飲食店経営において、食材の鮮度を保ち、安全な料理を提供するために、冷蔵庫は必要不可欠な設備です。しかし、冷蔵庫にはさまざまな種類があり、それぞれの特徴や使用例を理解しておくことで、より効率的な店舗運営に繋がります。
今回は、飲食店で使用される代表的な冷蔵庫の種類と、それぞれの使用例について詳しく解説していきます。
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(※掲載商品は2025年3月時点の情報です。ご了承ください)

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目次
冷蔵庫・冷凍庫の種類と使用例
縦型冷蔵庫:効率的な食材管理をサポート

縦型冷蔵庫は、飲食店の厨房で最も一般的な冷蔵庫の一つです。
省スペースで設置でき、収納力も高いため、多くの飲食店で重宝されています。
縦型冷蔵庫のメリット
省スペース:縦長の形状なので、限られたスペースにも設置できます。
高い収納力:棚板の数や位置を調整できるため、食材の種類や量に合わせて効率的に収納できます。
優れた冷却性能:扉の開閉による温度変化が少なく、庫内温度を均一に保ちやすいです。
整理しやすい:食材の種類ごとに棚を分けたり、保存容器を活用したりすることで、食材を整理しやすく、取り出しやすくなります。
縦型冷蔵庫のデメリット
奥行きがある:奥に収納した食材を取り出しにくい場合があります。
背の高い食材の収納:背の高い食材を収納する場合、棚板の位置調整が必要です。
縦型冷蔵庫の種類
冷蔵のみ:冷蔵機能のみを備えた一般的な縦型冷蔵庫です。
冷凍のみ:冷凍機能のみを備えた縦型冷凍庫です。
冷凍冷蔵:冷凍機能と冷蔵機能を両方備えた縦型冷凍冷蔵庫です。
多機能型:温度帯を複数設定できるものや、湿度管理機能付きのものなど、多機能な縦型冷蔵庫もあります。
縦型冷蔵庫の選び方
容量:店舗の規模や食材の量に合わせて、適切な容量を選びましょう。
扉の数:扉の数が多いほど、開閉時の温度変化を抑えられます。
冷却方式:直冷式、ファン式、ハイブリッド式など、冷却方式によって特徴が異なります。
省エネ性能:長時間稼働させるため、省エネ性能の高い製品を選びましょう。
付加機能: 自動霜取り機能や、庫内灯、鍵付きなど、便利な付加機能も確認しましょう。
縦型冷蔵庫の使用例
食材のストック:肉、魚、野菜、乳製品など、さまざまな食材のストックに利用できます。
仕込み済み食材の保管: 調理済みの食材や、仕込み途中の食材を保管するのに適しています。
飲料の冷却:ドリンクやデザートなどを冷やして提供する際に利用できます。
縦型冷蔵庫の注意点
詰めすぎに注意:食材を詰めすぎると、冷気の循環が悪くなり、冷却効率が低下します。
定期的な清掃:庫内を定期的に清掃し、清潔な状態を保ちましょう。
扉の開閉時間:扉の開閉時間を短くすることで、温度変化を最小限に抑えられます。
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横型冷蔵庫(コールドテーブル):作業効率を向上させる万能冷蔵庫

横型冷蔵庫、通称コールドテーブルは、天板を作業台として利用できる冷蔵庫です。
限られた厨房スペースを有効活用できるため、多くの飲食店で導入されています。
横型冷蔵庫(コールドテーブル)のメリット
作業スペースの有効活用:天板を作業台として利用できるため、調理スペースを確保できます。
作業効率の向上:調理中の食材を一時的に保管したり、盛り付け作業を行ったりするのに便利です。
省スペース:カウンター下や調理台の下に設置できるため、スペースを有効活用できます。
多様な用途:調理中の食材保管、ドリンク提供、盛り付けなど、さまざまな用途に利用できます。
横型冷蔵庫(コールドテーブル)のデメリット
収納力:縦型冷蔵庫に比べて収納力が劣る場合があります。
高さ:低い位置に設置するため、奥の食材を取り出しにくい場合があります。
横型冷蔵庫(コールドテーブル)の種類
冷蔵のみ:冷蔵機能のみを備えた一般的な横型冷蔵庫です。
冷凍のみ:冷凍機能のみを備えた横型冷凍庫です。
冷凍冷蔵:冷凍機能と冷蔵機能を両方備えた横型冷凍冷蔵庫です。
ドロワータイプ:引き出し式の収納を備えたタイプで、食材を整理しやすく、取り出しやすいです。
サンドイッチテーブル:天板にホテルパンを埋め込めるタイプで、サンドイッチやピザの調理に便利です。
横型冷蔵庫(コールドテーブル)の選び方
サイズ:設置場所や作業スペースに合わせて、適切なサイズを選びましょう。
容量:収納する食材の量に合わせて、適切な容量を選びましょう。
