等級
コーヒー豆の品質に応じた区分のこと。等級は産地ごとに分けられており、その基準はいくつかある。ひとつは「栽培標高」であり、これは昼夜の温度差が大きい程良い実が育つと言うことから、標高の高い場所で育てられたコーヒーは高品質で等級が高いとされている。また、生育不良なコーヒー豆や異物が少なければ少ない程高品質とする「欠点数」も基準のひとつ。さらに豆の大小で品質を決める「豆の大きさ」や、専門家が味見する「カップテスト」によって品質を決める方法などがある。これらは国や産地ごとに違い、例えばメキシコでは標高によって3等級に分けられており、キューバでは豆の大きさで等級分けがなされている。