セカンドウェーブ
1960年代から2000年頃まで続いた、コーヒー界の大きな動き。スターバックスなどのシアトル系と呼ばれるコーヒーチェーンを中心に、深煎りの豆を使用したエスプレッソドリンクが大流行した。それまでの浅煎りで品質を重視しない、ただ消費するだけのコーヒーから、おいしさや自分のライフスタイルに合った提供方式など、「選ぶ」コーヒーへと消費者の意識がシフトしたことが最大の特徴とされる。これによってコーヒーを飲むシーン自体が大きく変わり、同時に「コーヒー豆にも種類がある」「おいしいコーヒー、高価なコーヒーというものが存在する」という認識が広まった。