冷却方式:直冷式、ファン式、ハイブリッド式など、冷却方式によって特徴が異なります。
扉の数:扉の数が多いほど、開閉時の温度変化を抑えられます。
付加機能:自動霜取り機能や、庫内灯、鍵付きなど、便利な付加機能も確認しましょう。
横型冷蔵庫(コールドテーブル)の使用例
調理中の食材保管:調理中の食材や、仕込み途中の食材を一時的に保管するのに利用できます。
ドリンク提供:カウンター下に設置して、ドリンクやデザートなどを冷やして提供するのに利用できます。
盛り付け作業:天板を作業台として利用し、サラダやデザートの盛り付け作業を行うのに利用できます。
横型冷蔵庫(コールドテーブル)の注意点
天板の耐荷重:天板に重いものを載せすぎると、故障の原因になることがあります。
定期的な清掃:庫内や天板を定期的に清掃し、清潔な状態を保ちましょう。
扉の開閉時間:扉の開閉時間を短くすることで、温度変化を最小限に抑えられます。
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冷凍冷蔵庫:一台二役の万能冷蔵庫
冷凍冷蔵庫は、冷凍機能と冷蔵機能の両方を備えた冷蔵庫です。
冷凍食材と冷蔵食材の両方を扱う飲食店にとって、非常に便利な冷蔵庫と言えるでしょう。
冷凍冷蔵庫のメリット
一台二役:冷凍スペースと冷蔵スペースの両方を備えているため、一台で二役をこなせます。
省スペース:冷凍庫と冷蔵庫を別々に設置する必要がないため、スペースを有効活用できます。
温度管理:冷凍スペースと冷蔵スペースの温度を個別に管理できるため、食材に合わせて最適な温度で保管できます。
多様な用途:冷凍食材の保管、冷蔵食材の保管、仕込み済み食材の保管など、さまざまな用途に利用できます。
冷凍冷蔵庫のデメリット
容量:冷凍スペースと冷蔵スペースを合わせた容量になるため、それぞれのスペースが単独の冷蔵庫や冷凍庫に比べて小さくなる場合があります。
価格:一般的に、単独の冷蔵庫や冷凍庫よりも価格が高くなる傾向があります。
冷凍冷蔵庫の種類
縦型冷凍冷蔵庫:縦長の形状をした冷凍冷蔵庫です。省スペースで設置できるため、多くの飲食店で利用されています。
横型冷凍冷蔵庫(コールドテーブル):天板を作業台として利用できる冷凍冷蔵庫です。調理スペースを有効活用できます。
多機能型冷凍冷蔵庫:温度帯を複数設定できるものや、湿度管理機能付きのものなど、多機能な冷凍冷蔵庫もあります。
冷凍冷蔵庫の選び方
容量:店舗の規模や食材の量に合わせて、適切な容量を選びましょう。
冷凍スペースと冷蔵スペースの割合:取り扱う冷凍食材と冷蔵食材の割合に合わせて、適切な割合を選びましょう。
冷却方式:直冷式、ファン式、ハイブリッド式など、冷却方式によって特徴が異なります。
扉の数:扉の数が多いほど、開閉時の温度変化を抑えられます。
省エネ性能:長時間稼働させるため、省エネ性能の高い製品を選びましょう。
付加機能:自動霜取り機能や、庫内灯、鍵付きなど、便利な付加機能も確認しましょう。
冷凍冷蔵庫の使用例
冷凍食材と冷蔵食材の両方を扱う店舗:冷凍食材と冷蔵食材をまとめて保管できるため、効率的な食材管理が可能です。
食材の大量ストック:冷凍スペースと冷蔵スペースを合わせて、食材を大量にストックできます。
冷凍、冷蔵を一時的に切り替えたい場合:温度帯を切り替えられる多機能型冷凍冷蔵庫を利用すれば、柔軟な食材管理が可能です。
冷凍冷蔵庫の注意点
詰めすぎに注意:食材を詰めすぎると、冷気の循環が悪くなり、冷却効率が低下します。
定期的な清掃:庫内を定期的に清掃し、清潔な状態を保ちましょう。
扉の開閉時間:扉の開閉時間を短くすることで、温度変化を最小限に抑えられます。
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冷凍ストッカー:冷凍食材の大量保管に最適
冷凍ストッカーは、冷凍食材の保管に特化した冷蔵庫です。
冷凍能力が高く、収納力も優れているため、冷凍食材を大量に扱う飲食店に最適です。
冷凍ストッカーのメリット
高い冷凍能力:冷凍能力が高く、食材を冷凍できるため、鮮度を保ちやすいです。
高い収納力:大容量のものが多く、冷凍食材を大量に保管できます。
優れた保冷性能:扉の開閉による温度変化が少なく、庫内温度を安定して保てます。
省エネ性能:扉の開閉が少ないため、省エネ性能が高いものが多いです。
冷凍ストッカーのデメリット
設置スペース:大容量のものが多いため、設置スペースが必要です。
整理:冷凍ストッカーは、上開きのタイプが多く、食材を整理して収納するのが難しい場合があります。
霜取り:直冷式のものは、定期的な霜取りが必要です。
冷凍ストッカーの種類
