カトゥーラ種
コーヒーには多くの品種があるが、カトゥーラ種とはブラジルで発見された「ブルボン種」が突然変異してできたコーヒー豆のこと。従来は「ティピカ」と「ブルボン」がアラビカ種の二大品種と呼ばれ、コロンビアとブラジルでの主力品種となっていた。しかし収穫量があまり多くなく、病中害にも弱いことから、のちに品種改良がされるようになり、コロンビアではカトゥーラとバリエタ・コロンビアが中心となった。カトゥーラ種は病気や害虫に強く、低温にも耐える。樹高が低いため、収穫時の手間がかからない。クオリティが高く、強い酸味を持つと同時に苦みもやや強いのが特徴。