新型コロナウイルスの感染拡大も落ち着いたことにより、今では多くの外国人観光客が日本を訪れています。
そのような中、都市部や一部の観光地では多くの人通りとお客さんでにぎわっています。
「日本は飲食店業界が盛り上がっていることもあり、開業してみたい!」と思っている外国人の方が多いのではないでしょうか。
開業するにあたって、どうしても開業資金を用意しなくてはいけません。資金が足りないと開業できなくなってしまいます。
資金が不足している場合、どうしたらよいのでしょうか。今回は、外国人の方必見!!外国人の方が日本で居酒屋を経営するための資金調達方法について紹介していきます。資金調達で困っている外国人の方は、ぜひ参考にしてみてください。
※記事制作20年以上の担当者が、あなたのお店の良さをインタビューで聞き出して記事を作成します!あなたのお店を記事にして毎月6桁のユーザーが訪問する、全国の飲食店を応援するフードメディア「テンポスフードメディア」に掲載しませんか?上記ボタンをクリックし、詳細をぜひご覧ください。
また、不明点などお気軽に下記ボタンからお問合せください!
目次
居酒屋の開業資金はいくら?
居酒屋を開業するにあたって、いくらの資金が必要になるのでしょうか。2020年度の調査によると、開業資金の平均は989万円という結果になっています。
(出典元:「日本政策金融公庫2020年度新規開業実態調査」)
この金額はあくまで平均であって、実際はさらに資金が発生してきます。居酒屋を開業するための資金は、多くの要因により異なります。
主に以下の費用があげられます。
・物件取得費用
・内装・設備費用
・開業準備費用
・運転資金
それぞれ詳しくみていきましょう。
物件取得費用
一つ目は、物件取得費用です。物件取得費用には、家賃や敷金。さらに、礼金や仲介手数料などが含まれています。
都心部では特に高額になりがちで、初期費用として100〜1,000万円が必要になることもあります。
内装・設備費用
二つ目は、内装・設備費用です。居酒屋の概念や、規模により異なりますが、キッチン設備・カウンターやテーブル・照明などの内装工事には500〜1,000万円以上かかるケースがあります。
開業準備費用
三つ目は、開業準備費用です。開業準備費用には、メニュー開発・マーケティング・スタッフの採用と研修、営業許可取得費用などが含まれています。
開業準備費用には、100万〜300万円程度かかってしまうでしょう。
運転資金
四つ目は、運転資金です。開業後の数カ月分の運転資金として、家賃・人件費・仕入れ費用などが必要です。
運転資金には、500〜1,000万円ほど準備しておくことが望ましいでしょう。
居酒屋を開業するためには、少なくとも1,500〜3,000万円程度の資金が必要です。しかし、規模や立地により金額は大きく変動するため、事前の計画と見積もりが重要です。
※独立・開業に至るまでの経緯やとっておきの裏話、成功の秘話などを独占インタビュー!上記ボタンをクリックし、他店舗店主のヒストリーもぜひご覧ください。
開業資金を抑えるには?
居酒屋を開業するにあたって、開業資金はなるべく抑えたいものです。どうしたら、開業資金を抑えられるのでしょうか。
ここでは、開業資金を抑えるにはどうしたらよいのか紹介していきます。
主に以下のことがあげられます。
・物件選びでのコスト削減
・内装工事の費用を削減
・設備の購入を工夫
・運転資金の計画的管理
それぞれ詳しくみていきましょう。
物件選びでのコスト削減
一つ目は、物件選びでのコスト削減することです。居酒屋の開業資金を抑えるためには、物件選びが非常に重要です。
都心部や、人気エリアでは家賃が高く、敷金・礼金ともに高額になる傾向があります。
そのため、郊外のエリアや、家賃が比較的安いエリアを選ぶことで費用を抑えられます。
また、内装がすでに整っている居抜き物件を選ぶことで、内装工事費用を大幅に削減できるでしょう。
居抜き物件を活用すれば、キッチン設備やカウンター。さらに、トイレなどがすでに整備されているため、開業資金の大部分を占める内装費用を節約できます。
内装工事の費用を削減
二つ目は、内装工事の費用を削減することです。内装工事費用は、居酒屋開業の際に大きな費用になります。
費用を抑えるためには、シンプルで機能的なデザインを採用して、過度な装飾や高価な素材を避けることが有効です。
また、DIY(自分自身でやる)で一部の作業を行うことで工事費用を節約できます。たとえば、壁のペイントや簡単な家具の組み立てなどは、自分で行うことで費用を削減できます。
また、業者選びも重要で、複数の業者から見積もりを取り、費用対効果の高い業者を選ぶことが必要です。
設備の購入を工夫
三つ目は、設備の購入を工夫することです。キッチン設備や家具。さらに、食器類の購入費用も開業資金に大きく影響しています。
新品にこだわらず、中古の設備や家具を検討することで、かなりの費用削減が期待できます。
中古品であっても十分に機能する場合が多く、信頼できる業者から購入することで、品質を確保しつつ費用を抑えられるでしょう。
また、オークションサイトやリサイクルショップを活用して、安価で必要な設備をそろえるのも一つの方法です。
運転資金の計画的管理
四つ目は、運転資金の計画的管理です。開業後の数カ月間は、利益が安定しない可能性が高いため、計画的に運転資金を確保しなくてはいけません。
初期の仕入れを抑え、必要最低限の在庫から始めることで、無駄な資金の浪費(ろうひ)を防げます。
また、仕入れ先を複数検討して、価格交渉やまとめ買いによるディスカウントを活用することで、原材料費を抑えられます。
さらに、営業開始後の売上見込みを実際に評価して、過剰な人員を避けることで、人件費の削減も可能です。
これらの方法を活用することで、居酒屋開業の際に必要な資金を大幅に削減して、費用を最小限に抑えられます。
費用削減に取り組むことは、開業後の経営を安定させるためにも非常に重要です。
資金調達方法とは?
