健康効果も!飲食店で使える大豆料理・スイーツメニューのご紹介

外食トレンド

味噌や豆腐、納豆など、日本人の食生活に古くから親しまれてきた大豆。

しかし近年、20代の若年層を中心に、大豆の摂取量が減少してきています。
厚生労働省が2000年にスタートした「21世紀における国民健康づくり運動」では、豆類摂取は「1日100g以上」とされていますが、実際の摂取量はその数値を大きく下回る「平均59.4g」となっています。

豆腐や味噌、醤油など、私たちの日々の食生活に馴染み深い大豆。この大豆をもっと活用したい、と考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、様々な飲食店の方に役立つ、大豆を使った意外なレシピやスイーツなどをご紹介します。メニュー開発に悩む方の参考になれば幸いです。

大豆の健康効果

大豆一粒の中には、様々な栄養素が含まれています。
タンパク質をはじめ、糖質、脂質、炭水化物、食物繊維、ビタミンE、ビタミンB1、などなど、たくさんの栄養素を豊富に、しかもバランス良く摂れる食材です。

この章では、そんな大豆に含まれる栄養素と健康効果の中から、主なものを4つご紹介します。

1.心血管への効果

大豆には、コレステロールを下げる効果が期待できます。
大豆イソフラボンや食物繊維は、LDL(悪玉)コレステロールの低下や血管の健康維持に寄与するのに加え、大豆製品の摂取は、心臓病や高血圧のリスクを減少させる可能性も示唆されています。

2.骨の健康維持

大豆にはイソフラボンと呼ばれる化合物が含まれており、女性の更年期障害に伴う骨密度の低下を軽減する効果があるとされています。
また、大豆製品にはカルシウムやマグネシウムも含まれており、骨の健康維持に貢献します。

3.糖尿病の管理

大豆には低GI(グリセミックインデックス)の特性があり、血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できます。
このため、大豆製品の摂取は、糖尿病の管理や予防に役立つと考えられています。

4.女性の健康

大豆イソフラボンは、女性の更年期症状の緩和に効果があるとされています。
ホルモンのバランスを調整し、ホットフラッシュや骨密度の低下といった症状の軽減が期待できます。

味噌や納豆だけじゃない!大豆レシピ

一言で大豆といっても、豆腐、納豆、醤油など、様々な使い道が思い浮かびますよね。
この章では、一風変わった大豆料理を3品ご紹介します。

大豆のクリスピーロースト

オーブンでローストしたクリスピーソイビーンズは、おつまみやサラダのトッピングとして最適です。
大豆を水で戻し、よく水気を切ってからオーブンでローストします。
お好みの調味料(塩、こしょう、パプリカなど)を加えて焼き上げると、香ばしくてサクサクとした食感のおいしいスナックになります。

大豆ハンバーガー

大豆を使ったヘルシーなハンバーガーもおすすめです。
大豆をミキサーでペースト状にし、パン粉や調味料(ニンニクパウダー、玉ねぎパウダー、塩、こしょうなど)と混ぜ合わせます。
その後、形を整えてフライパンで焼きます。ハンバーガーバンズに挟んで、好みのトッピングと一緒にお楽しみください。

大豆ディップ

大豆を使ったディップは、クリーミーで栄養価も高く人気のある料理です。
茹でた大豆、ギリシャヨーグルト、オリーブオイル、レモン汁、ニンニク、塩、こしょうをブレンダーで混ぜ合わせます。

必要に応じて水を追加して、好みのなめらかさに調整します。チップスや野菜のスティックと一緒にお楽しみください。

世界の大豆レシピ

大豆を工夫して食べている国は、日本だけではありません!世界の様々な地域で、独自の豆料理が食べられています。
日本の豆腐や納豆に飽きてきてしまった・・・もっと他のアレンジが知りたい!といった方は、世界の豆料理を参考にアレンジしてみるのもよいですね!

中国の大豆料理

・麻婆豆腐(マーボードーフ): 辛味噌と香辛料を使ったピリ辛の豆腐料理で、ご飯と一緒に食べられます。

・豆漿(ドウジャン): 大豆から作られる豆乳で、朝食時によく飲まれます。

・豆腐花(ドウフゥファ): 柔らかく滑らかな豆腐プディングで、甘いシロップと一緒に食べるのが一般的です。

インドの大豆料理

・ダール: スパイスで味付けされた豆の煮込み料理で、主にご飯やナンと一緒に食べられます。

・チャナマサラ: スパイスとトマトソースで炒めた大豆(チックピース)の料理で、カレーやロティと一緒に食べられます。

メキシコの大豆料理

・トルティーヤ: 大豆の粉を使って作られる薄いパンで、タコスやエンチラーダの外側の皮として使われます。

・フリホレス: 大豆を煮込んだ料理で、一般的に朝食に食べられます。

スイーツにも大豆!

ここまで、日本や世界各国の様々な大豆の料理法をご紹介してきました。

大豆は、料理だけでなく、スイーツとしても楽しめます。
近年では、大豆スイーツを専門にしたお店も増えてきています。大豆スイーツレシピもぜひお試しください。

大豆アイスクリーム

大豆ミルクをベースにしたヘルシーなアイスクリームも試してみてください。
大豆ミルク、甘味料(メープルシロップや蜂蜜)、バニラエキスを混ぜ合わせ、アイスクリームメーカーで凍らせます。
自家製の大豆アイスクリームは、濃厚でクリーミーな味わいが楽しめます。

大豆プリン

大豆をベースにしたプリンは、ヘルシーでなめらかな食感が特徴です。
大豆ミルクや豆腐を使用して作ることができます。
甘味料やバニラエッセンスを加えて、お好みの風味に調整してお楽しみください。

大豆ブラウニー

大豆粉や豆乳を使用して作るブラウニーは、ふんわりとした食感と豊かな風味が楽しめます。
通常のブラウニーレシピに大豆粉を加えたり、豆乳で液体を置き換えたりすることができます。

渋谷にオープン!大豆スイーツ専門店

渋谷にオープンした『SOYBREAKまめカフェ』は、国産大豆を丸ごと使用した大豆スイーツの専門店です。

大豆を皮まで使用したオリジナルペースト「SOYBASE(ソイベース)」を、ソフトクリームやワッフルなど、ありとあらゆるメニューに使用しています。
ソフトクリームにまで大豆を練りこんだソイソフトは、これからの暑い季節にピッタリです!

【大豆皮まで丸ごとオリジナルペースト「SOYBASE」】

【ソイソフト】

SOYBASEは店頭でも販売しています。なんと水200ccを混ぜてミキサーにかければ、家でもソイリッチの再現ができるそう!

自宅で大豆ペーストを使って色々なレシピを開発するのも楽しそうですね!

SOYBREAKまめcafeの
公式ホームページはこちら

まとめ

いかがでしたか?

すでにたくさんの料理に使われている大豆ですが、現代的な食生活の中で、もっともっと工夫できる余地はありそうですね!今日ご紹介したレシピ、ぜひ試してみてくださいね!

テンポスドットコムでは、厨房機器を販売しています。大量の乾燥大豆を料理する圧力鍋や大豆ペーストと水を混ぜるミキサーにフードプロセッサー、豆腐製造機など、大豆料理に使う機器は、ぜひテンポスでお買い求めください!

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