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秋の季節を感じられる食材を使用した「ぶどう餅」をご存じの方がいるのではないでしょうか。
「ぶどう餅」とは、餅の中にぶどうを加えた大福のようなお菓子です。
ぶどうの旬は、7月下旬〜11月上旬頃で、季節ごとに品種を変えて楽しめます。ぶどうには、ポリフェノールが多く含まれており、枝に近い部分から熟していくため、房の上の実ほど甘みが強くなっています。
今回は、もちもちでジューシー!!秋が旬のフルーツを使った「ぶどう餅」について紹介していきます。
レシピについても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
「ぶどう餅」というお菓子がある!?
「ぶどう餅」というお菓子は、実際に存在していますが、その名前から想像されるようなぶどうを使った餅ではありません。
特に、山梨県で親しまれている郷土菓子で、見た目がぶどうの房に似ていることから「ぶどう餅」と呼ばれるようになりました。
この餅は、もち米を使って小さな丸い餅を作り、それをぶどうの房のようにいくつも並べて仕上げます。
中には、甘いあんこが包まれていることが多く、一口サイズで食べやすいのが特徴です。
お盆や正月、地域のお祭りなどでよく見かける伝統的な和菓子として親しまれています。
一方で、現代には「ぶどう大福」という名で、実際にぶどうを使用した大福も存在しています。
「ぶどう大福」は、もちの中に果物のぶどうを丸ごと包んだもので、ぶどうのジューシーな果汁と「もちもち」の食感が楽しめるスイーツです。
名前が似ているため混同しがちですが、「ぶどう餅」はあくまでその形状がぶどうの房に似ているためであり、実際にはぶどうを使わない伝統的な餅菓子です。
お餅の中に「ぶどう」を入れるとどうなる?
お餅の中にぶどうを入れることで、ジューシーでフルーティーな味わいと、もちもちした食感が組み合わさり、独特なスイーツが生まれます。
具体的には、ぶどうの甘酸っぱさと果汁が、お餅のやわらかい食感と一緒に楽しめるようになり、一口で豊かな味わいが広がるでしょう。
たとえば、「いちご大福」のような、フルーツ大福の一種として考えることができ、果物の新鮮な味わいと和菓子のシンプルな甘さが融合したものです。
ただし、いくつかの点に注意しなくてはいけません。まず、ぶどうは果汁が多いため、入れる際に工夫が必要です。
ぶどうの果汁が餅の中に染み出すと、餅が湿って柔らかくなりすぎる可能性があります。
この問題を避けるために、ぶどうを包む前に少し皮を取り除くか、薄いあんこや白あんを間に挟んで、果汁が直接餅に触れないようにするのがよい方法です。
また、ぶどうの品種によっては酸味が強い場合があるため、甘さと酸味のバランスも考慮することで、全体の味が調和しやすくなります。
さらに、ぶどうの大きさも影響してきます。大きなぶどうを、そのまま餅に包んでしまうと、食べにくくなるかもしれないため、一口サイズの小さめのぶどうや種なしぶどうが適しているでしょう。
皮ごと包む場合もありますが、皮が硬くては食感が悪くなってしまうため、剥いて使うか。もしくは、柔らかい品種を選ぶのが一般的です。
実際に、「ぶどう大福」として販売されているスイーツもあり、果実の新鮮な甘酸っぱさと餅の「もちもち感」がうまく調和しています。
特に、巨峰やシャインマスカットなどの甘みが強いぶどうは人気が高く、フルーツの自然な甘さが餅の優しい風味を引き立てています。
結果として、ぶどうを餅に入れることで、従来のあんこを使った和菓子とは異なる、新鮮でフルーティーな体験が楽しめるスイーツに仕上がります。
「ぶどう」以外に入れるとよいフルーツは?
