【飲食ニュース】ランチ/ディナー共にストレスを感じる待ち時間トップは「10〜15分未満」!飲食店での待ち時間にストレスを感じさせない有効な手段とは?

飲食ニュース

飲食店DXを推進するロボティクスソリューションカンパニーである株式会社DFA Roboticsは、週に3回以上外食する20代〜50代の男女109名を対象にアンケート調査を実施しました。

調査結果と共に飲食店に入店してから着席までの待ち時間によるストレスと、その対策について「飲食店の待ち時間に関する意識調査レポート」を発表しました。

飲食店の待ち時間に関する意識調査レポート

出典:株式会社DFA Robotics

1:総括

今回のアンケート調査により、週に3回以上外食する20代〜50代の男女109名に、飲食店に入店してから着席までの待ち時間によるストレスについて質問したところ、ランチ時、ディナー時ともにストレスを感じる待ち時間トップは「10〜15分未満」ということがわかりました。

また、待ち時間の長さが原因で、2度目の来店を辞めた経験がある人は約8割にあたる76.1%にのぼり、そのうち49.4%が「15分未満」の待ち時間で再訪を見送ると回答しています。

さらに、飲食店の待ち時間でストレスを感じる場面では「待ち時間がわからないまま待たされる」が60.6%で最も多く、次いで「待っている間に他の客が先に案内される」(43.1%)や「食べ終わった後の空席があるのに片付けがされず待たされる」(41.3%)が挙げられました。

最後に、待ち時間のストレスを感じにくくなる対応としては「店員から待ち時間があとどれくらいか具体的に伝えてもらう」(45.9%)や「フリーWi-Fiがある」(43.1%)などが上位になり、残りの待ち時間を把握できることや、時間を潰せる環境の提供がストレス軽減に繋がることが明らかになりました。

いよいよ夏休みシーズンに突入しますが、イベントや催しの開催、旅行客の増加により、飲食店は普段よりも客足が増えることが予想されます。わずか10〜15分未満の待ち時間ですらもストレスに繋がり、再訪率にも大きな影響を与えるため、待ち時間の削減は飲食店にとって喫緊の課題です。

効率的な店舗運営を実現する手段の1つに「配膳ロボット」が挙げられます。片付けを迅速に行えるロボットの導入によりホールスタッフの負担を軽減することは、席回転率の向上や待ち時間の削減、さらにはお客様の待ち時間でのストレスの軽減にも繋がります。飲食店の経営課題を解決する鍵として、配膳ロボットへの関心は今後ますます高まるでしょう。

2:調査アンケート|飲食店でストレスを感じる待ち時間の長さ

2-1)ランチ時

「ランチ時に、入店してから着席するまで、何分以上待つとストレスに感じるか?」という質問に対し「10〜15分未満」が最も多い結果になりました。

出典:株式会社DFA Robotics

2-2)ディナー時

また、「ディナー時に、入店してから着席するまで、何分以上待つとストレスに感じるか?」という質問に対しても、「10〜15分未満」が最も多い結果になりました。

出典:株式会社DFA Robotics

3:調査アンケート|待ち時間の長さが再訪に与える影響

「飲食店での入店から着席までの待ち時間の長さが原因で、2度目の来店を辞めた経験はあるか?」という質問に対し、「ある」が76.1%、「ない」が23.9%という回答となりました。

出典:株式会社DFA Robotics

出典:株式会社DFA Robotics

また、「ある」と回答した方に、「飲食店への入店から着席まで何分以上待たされると、2度目の来店を辞めようと思うか?」と質問したところ、「10分〜15分未満」が34.9%、「20分~25分未満」が16.9%、「5分~10分未満」が14.5%という回答となりました。

これらの回答から、約8割にあたる76.1%が、待ち時間の長さが原因で2度目の来店をやめており、そのうち49.4%が、「15分未満」の待ち時間でも再訪を見送ると考えていることが分かりました。

4:調査アンケート|飲食店の待ち時間でストレスを感じる場面

「飲食店で入店から着席するまで待っている間に、どんな場面でストレスを感じるか?」という質問に対し、「待ち時間がわからないまま待たされる」が60.6%、「待っている間に他の客が先に案内される」が43.1%、「食べ終わった後の空席があるのに片付けがされず待たされる」が41.3%という回答となりました。

出典:株式会社DFA Robotics

また、「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「飲食店で並んでいる間に最もストレスに感じる場面を自由に教えてください。」と質問したところ、「並んでいる順番がわからない。」や「明らかに席は空いているのに、呼ばれないこと。」などの回答がありました。

<Q6:自由回答・一部抜粋>
・「明らかに席は空いているのに、呼ばれないこと。」(53歳)
・「後から来た人が先に案内される。」(57歳)
・「並んでいる順番がわからない。」(54歳)
・「FreeWifi がない。」(54歳)
・「店員の態度。」(53歳)
・「気温が暑い。」(43歳)
・「他に待っている客の話し声がうるさい。」(44歳)
これらの回答から、「待ち時間がわからないまま待たされる」ことにストレスを感じる人が多いことが明らかになりました。

5:調査アンケート|待ち時間のストレスを感じにくくなる対応

「待ち時間が長い場合、どのような対応があればストレスを感じにくくなるか?」という質問に対し、「店員から待ち時間があとどれくらいか具体的に伝えてもらう」が45.9%、「フリーWi-Fiがある」が43.1%、「待ち時間の予測表示がある」が38.5%という回答となりました。

また、「その他」の回答者に自由回答を求めたところ、「席の準備ができたら、スマホに連絡がはいる。これなら店外で待てる。」といった意見もあり、待ち時間のストレス対策としてITツールの導入も一つの手だと考えられます。

<Q7:自由回答・一部抜粋>
・その他:0.9
「席の準備ができたら、スマホに連絡がはいる。これなら店外で待てる。」(54歳)
さらに、「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「ストレスを感じにくくなると思う対応を自由に教えてください。」と質問したところ、「店舗オリジナルの動画が見れるパネルを設置する。」や「水かお茶を出してくれる。」などの回答がありました。

<Q8:自由回答・一部抜粋>
・「店員さんとのコミュニケーション。」(55歳)
・「冷房を強めにする。」(43歳)
・「店舗オリジナルの動画が見れるパネルを設置する。」(44歳)
・「予約制にする。」(44歳)
・「水かお茶を出してくれる。」(40歳)
・「座る場所がしっかりと確保されていると助かります。」(34歳)
これらの回答から、具体的な待ち時間を知らせてくれる配慮や、待ち時間を快適に過ごすための環境が整備されていることで、待ち時間のストレスが軽減されるという結果となりました。

まとめ

■調査概要
調査名称:飲食店の待ち時間に関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年7月5日〜同年7月8日
有効回答:週に3回以上外食する20代〜50代の男女109名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
株式会社DFA Robotics 
URL:https://dfarobotics.com/

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