用語集

トレーサビリティコーヒー

生産や流通履歴を確認できるコーヒーのことを「トレーサビリティコーヒー」と言う。「トレーサビリティ」は日本語で「追跡可能性」と言う意味である。具体的には、コーヒーを生産する農園主、農園名、品種、精製方法が明確にされていて、一貫した管理のもとコーヒーショップや顧客に届けられるコーヒーを指す。生産者の顔が見えるなど、流通における透明性があることから、消費者は安心して安全なコーヒーを購入できる。コーヒー豆の流通を政府機関が管轄している場合、コーヒー豆は収穫されると、いったんこの機関に集められてから、国番号やロット番号が明記された状態で出荷される。この番号をたどると、誰がいつどのエリアのコーヒーを収穫したのかが明らかになる仕組みになっている。