上開きタイプ:上から食材を出し入れするタイプで、大容量のものが多く、冷凍食材を大量に保管するのに適しています。
前開きタイプ:前から食材を出し入れするタイプで、整理しやすく、食材を取り出しやすいです。
引き出しタイプ:引き出し式の収納を備えたタイプで、食材を整理しやすく、取り出しやすいです。
冷凍ストッカーの選び方
容量:保管する冷凍食材の量に合わせて、適切な容量を選びましょう。
冷却方式:直冷式、ファン式など、冷却方式によって特徴が異なります。
扉のタイプ:上開き、前開き、引き出しなど、扉のタイプによって使い勝手が異なります。
付加機能:自動霜取り機能や、急速冷凍機能、鍵付きなど、便利な付加機能も確認しましょう。
冷凍ストッカーの使用例
冷凍食材の大量ストック:冷凍食材を大量に仕入れる飲食店に最適です。
アイスクリームや冷凍デザートの保管:アイスクリームや冷凍デザートを販売する飲食店に最適です。
冷凍食材を多く使う店舗:冷凍食材を多く使うラーメン店や冷凍食品を販売するお店などに最適です。
冷凍ストッカーの注意点
詰めすぎに注意:食材を詰めすぎると、冷気の循環が悪くなり、冷却効率が低下します。
定期的な清掃:庫内を定期的に清掃し、清潔な状態を保ちましょう。
霜取り:直冷式のものは、定期的な霜取りが必要です。
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リーチイン冷蔵庫・冷凍庫:食材のディスプレイと保管を両立

リーチイン冷蔵庫・冷凍庫は、ガラス扉で庫内が見える冷蔵庫・冷凍庫です。
食材のディスプレイと保管を両立できるため、飲食店だけでなく、スーパーやコンビニなどでも広く利用されています。
リーチイン冷蔵庫・冷凍庫のメリット
視認性の高さ:ガラス扉なので、庫内の食材が一目で分かり、取り出しやすいです。
ディスプレイ効果:食材を美しく陳列することで、お客様の購買意欲を高めることができます。
温度管理:扉を閉めることで、庫内温度を一定に保ちやすく、食材の鮮度を維持できます。
多様な用途:ドリンクやデザートの陳列、食材のディスプレイ、仕込み済み食材の保管など、さまざまな用途に利用できます。
リーチイン冷蔵庫・冷凍庫のデメリット
価格:一般的な冷蔵庫・冷凍庫に比べて、価格が高くなる傾向があります。
設置スペース:ガラス扉のため、扉の開閉スペースを考慮する必要があります。
結露:庫内と外気の温度差が大きい場合、ガラス扉に結露が発生することがあります。
リーチイン冷蔵庫・冷凍庫の種類
冷蔵のみ:冷蔵機能のみを備えたリーチイン冷蔵庫です。
冷凍のみ:冷凍機能のみを備えたリーチイン冷凍庫です。
冷凍冷蔵:冷凍機能と冷蔵機能を両方備えたリーチイン冷凍冷蔵庫です。
扉のタイプ:片開き、両開き、引き戸など、扉のタイプによって使い勝手が異なります。
扉の素材:ガラス扉だけでなく、断熱性の高いペアガラスや、紫外線カット機能付きのガラス扉などもあります。
リーチイン冷蔵庫・冷凍庫の選び方
容量:陳列・保管する食材の量に合わせて、適切な容量を選びましょう。
扉のタイプ:設置場所や使い勝手に合わせて、扉のタイプを選びましょう。
冷却方式:直冷式、ファン式など、冷却方式によって特徴が異なります。
省エネ性能:長時間稼働させるため、省エネ性能の高い製品を選びましょう。
付加機能:照明、温度表示、鍵付きなど、便利な付加機能も確認しましょう。
リーチイン冷蔵庫・冷凍庫の使用例
ドリンクやデザートの陳列:お客様に見える場所に設置し、購買意欲を高めます。
食材のディスプレイ:新鮮な食材やこだわりの食材をディスプレイし、店の魅力をアピールします。
仕込み済み食材の保管:調理済みの食材や、仕込み途中の食材を保管し、作業効率を高めます。
リーチイン冷蔵庫・冷凍庫の注意点
定期的な清掃:ガラス扉や庫内を定期的に清掃し、清潔な状態を保ちましょう。
結露対策:結露が発生しやすい場合は、除湿器を設置したり、扉の開閉回数を減らしたりしましょう。
温度管理:庫内温度を常に確認し、食材の鮮度を維持しましょう。
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まとめ
冷蔵庫は、飲食店の業態や規模、取り扱う食材によって、最適な種類が異なります。それぞれの特徴や使用例を参考に、自店舗に合った冷蔵庫を選び、食材の鮮度を保ち、安全な料理を提供しましょう。
テンポスでは上記で紹介した以外にもさまざまな冷蔵庫、冷凍庫を取り揃えております。
また、その他業務用調理機器、調理用品、食器や家具など多数扱っておりますので是非ご覧になって下さい。
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