外国人の方が、日本で居酒屋を経営するための資金調達方法とは、いったいなにがあるのでしょうか。
ここでは、主な資金調達方法について紹介していきます。
主に以下の方法があげられます。
・日本の金融機関からの融資
・投資家やパートナーの募集
・クラウドファンディングの活用
それぞれ詳しくみていきましょう。
日本の金融機関からの融資
一つ目は、日本の金融機関からの融資です。外国人が日本で居酒屋を開業する際、もっとも一般的な資金調達方法は、日本の金融機関からの融資です。
日本政策金融公庫など、政府系の金融機関は、開業資金の融資に積極的であり、外国人の方であっても、一定の条件を満たせば融資を受けられます。
しかし、融資を受けるには、事業計画書の提出や、自己資金の証明。さらに、ビザの提出などが必要です。
特に事業計画書は、収支見込みや市場分析などを具体的に示す必要があります。また、日本語でのコミュニケーションが求められるため、サポートを受けることも考慮すべきでしょう。
投資家やパートナーの募集
二つ目は、投資家やパートナーの募集です。外国人の方が日本で資金を調達するもう一つの方法は、投資家や日本人パートナーを見つけることです。
投資家は、ビジネスに興味を持ち、成功の可能性を感じた場合、資金提供を行う場合があります。
特に、独特の概念や異文化を取り入れた居酒屋は、投資家にとって魅力的に映る可能性があるでしょう。
また、日本人のパートナーと協力することで、資金面だけではなく、ビザ取得や日本の法律・規制の理解に関してもサポートを受けられます。
共同出資によるリスク分散も大きなメリットといえます。
クラウドファンディングの活用
三つ目は、クラウドファンディングの活用です。クラウドファンディングは、インターネットを通じて多くの人から少額の資金を集める手法です。
近年、外国人にとって有効な資金調達方法として注目されています。クラウドファンディングを利用することで、事前に居酒屋の概念やメニューを紹介して、共感を得た支援者から資金を集められます。
成功するためには、プロジェクトの魅力的なプレゼンテーションや、支援者へのリターン(特典)を用意することが重要です。
また、日本国内外のクラウドファンディングプラットフォームを活用することで、幅広い層から資金を調達できるでしょう。
これらの方法を活用することで、外国人の方が日本で居酒屋を開業するための資金を、効率的に調達できます。
居酒屋に使う調理器具や食器
テンポスで扱っている、居酒屋に使う調理器具や、おすすめの食器をご紹介!
TB枠なし黒板45×75 ブラック
TB フォーカス6.5浅鉢 朝霧/10入
まとめ
今回は、外国人の方必見!!外国人の方が日本で居酒屋を経営するための資金調達方法について紹介してきました。
外国人の方が日本でできる主な資金調達として、日本の金融機関からの融資や、投資家やパートナーの募集などがあげられます。
どうしても開業資金が不足している場合は、これらを活用して居酒屋経営を行いましょう。借りた際の返済も必ず行いましょう。
#居酒屋 #外国人開業
テンポスドットコムでは、様々な視点から居酒屋の開業成功を全力で応援します。
自分のお店の業態に合わせて必要なものは何があるのか、詳細を確認することができますので是非ご覧ください!
※独立・開業に至るまでの経緯やとっておきの裏話、成功の秘話などを独占インタビュー!上記ボタンをクリックし、他店舗店主のヒストリーもぜひご覧ください。