飲食店にとって、最新のトレンドを知っておくことはとても重要です。スイーツのトレンドをおさえ、お店に取り入れることで、SNSなどで注目を集めて、話題のお店にできます。
SNSなどで、話題となっている韓国発祥のスイーツ「猫プリン」をご存じの人がいるのではないでしょうか。
韓国発祥のかわいいビジュアルを持つ「猫プリン」は、揺らすとプルプル身体を振っているように動きます。
「猫プリン」プルプル揺れる動画を、SNSに投稿して人気を集めた商品です。
今回は、韓国スイーツで話題の「猫プリン」について。Z世代になぜ人気があるのか紹介していきます。
今や「猫プリン」は、多くのお店で販売しているため、手軽に購入できます。
話題の「猫プリン」を、ぜひ食べてみてください。
目次
「猫プリン」発祥地
猫プリンは、韓国の全羅南道（チョルラナムド）にある、麗水市（ヨスシ）が発祥の地として知られています。
このスイーツは、見た目が猫の形をしたプリンで、その可愛らしい外見と美味しさから人気を集めました。
麗水市（ヨスシ）のカフェで初めて作られ、その後、韓国全土に広まりました。
韓国で流行した「NAMCHINI82 CAFE(ナムチニハニーカフェ)」が、日本に上陸したのをきっかけに、猫プリンが話題になったのです。
「NAMCHINI82 CAFE(ナムチニハニーカフェ)」は、韓国で人気の「NAMCHINI（キャラクター）」をテーマにしたカフェです。
牛乳で作った、かき氷に華やかなトッピングを施した「雪花氷(ソルファビン)」をはじめ、いろいろな韓国スイーツとドリンクを楽しめるお店です。
その中でも猫プリンは、スプーンでたたくことで、「猫の姿をしたプリンが、プルプルと揺れる」と反響を呼びました。
このスイーツは、揺れる姿を写した動画がかわいいと韓国で大流行したもので、「NAMCHINI82 CAFE(ナムチニハニーカフェ)」でも2023年10月頃から販売をスタートしたのです。
猫プリンの相場は、約650〜850円です。味は、抹茶味・チョコレート味・いちご味・ミルク味など、多くの種類が存在します。
また、お店によってお好みに合わせたトッピングができます。
「猫プリン」日本で流行った理由
猫プリンが、日本で流行った理由はなにがあげられるのでしょうか。ここでは、猫プリンが流行った理由をいくつか紹介していきます。
主に以下のことがあげられます。
・視覚的な魅力
・韓国スイーツにおける影響
・味と品質の良さ
・手軽に購入できる環境
・多様なフレーバーと種類の多さ
それぞれ詳しくみていきましょう。
視覚的な魅力
一つ目の理由は、視覚的な魅力です。猫プリンは、猫の形をした可愛らしいデザインが特徴です。
この見た目のかわいさが、インスタグラムやTwitterなどのSNSでのシェアを促し、「映え」を意識する、日本の若者層に受け入れられました。
そのため、視覚的に楽しめる食品は、日本で高い人気があります。
韓国スイーツにおける影響
二つ目の理由は、韓国スイーツにおける影響です。日本では韓国文化全般が人気で、K-POPや韓国ドラマ、そして、韓国グルメが大きなブームとなっています。
韓国のトレンドを、追いかける日本の消費者が多いため、新しい韓国スイーツも迅速に受け入れられる傾向にあります。
味と品質の良さ
三つ目の理由は、味と品質の良さです。見た目だけではなく、プリン自体の味も高く評価されています。
猫プリンは、滑らかな食感と豊かな風味があり、品質の高いデザートとして認知されています。
また、日本の消費者は、見た目のみでなく味にもこだわるため、おいしさも流行の一部といえます。
手軽に購入できる環境
四つ目の理由は、手軽に購入できる環境です。日本のカフェや、スイーツショップで猫プリンが取り扱われるようになり、手軽に購入できるようになったのも流行した理由です。
特に、テイクアウトやデリバリーサービスが充実していることにより、手軽に楽しめ、需要が高まったのです。
多様なフレーバーと種類の多さ
五つ目の理由は、多様なフレーバー（食べ物を口に入れたときに感じられる感覚）と種類の多さです。猫プリンは、いろいろなフレーバーや、種類の多さが提供されていることも、魅力の一つです。
チョコレート味、・抹茶味・いちご味など、日本人が好む多様な味がそろっていることで、幅広い層にアピールできます。
また、季節限定の味や特別バージョンが登場することで、飽きずに楽しめる要素が増えています。
韓国スイーツがZ世代になぜ人気があるのか
猫プリンの他にも、韓国スイーツは日本のZ世代（1990年代半ばから、2010年代序盤に生まれた世代で、12歳〜28歳前後の年齢層）にとても人気があります。
いったい、韓国スイーツがZ世代になぜ人気があるのでしょうか。ここでは、韓国スイーツがZ世代に人気がある理由を紹介していきます。
主に以下の理由があげられます。
・SNSとインフルエンサーの影響
・多様な味と革新的なアプローチ
・文化的な魅力とアクセスの容易さ
それぞれ詳しくみていきましょう。
SNSとインフルエンサーの影響
一つ目の理由は、SNSとインフルエンサーの影響です。人気のYouTuberやインスタグラマー、TikTokクリエイターが韓国スイーツを取り上げることで、その知名度と人気が急速に広がります。
また、Z世代はSNSを通じて新しいトレンドを発見して、インフルエンサーの影響を受けやすい傾向にあります。
多様な味と革新的なアプローチ
二つ目の理由は、多様な味と革新的なアプローチです。韓国スイーツは、多様な味と質感を持ち、伝統的な要素と現代的な工夫を組み合わせています。
たとえば、タルゴナコーヒー（ミルクの上にコーヒークリームを乗せた飲み物）やボンボン（外側を砂糖で固めて、中に果汁・ウイスキー・ブランデーなどを入れたお菓子）など、類のない創造的なアイデアが、Z世代に新鮮さを提供しています。
文化的な魅力とアクセスの容易さ
三つ目の理由は、文化的な魅力とアクセスの容易さです。韓流ブームによって、韓国の文化全般に対する関心が高まっており、スイーツもその一環として注目されています。
また、韓国スイーツは日本国内のカフェや、専門店で手軽に購入できるため、身近に感じられるのでしょう。
これらの要因が組み合わさり、韓国スイーツはZ世代に人気があるのです。
「猫プリン」で人気なお店
猫プリンで、人気なお店といえば間違いなく「NAMCHINI82 CAFE（ナムチハニーカフェ） 1号店」なのではないでしょうか。
冒頭でも紹介したとおり、「NAMCHINI82 CAFE（ナムチハニーカフェ）」は、日本で初めて猫プリンを提供したお店です。猫プリンはもちろんのこと、このカフェでの、もう一つの人気メニューは「プリンラテ」です。
「プリンラテ」は、好きな推しの写真をプリントしたラテを楽しめます。
まとめ
今回は、韓国スイーツで話題の「猫プリン」について。Z世代になぜ人気があるのか紹介してきました。
「猫プリン」は、韓国の全羅南道（チョルラナムド）にある、麗水市（ヨスシ）が発祥したスイーツです。
「猫プリン」が日本で流行った理由として、視覚的な魅力や韓国スイーツにおける影響などの、理由により流行りました。
今後、「猫プリン」の反響がどうなっていくのか、楽しみなところです。
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