中煎り
コーヒー豆の焙煎度合いのひとつ。コーヒー豆の焙煎には大きく分けて3段階あり、焙煎時間が最も短く、豆の色も比較的薄いのが「浅煎り」、時間が最も長く豆の色が黒に近いのが「深煎り」、その中間に位置するのが「中煎り」である。中煎りは香りが良く、まろやかで調和の取れた味が特徴だが、深煎りと比べるとやや酸味が強い。これら3つの焙煎度合いは、日本ではエスプレッソを抽出する際に利用される。浅煎りがなく、中煎りから始めて深煎りまでの4段階で表記する場合もある。この焙煎をさらに細かく分けると8段階あり、中煎りは「ミディアムロースト」、「ハイロースト」、「シティロースト」に該当する。