メロンには様々な種類がありますが、プリンセスニーナという名前のメロンをご存知でしょうか?
アールスメロン(いわゆるマスクメロン)よりも甘味が強いと言われるメロンなんです。
目次
プリンセスニーナとは
プリンセスニーナは温室のなかで、プリンセスのように守り育てるアールスメロン(いわゆるマスクメロン)です。
別名「海に愛されたメロン」や「ミネラルメロン」とも呼ばれ、高知県土佐市の仁淀川の本流から取水して濾過した水と、室戸海洋深層水ミネラル液を薄めて栽培されたメロンです。
西日本最高峰の石鎚山系に源流をもち、その豊かな森が育んだ清流仁淀川は、全国トップの水質を誇ります。
この水質の良い水と、伝統と熟練の栽培技術に加えて、室戸海洋深層水から抽出したミネラル成分を存分に吸わせることで、他のメロンとは異なり果肉にもミネラルを多く含みます。
口に入れた瞬間、まろやかな深い甘みと濃縮された旨味が広がるのがプリンセスニーナなのです。
糖度や果肉、ルックスなどは 出荷時にガイドラインに沿って精査し、すべてにおいて極上のメロンだけが、「プリンセスニーナ」に選ばれます。
従来のアールスメロン(いわゆるマスクメロン)よりも、まろやかで気品に満ちた甘みが色濃く結晶しているのが、メロンのプリンセスと言われる所以です。
ミネラルメロン プリンセスニーナを育てる海洋深層水のこと
海洋深層水とは、表面海水の下をゆっくり流れ、約2000年かけて地球を巡っている海水のことです。
プリンセスニーナの栽培に使用する室戸海洋深層水は、高知県の室戸岬沖合い約3km、水深約370mから汲み上げています。
太陽光の届かないエリアにあるため、清浄性はもちろん、光合成など植物の生長に必要な無機栄養塩が豊富で、微量元素がバランスよく含まれているのが特徴です。
プリンセスニーナの栽培方法
プリンセスニーナは温室のなかで、プリンセスのように守り育てるアールスメロンです。
良質な種から始まる
プリンセスニーナのタネは米粒ほどしかない小さな種。
そんな小さな種に深い愛情を注ぎ、注意深く育てることで大切な苗の時期から見守り、栽培します。
良い受粉
受粉は温室内に放したハチと、人の手も使用して丁寧に行われます。しっかりした受粉こそ、メロンの価値に直結するからです。
受粉後2日で、大きなドングリほどに成長します。10~15日は果実の肥大が最も盛んになります。
再生して気品あふれる姿に
水分管理によって表面にひび割れを生じさせます。
やがて、まわりに美しいネットが張り巡らされていきます。
大量に水を与えると果実が割れてしまったりと、この段階が、最も栽培技術を要します。
一つの苗に一玉ずつ
プリンセスニーナは、一本の苗に一玉だけしか実らせません。
すべての栄養と愛情が、この一玉に注がれるのです。失敗が許されず、収穫まで緊張の連続です。
収穫の15〜20日ほど前から、保護カバーを掛け、肌の色を白く保つためと、実が熟れすぎないようにします。
収穫
収穫前に、糖度やミネラル成分を測定し基準値に達しているか、確認をします。もちろん、出荷前には生産者が一玉一玉を厳しくチェック。そして出荷場では検査を行い出荷します。
プリンセスニーナの特徴は?
しっとりと甘く上品な香りと、繊細な果肉に、輝く果汁がたっぷりのプリンセスニーナ。
まろやかなうまみがあり、メロンが苦手な人もおいしく食べられるかもしれません。また、食後ピリピリするのが少ないのも特徴です。
「食べごろ」は、常温で保存し、追熟させてアンテナ(T字型の蔓)の両側が少し乾き、おしりが少しやわらかくなってきた頃。「硬め」の果肉がお好きな場合は少し早く。また「軟らかめ」の果肉の場合は少しおいてからお楽しみください。あまり冷やし過ぎると、独特の香りを感じにくくなってしまうので注意が必要です。
食べる3〜4時間ほど前に冷やすか、既に冷蔵庫にある場合は食べる少し前に冷蔵庫から出しておくと甘みが感じやすく、独特の香りも楽しめる頃合いです。
どこで買えるの?
スーパーではみかけないプリンセスニーナは、通販で手にいれるのがベスト。
通販では、旬の時期になる前から予約を受け付けているところも多くあります。
絶対に食べたい方は、予約がおすすめです。
まとめ
通販サイト「あさくまファーム」では、旬のフルーツを予約販売しております。
フルーツは意外と量が多く家に持って帰るのが大変なもの。
食べたいなと思ったら時期を逃してしまうことも。
好きなフルーツは通販サイトの予約販売を上手に活用して楽しみませんか。