用語集

取引タイプ

コーヒーは商業取引上、四つの「取引タイプ」に分類されている。そもそもコーヒー豆は、大きく分けてアラビカ種とロブスタ種に分類される。そのうちアラビカ種は、生豆の産地や製法の違いにより、「コロンビアマイルド」、「アザーマイルド(コロンビアマイルド以外の中米産の水洗式アラビカを指す)」、「ブラジリアン・アンド・アザーアラビカ」の3つにさらに細かく分類される。アラビカ種の3タイプはニューヨークで、ロブスタ種はロンドンで取引されている。この取引タイプはICO(国際コーヒー機関)が規定した物で、ICOの発表する指標価格は、若干の改正はあるが、1976年以降からは、アザーマイルドとロブスタの平均値より算出されている。