飲食店にとって、最新のトレンドを知っておくことはとても重要です。飲食店ではもちろんのこと、料理のトレンドをおさえてお店に取り入れることで、SNSなどで注目を集めて、話題のお店にできます。
冬の季節を感じられる食材を使用した「はっさく」をご存じの方もいるのではないでしょうか。
はっさくは、広島で生まれたかんきつ類です。「パリッ」とした歯ごたえがあり、少し苦みがある果物です。
皮は厚めで、中の袋の部分も硬いため、皮を剥いて果肉のみを食べます。
今回は、旬の食材を味わえる!広島発祥「はっさくのマーマレード」について紹介していきます。
レシピについても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
はっさくとは?
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はっさく(八朔)は、日本を代表する柑橘類の一つで、晩柑類に分類されています。
広島県が発祥地といわれており、江戸時代後期に果樹として初めて確認されました。
「八朔」という名前は、旧暦の8月1日頃に食べ頃を迎えることから名付けられたといわれています。
はっさくは、やや厚めの皮に覆われた大きめの果実で、果肉は淡いオレンジ色をしています。
酸味と甘みのバランスが特徴的で、特に独特のほろ苦さが感じられるため、好みが分かれることが多いでしょう。
果汁は少なめであるものの、爽やかな風味があり、生食のほか、ジュースやジャム、ゼリーなどに加工されることも多いです。
栄養面では、ビタミンCが豊富で、疲労回復や美容効果が期待できます。また、食物繊維も含まれているため、腸内環境を整える効果も期待できます。
はっさくの皮には、リモネンなどの香り成分が含まれており、防虫剤やお風呂に入れて香りを楽しむ活用法もあります。
はっさくは、冬から春にかけての旬の果物であり、特に1〜3月においしくいただけます。
広島県や和歌山県で多く栽培されており、地域の名産品として親しまれています。
主な「はっさく」の料理
はっさくは、爽やかな酸味と独特のほろ苦さが特徴の柑橘類で、主にそのまま生食されることが多いものの、料理やスイーツにも幅広く活用されています。
ここでは、はっさくを使った料理や加工品について紹介していきます。
主に以下の料理があげられます。
はっさくのサラダ
はっさくは、サラダのトッピングとして非常に人気があります。果肉を一房ずつ丁寧に皮から取り出し、リーフレタスやルッコラ、アボカド、クルミなどと合わせることで、爽やかで彩り豊かなサラダが完成します。
ドレッシングには、オリーブオイルやハチミツを使うと、はっさくの酸味が引き立ちます。さっぱりした風味が、食欲を増進させる一品です。
はっさくのマーマレード
はっさくの皮と果肉を使ったマーマレードは、自家製で作るのにも向いています。皮の苦みを適度に残しつつ、砂糖と煮詰めることで、深みのある風味が楽しめます。
トーストやスコーンに塗るほか、ヨーグルトやチーズケーキのトッピングとしても活用できます。
また、お肉料理のソースに少量加えることで、料理に爽やかな甘みと酸味をプラスできるでしょう。
はっさくゼリー
はっさくの果汁を活かしたゼリーは、爽やかでさっぱりとしたデザートです。
ゼラチンや寒天を使い、果汁と少量の砂糖を合わせて固めます。
果肉をそのまま入れたり、皮を飾りに使ったりすることで、見た目も華やかに仕上がります。暑い季節や食後にぴったりな軽いデザートです。
はっさくのピールチョコレート
はっさくの皮を使ったピールをチョコレートでコーティングしたスイーツは、甘みと苦みの絶妙なバランスが楽しめます。
皮を適切にゆでて苦みを抜き、砂糖で煮詰めてから乾燥させ、チョコレートをかけて仕上げます。
お茶やコーヒーとの相性もよく、お土産やギフトにも適したおしゃれなお菓子です。
これらの料理は、はっさくの風味を最大限に生かしつつ、多彩な食べ方を提供しています。どれも家庭で作りやすいため、旬の時期にぜひ挑戦してみてください。
はっさくのマーマーレード作り方
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はっさくのマーマレードは、爽やかな風味と程よい苦みが特徴の手作りジャムで、トーストやヨーグルトにぴったりです。
ここでは、家庭で簡単に作れる、はっさくのマーマレードの作り方について紹介していきます。
主に以下の材料や作り方があげられます。
材料
・はっさく:5個(約1kg)
・砂糖:果肉と皮の総重量の50~60%
・水:適量(煮込み用)
・レモン汁:大さじ1(風味を整えるため、好みで調整)
作り方
はっさくの下準備
はっさくの皮をむき、果肉と皮に分けます。果肉は、薄皮を丁寧に取り除き、種があれば、取り出します。
皮は、白いワタの部分を包丁や、スプーンでこそぎ取ります。この作業を丁寧に行うことで、苦みが軽減されます。
皮を千切りにしておきます。細めに切ることで、仕上がりがなめらかになるでしょう。
皮のアク抜き
切った皮を鍋に入れ、たっぷりの水を加えて中火で煮ます。沸騰したらお湯を捨て、水を替えて再び煮る作業を2〜3回繰り返します。
これにより苦みが軽減されます。
煮込み
果肉、皮、レモン汁を鍋に入れます。全体の重量を計り、砂糖を果肉と皮の総重量の50〜60%加えます。また、甘さはお好みで調整してみてください。
水をひたひたに加えて、中火で煮始めます。沸騰したら弱火にし、焦げないように混ぜながら煮込みましょう。
とろみをつける
煮込むにつれて果肉が崩れ、全体が「とろっ」としてきます。煮詰め具合は、好みに合わせて調整します。
とろみがついたら火を止め、粗熱を取りましょう。
保存
熱湯消毒した清潔な瓶に、マーマレードを詰め、ふたをしっかり閉めます。瓶を逆さにして自然に冷まし、密閉状態にします。
ポイント
皮の苦みを抑えたい場合は、アク抜きを丁寧に行うのがコツです。レモン汁を加えると、はっさくの酸味と甘味がより引き立ちます。
冷蔵庫で保存し、約1〜2週間以内に食べ切るのがおすすめです。
はっさくのマーマレードは、爽やかな風味が魅力の一品です。朝食や、お菓子作りに活用してみてください。
はっさくのマーマーレードに使う調理器具や食器
テンポスで扱っている、はっさくのマーマーレードを作る際に使う調理器具や、おすすめの食器をご紹介!
丸ケーキプレート 白+プラチナライン
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ガラスジャム瓶 (白キャップ)
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まとめ
今回は、旬の食材を味わえる!広島発祥「はっさくのマーマーレード」について紹介してきました。
はっさくは、広島県が発祥地といわれており、江戸時代後期に果樹として知られるようになった果物です。
はっさくのマーマレードの他にも、サラダやゼリーとして作れるため、いろいろなアレンジを楽しんでください。
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