スペシャルティコーヒー
1970年代までの大量消費時代の課題であったコーヒーの品質低下に歯止めをかけるため、アメリカのスペシャルティコーヒー協会(SCAA)によって提唱された、高品質コーヒーの概念。確立された定義はないが、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)は「生産国においての栽培管理、 収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること」「適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること」「適切な抽出がなされ、カップに生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が 表現されることが求められる」といったことをスペシャルティコーヒーの条件として挙げている。