近年、密かに人気を集めつつあるネパール料理。
韓国料理や台湾料理、インド料理がトレンドになりましたが、次のブームは「ネパール料理」になるではないかと言われています。
今回は「ネパール料理」の魅力やインド料理との違いについて徹底分析します。
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目次
ネパール料理が流行る理由
近年、韓国料理やインド料理など海外の料理を取り扱う店舗が増えてきております。
ここでは次にネパール料理が流行ると言われている理由について詳しく解説していきます。
インド料理との違い
ネパール料理=インド料理と思っている方も多いのではないでしょうか。
実はネパール料理とインド料理とでは違う点があります。
一番の違いは主食です。インド料理と言えば「ナン」をイメージする人が多いかと思います。
一方で、ネパール料理の主食を知っていますでしょうか。インド料理と一緒で「ナン」だと思っている人もいるのではないでしょうか。
実はネパール料理の主食は日本と同じ「米」になります。ネパールではインディカ米という米を使っており、粒が長くサラサラした触感が特徴です。
詳しいネパール料理については下の「代表的なネパール料理」で紹介していきます。
在日ネパール人の急増
近年、在日外国人が急増しています。
2000年の在日外国人は約170万人、その内、在日ネパール人は3,500人程度でした。
その後、政府の方針や国際結婚が増えたことから、在日外国人が増加しており、
2020年の在日外国人は300万人近くになりました。
また、在日ネパール人も約95,000人と2000年から30倍近く増えており、
在日外国人の数は中国、韓国、ベトナム、フィリピン、ブラジルに続き6番目になっています。
ネパール人の増加はネパール料理店が多くなる理由にも結びつくかと思います。
ちなみに在日インド人の数は上位10か国に含まれておらず、現在日本でよく見かけるインド料理屋もネパール人が運営していることが多いようです。
出入国在留管理庁|令和2年6月末における在留外国人数について
食の多様化
近年、多様化やグローバル化という言葉を聞く機会も増えたのではないでしょうか。
インバウンドの増加から様々なところで多様化が進んでいます。その中の1つが食の多様化です。
肉や魚を摂らないベジタリアンや豚やアルコールなどを禁止するムスリム(ハラル)など食の規制をする人が増え、「食」への配慮が求められるようになりました。
一方で、在日外国人の増加やインバウンドなどの影響から、様々な国の料理が食べられるお店を出店する人も多くいます。アジア料理は在日外国人や訪日外国人だけでなく、日本人の舌にもマッチしているため、人気になる可能性は高いと言えます。
さらにネパール料理は野菜や豆が中心に作られているため、ヴィーガンや健康志向の人からの共感も得やすく、インド料理や韓国料理などに続くトレンドになる可能性があります。
代表的なネパール料理
みなさん、ネパール料理と聞いて思い浮かぶ料理はありますでしょうか。
もしかすると、あまり思い浮かぶ料理がない人が多いかもしれません。
ここではネパール料理についてあまり知らない人のために、代表的なネパール料理を5つに厳選し、紹介していきます。
ダルバート
ダルバートはネパールを代表する国民食です。
そもそもなぜダルバートという名前なのかご存知でしょうか。
実はダル(豆スープ)とバート(米飯)の合成語と言われております。
上記の2つに加え、タルカリ(カレー味の野菜などのおかず)、アツァール(漬物)の2つを加えた4つがセットになった料理のことをダルバートといいます。
日本でいう、定食をイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。
ダルバートは豆や野菜が豊富に使われているため、健康的な食であり、健康意識が高い女性を中心に密かな人気があります。
アルタマ
アルタマは発酵したタケノコのスープのことです。
アル(じゃがいも)とタマ(タケノコ)、豆類が入っており、カレー味で味付けをしてあります。
ネワール族のパーティー料理として有名であり、比較的優しい酸味で食べやすい料理です。
ギャコック
ギャコックはネパールの鍋料理です。
野菜や肉、春雨などが入っており、日本人好みの味になっています。
日本でいう寄せ鍋に似ている料理です。
新メニューとして、作ってみてください。
チョウミン
チョウミンはネパールやインドなどで食べられる麺料理です。
日本でいう、焼きそばのようなものがチョウミンです。
主に、チキンやキノコ、玉ねぎ、パプリカなどの食材を入れることが一般的です。
味付けは様々なスパイスを使っており、カレー風味なのが特徴です。
カレー等に比べて辛さは控えめなため、辛いのが苦手な人も食べられる料理になっています。
家族連れのお客様、辛い物が食べられないお客様の来店にも繋げることができるため、一度作ってみてください。
ズーズーダウ
ズーズーダウはネパールのバクタプルという地域で有名なヨーグルトのことです。
ズーズーは「王様」、ダウは「ヨーグルト」という意味で、「ヨーグルトの王様」と呼ばれています。水牛のミルクと砂糖を使って作られています。
高級モッツアレラチーズにも使われている水牛を使っており、とても上品かつクリーミーな味わいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
在日外国人の増加やインバウンドの増加、食の多様化などの観点から今後ネパール料理がブームになる日もそう遠くないかもしれません。
ネパール料理を取り入れ、食の選択肢を広げていきましょう。
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