ぶどう以外に入れるとよいフルーツはなにがあるのでしょうか。
ここでは、ぶどう以外に入れるとよいフルーツについて紹介していきます。
いちご
いちごは、すでに「いちご大福」として広く知られている定番の組み合わせです。いちごのさわやかな酸味と自然な甘さが、柔らかいお餅や、あんこと絶妙にマッチしています。
特に、春先の旬のいちごを使用することで、果実の「ジューシーさ」が引き立ち、フレッシュな風味を楽しめます。
酸味が少し強めのいちごであれば、甘さ控えめのあんことの相性がよく、全体の味がバランスよく仕上がるでしょう。
マンゴー
マンゴーは、南国フルーツの代表で、甘みが強く、「ジューシー」でクリーミーな食感が特徴的です。
マンゴーの濃厚な甘さは、お餅の柔らかな食感と非常に合い、口の中でとろけるような体験が得られます。
また、マンゴーは酸味が控えめなため、餅と一緒に食べても味がぶつからず、フルーツの甘さがしっかりと感じられます。
特に完熟したマンゴーを使うことで、その風味がさらに引き立ち、豪華で満足感のあるスイーツになるでしょう。
これらのフルーツは、お餅に包むことでおいしさが際立ち、和菓子の伝統的な甘さとフルーツの自然な甘味のバランスを楽しめます。
ぶどう餅の作り方
自宅で作れる「ぶどう餅」は、もち生地の中に新鮮なぶどうを加えたフルーツ大福のようなスイーツです。
ここでは、ぶどう餅の作り方について紹介していきます。
主に以下の材料や作り方があげられます。
材料(約8個分)
・白玉粉:100g
・砂糖:30g
・水:120ml
・片栗粉(打ち粉用):適量
・種なしぶどう(巨峰やシャインマスカットがおすすめ):8粒
・あんこ(お好みで):100g
作り方
ぶどうの準備
まず、ぶどうの準備をします。ぶどうを、きれいに洗い、水気をよく拭き取っておきます。
皮ごと使う。もしくは、剥いて使うかは好みに応じて選びましょう。
皮を剥くと食べやすくなるものの、皮付きであれば果汁が漏れにくくなります。
あんこで包む(オプション)
あんこを使う場合は、あんこを8等分にして、ぶどう1粒ずつをあんこで包みます。薄く包むことで、果実のフレッシュな味わいが引き立ちます。
もち生地の作り方
ボウルに白玉粉を加え、水を少しずつ加えながら混ぜます。白玉粉が溶けたら砂糖を加え、よく混ぜましょう。
耐熱ボウルに入れ、ラップをかけて電子レンジで加熱します。500Wで2分加熱し、一度取り出してよく混ぜます。さらに、30秒〜1分加熱して、透明感が出てくるまで繰り返しましょう。
打ち粉を使って成形
片栗粉を広げた台の上に、もち生地を取り出し、少し冷ましてから8等分します。手に片栗粉をつけ、もち生地を手のひらに広げましょう。
ぶどうを包む
あんこで包んだぶどう(またはそのままのぶどう)をもち生地の中央に置き、丁寧に包み込みます。生地をしっかりと閉じて、形を整えます。
仕上げ
最後に、仕上げです。完成したぶどう餅は、打ち粉を軽く払ってお皿に盛り付けます。冷蔵庫で少し冷やすことで、ぶどうの「ジューシーさ」が引き立ちます。
ポイント
ぶどうは、大きすぎると餅が破れやすいため、サイズに注意しましょう。
あんこを使わない場合は、ぶどうの酸味を直接楽しめ、よりさっぱりした味わいになります。
手作りぶどう餅は、フルーツのフレッシュな甘酸っぱさとお餅のもちもち感が一体となったぜいたくな和菓子です。
ぶどう餅に使う調理器具や食器
テンポスで扱っている、ぶどう餅を作る際に使う調理器具や、おすすめの食器をご紹介!
フルーツナイフ (サヤ付) DH-7172
ミキシングボール 18cm
まとめ
今回は、もちもちでジューシー!!秋が旬のフルーツを使った「ぶどう餅」について紹介してきました。
「ぶどう餅」は、ジューシーでフルーティーな味わいや、もちもちとした食感が楽しめるお菓子です。
自宅でも簡単に作れるため、ぜひ作り方を参考に試してみてください。
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