食品ロス、当たり前になっていませんか?売上にも環境にも良い「ロス削減」を取り入れよう!

外食トレンド


飲食店経営をしている皆様、「食品ロス削減」という観点を見逃していませんか?

一見ただの環境問題解決のように聞こえますが、上手く利用すれば店舗の知名度、印象、売上アップに繋がるチャンスに変わります。

見逃していた方は要チェックです!

食品ロスの実態

まずは食品ロスの実態について説明いたします。

「SDGs」という言葉を聞いたことはありませんか?
これは2015年に国連で取り決めた、よりよい世界を目指す国際的な目標です。この内の「12.つくる責任つかう責任」でも食品ロス削減について明記されています。
それほど世界でも注目している環境問題なのです。

食品ロス数

では実際どれほどの食品ロスがあるのでしょうか。

農林水産省の集計によると、平成30年度の国内での食品ロスは年間600万トン、国民一人当たり約48キロにも及ぶといわれています。

その内店舗など事業系の食品ロスは324万トンと、全体の半数以上を占めています。
これほどの食品が廃棄されているという事実は驚きですよね。

食品ロスに関する法律

実は、日本には食品ロスに関する法律があります。


それは、「食品ロスの削減の推進に関する法律」 (令和元年法律第19号)です。
こちら消費者庁がホームページに掲載しているPDFですので、興味のある方はご覧ください。

まだ食べることができる食品が日常的に廃棄されているという事に対して、もっと真摯に取り組むべき課題であるというような内容が明記されています。

このように、国内でもより意識を高く持ち、食品ロスの削減に意識を向けるべきなのです。

食品ロスを削減するメリット

ここまで世界の目標や法律に関することを見てきましたが、食品ロスを削減するメリットは環境問題に貢献できるだけではありません。
実際に飲食店を運営するにあたっても、メリットばかりなのです。

売上が上がる

食品ロス削減の最大のメリットは、売上アップにつながるということです。
食品ロスの見直しをすることで、破棄してしまう食材の仕入れ料が削減できるためです。
食材の発注をするときから意識をして行いましょう。

社会にアピールができる

さらに、社会的なアピールができることもメリットです。

世間に対して、食品ロス削減、SGDsの取り組みを積極的行っている店だとアピールをすることができます。

これはただの自慢話ではなく、立派な店舗プロデュースです。
自店の取り組みをアピールした結果、メディアに取り上げてもらえたり、SNS上で反響があるといった効果が見込まれます。

環境問題に取り組み、自店舗の知名度も上がるなんて、一石二鳥ですよね。

食品ロスを減らす具体的な方法

ではここからは、具体的に飲食店様が今すぐ取り組むことができる商品ロス削減を、3つご提案いたします。

1.食材を使い切る

まず始めに、食材の使い切りを意識することです。

先ほど書いた通り、破棄してしまう食材の仕入れ料の削減でき、売上アップにつなげることができます。
多くの量を一気に注文している方は要注意!少しずつ定期的に、使い切れる食材量を発注しましょう。

期限切れになる前に売り切る

期限が切れてしまったものは廃棄するしかありません。
消費期限を記載したラベルを張る、「兄貴」「弟」で場所を分けるなど対策を取っていきましょう。

また、従業員と協力して「何日までにこれを売り切るぞ!」といった声掛けをしてみることも良いかもしれません。ゲーム性を持たせることで、やる気にも売上にもつながります。
ロスを出さない=売上につながるという観点で、人材育成をしてみてはいかがでしょうか。

ミクリードで実現可能!

業務用食材の通信販売があるのはご存じですか?

株式会社ミクリードが「仕事の手間が削減できる」というニーズで提供しているサービスなのですが、それが食品ロス削減にも効果をもたらしています。

登録費・年間費が無料で、全て見積り不要の統一価格で発注が可能です。
翌日には店舗へ届くようなシステムになっており、小パックやバラ凍結などもあるため、食材を使い切る、という点でとても優れた仕入れ先です。

今ならサンプルで2品無料注文が可能なので、商品の質もお確かめいただけます。
興味のある方はぜひお気軽にこちらからお問い合わせください。

2.仕込みすぎの改善

次に、仕込みすぎの改善です。
仕込みをしてからから廃棄してしまったら、その分手間や時間も失うことになります。

また、仕込みすぎの改善をすることで、廃棄するはずだった食材を他の料理に回すことができたり、賞味期限を長く保つことができます。

多くの量を一気に仕込む方が効率的ですが、食品ロスを抑えるために多くの量の仕込みは押さえておきましょう。

ロス、廃棄物量の把握

とはいっても、1日で仕込にかけられる時間は限られており、効率を求めてしまいますよね。

そこで、ロス、廃棄物の量を把握する、ということが重要になります。
なんとなく捨ててしまうのではなく、どれだけ仕入れてどれだけ廃棄したのか、把握することで改善していきましょう。

POSレジで実現可能!

その廃棄物の量を把握するためにおすすめするがPOSレジシステムです。

ロスをなくすためには、食材、商品、売上の管理は必須です。
それらがPOSレジなら一括でできます。
テンポスエアーなら、メニューやカテゴリー別の売上が一目でわかり、管理の徹底が可能です。
お問い合わせから最短1週間で導入ができ、365日年中無休でアフターサービスを致します。


操作も簡単なテンポスエアーを使って、売上管理から発注量の見直しを行いましょう。

3.お客様の食べ残しを減らす

最後にお客様の食べ残しを減らす工夫です。

例えば、一般男性と一般女性の「一人前」の量が違うように、お子様からご年配の方まで食べられる量には個人差があります。

「小盛り」「中盛り」「大盛り」と選べるような表示にしたり、メニューにグラム数を記載するなど、工夫が必要です。

持ち帰り制度

また、残してしまった料理の持ち帰りを行っている店もあります。

その日に無理に詰め込むのではなく、次の日に美味しく食べられた方が、一消費者としてもありがたいと感じます。
持ち帰り制度を導入し、食品ロスを削減しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
すぐに始められることばかりなので、ぜひ今日から取り入れてみて下さい。
店舗の知名度、印象、売上アップに繋げ、「食品ロス削減」を経営の分岐点にしましょう!

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