で作られた製品や原料を正当な価格で取引し、発展途上国における生産者や労働者の、社会的自立と生活環境の改善を支援する運動のこと。「オルタナティブ・トレード」とも言う。国際的な貧困問題、環境保護を目的として、アジア、アフリカ、中南米などの発展途上国から先進国への輸出において、こうした取引が採用される場合がある。取引される品目は、コーヒー、バナナなどの農産物、衣服など手芸品と多岐にわたる。フェアトレード製品は、フェアトレード認証を取得する必要がある。フェアトレード認証を与えれた製品は、大量生産が困難で、その上費用がかかるため、他類似品と比較すると価格が高い傾向にある。