前回に引き続き、facebookやX(旧Twitter)でご紹介している、IT関連の新着ニュースについて飲食店の方にも関わりがありそうなものを、アレンジをしてお送りします。
目次
予期せぬ事態の対応
約4900mの高度から落下したiPhoneが無傷で発見されました。このiPhoneは、飛行機の非常ドアが開き、急減圧で機外に吸い出された後、見つかりました。発見者は、iPhoneがきれいで傷もなく、画面ロックも掛かっていなかったと証言しています。
この耐久性の高さは、飲食店経営においても重要な教訓を提供しています。店舗運営においては、予期せぬ状況にも耐えうる頑丈な設備や道具の選択が重要です。また、この出来事は、事故やトラブルに直面した際の迅速な対応の重要性も示しています。
飲食店経営では、このような予期せぬ事態に備え、常に準備を整えておく必要があります。耐久性の高い設備選びと、緊急時の対応計画の準備は、ビジネスの成功に不可欠な要素です。
Xで新たなサービス
Xは、2024年に個人間送金に対応すると発表しました。ユーザーの利便性を向上させ、新たなコマースの機会を開放することを目指しています。
送金などの金融サービスは法規制などのハードルがありますが、具体的な提供地域や詳細はまだ明らかにされていません。
Xは、アプリを超えて、すべての体験をシームレスに統合する「全部入りアプリ」を目指しています。2023年にはビデオ対応を強化し、音声通話やビデオ通話などの新機能を追加しました。また、求人サービス「X Hiring」やAIアシスタント「Grok」も展開しています。
飲食店オーナーにとって、このような新しい送金サービスは、顧客との取引を簡素化し、ビジネスの効率化に貢献する可能性があります。特に、デジタル決済の普及が進む中、このようなイノベーションは店舗運営に新たな機会をもたらすことでしょう。
米IT大手企業
マイクロソフトが時価総額でアップルを抜き、約2年ぶりに世界首位に返り咲きました。
マイクロソフトの株価は1%上昇し、時価総額は約419兆円に達しました。一方、アップルは0.2%上昇し、時価総額は約418兆円です。
マイクロソフトはAI分野での明確なロードマップを描き、収益拡大を実行しています。
飲食店オーナーにとって、このニュースはテクノロジーの進化と市場の動向を理解する重要性を示しています。特にAI技術の進展は、将来的に飲食業界にも影響を及ぼす可能性があり、新しいビジネスチャンスや効率化の機会を提供するかもしれません。また、大手企業の市場動向は経済全体の健全性を反映しており、ビジネス戦略を考える上での重要な指標となり得ます。
徳島県の公式X凍結
徳島県庁の公式Xアカウントが凍結されたというニュースは、飲食店オーナーにとっても重要な教訓を含んでいます。
この事例は、SNSの不確実性と、ビジネスにおけるデジタルコミュニケーションの脆弱性を示しています。飲食店オーナーは、SNSを利用する際には、アカウントのセキュリティ管理に注意を払い、予期せぬアカウントの凍結や問題に備える必要があります。
また、SNSだけに依存せず、ウェブサイトやメールリストなど、他のコミュニケーション手段を確保しておくことも重要です。このような事態に備えて、多様なマーケティング戦略を持つことは、ビジネスの持続可能性を高めるために不可欠です。
日本・中国・韓国 AIの利用
「日中韓経営者アンケート」によると、中国の経営者の3割が生成AIの活用で新製品開発を目指しています。日中韓の9割以上がAIを業務に活用し、特に中国の大手企業は独自のAIモデルを開発しています。
飲食業界もこの流れに乗り遅れてはいけません。AIは業務効率化や新サービス開発に役立ち、競争力を高めます。中国企業は約8割がデジタル投資を増やす計画で、韓国もAI分野の強化を目指しています。日本企業も、AIの活用を積極的に検討し、業界の変革に対応する必要があるでしょう。
芥川賞
芥川賞を受賞した九段理江さんの作品「東京都同情塔」は、AI技術を活用して書かれたことが特徴です。九段さんは、生成AIを約5%使用し、創造性を発揮しながらAIとの付き合い方を模索しています。
飲食店オーナーにとって、この事例はAI技術をビジネスに取り入れるヒントを提供します。AIを活用してメニュー開発、顧客対応、マーケティング戦略などを効率化し、創造的なアプローチを取ることが可能です。また、AIを使ったデータ分析により、顧客の嗜好や行動パターンを理解し、サービスの質を向上させることもできます。
九段さんのように、AIとのバランスを見つけながら、飲食業における新しい可能性を探ることが重要です。
Google 新機能検索
Googleが新しい検索機能「かこって検索」を一部のAndroid端末で提供開始しました。この機能は、画面上の調べたい部分を丸く囲むだけで検索が可能です。
飲食店オーナーにとって、この機能はメニュー開発や市場調査に役立ちます。例えば、料理の画像を囲んで素早く情報を得ることができ、新しいレシピのアイデアや食材の情報収集に活用できます。また、競合他社のメニューやプロモーション活動に関する情報も簡単に検索できます。
このように「かこって検索」は、飲食店経営における情報収集の効率化に大きく貢献する可能性があります。
缶酎ハイ開発に生成AI
サッポロビールは、AI技術を活用して低アルコール飲料の香味レシピを作成する商品開発システムのテスト運用を開始しました。このシステムは、マーケティング部門が立案した商品コンセプトに合致する香味を実現するための香料や配合をAIを用いて導き出します。
この取り組みにより、レシピの検討時間が従来の50%以下に削減され、新しい味作りや創造性のある商品レシピの開発が期待されています。
飲食店オーナーにとって、この事例はAI技術を活用することで、メニュー開発や商品イノベーションを効率化し、競争力を高めることができることを示しています。
AIを利用することで、従来の手法では思いつかないような新しい料理やドリンクのレシピを開発することが可能になります。また、顧客の好みや市場のトレンドに合わせたメニューの最適化も実現できるでしょう。このように、AI技術は飲食業界においても大きな可能性を秘めています。
地方創生、RPGで攻略
ロールプレイングゲーム(RPG)を地方創生の手段として活用する動きがあります。これらのゲームは、地域の観光名所や特産品を取り入れ、ファンタジーの世界と実在の地域を組み合わせています。
飲食店オーナーは、このようなゲームを活用して店舗や地域の魅力をPRすることができます。例えば、ゲーム内で店舗や料理が登場することで、新たな顧客層を引き付けることが可能です。また、地域全体の活性化に貢献し、観光客の増加につながる可能性もあります。
SNSの偽情報対策
政府は、能登半島地震に関連してSNS上で拡散された偽情報や誤情報に対処するため、信頼性の確保につながる技術開発を支援する方針を固めました。
この対策には、発信者情報を電子的に付与する「オリジネーター・プロファイル」技術の開発が含まれています。この技術は、インターネット上の記事や広告に第三者機関が認証した発信者情報を付与し、利用者が信頼性を確認できるようにするものです。
飲食店オーナーにとって、このニュースは、SNSやオンラインプラットフォーム上での情報の信頼性を確保する重要性を示しています。
特に、災害時や緊急時には、誤った情報が拡散されやすいため、正確な情報を提供し、顧客との信頼関係を維持することが重要です。また、オンラインでのプロモーションや情報発信を行う際には、信頼性の高い情報源を利用し、誤解を招くような情報の拡散を避ける必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
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