【カフェ・R-CAFE】お隣さんの閉店後を引き継ぎ、居抜きで無事開店。「決断」を「実行」し、お客さんで賑わうカフェとなった成功秘話とは?

出店・開業

東京・岩淵水門から自転車で3分・東京メトロ赤羽岩淵駅から徒歩2分、スポーツ自転車の専門店「R-FACTORY」のお隣に2024年5月にオープンした「R-CAFE」。

店主の遠藤加奈さんのご主人が営むスポーツ自転車専門店「R-FACTORY」のお隣ということで、ロードバイクユーザーの憩いの場になっています。

バイク用品を買いに来たついでに、また修理を待つ間にも、本格派のコーヒーを頂きながら、ご自慢のパニーニやスコーンが頂けます。

そんな「R-CAFE」さんの開業までの経緯や苦労したこと、失敗したこと、それらを乗り越えたエピソード、成功に至るまでの秘話をお聞きしました。

開業までの経緯

スポーツ自転車の専門店「R-FACTORY」をやっていて、その隣にカフェがあったんですが、閉店することになったとのことで、そこでそのまま開店するという形でした。

お隣のお店から「閉店しようかな」という相談を受けていて、だったら「僕がやるよ」という感じで、お隣さんの閉店の話を機に、隣に空間があったので「自転車乗りの人が立ち寄れるような店を」という形でした。

開業の準備とかを特別していたわけではなかったですね。
「営利目的ではない」というとかっこつけすぎですが(笑)ロードバイク屋に来た人たちがゆっくり商品を見られるように、ゆったりお時間を過ごせるようにできればな、と思って始めたお店です。

一番人気メニュー:パニーニ(マルゲリータ)500円(税込)※ドリンクセットは800円

おすすめメニュー:全粒粉スコーン 280~370円(税込)

おすすめメニュー:自家製チーズケーキ 400円(税込)

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苦労したこと、失敗したこと、それらを乗り越えたエピソード

僕は以前飲食業をやったことがあるのですが、カミさんはやっていなかったので、いろいろ苦労しているかと思いますね、と語る遠藤さん。

まだ始めたばかりで、語れるほど特別大変なことは起こっていないけれど、メニューの開発に苦労しているところだとは思うんです。

家庭で出すものではないので、美味しさはもちろんのこと、安全性やクオリティーを上げるというところが大変だと思います。

現在はエスプレッソ・カプチーノ・通常のコーヒーを提供中で、エスプレッソなどは専用のものではなく全自動のマシーンを買いました。

良いマシーンを買って、「誰でも美味しいコーヒーが安定して作れるという環境をつくりましたね」と遠藤さんは真っすぐに語ります。

オープン時点から、本格的なコーヒーを提供できました。
豆は焙煎屋さんが色々やってくれて、マシーンについても豆に合わせた微調整をしてくれたんです。

軽食はやはり難しいかなと思いますね。
今はスコーンやパニーニを提供しています。
客単価を上げていくためにはどうしたらいいか?というのが考えどころです。

夏なのでかき氷を出そうか、と考えているところです。

テーブル8席テラス席あり(ペット可)

温かみのある店内は居心地の良い空間です。
晴れた日にはテラス席が出され、開放的な気分を味わえます。

開業してみてはじめてわかったこと

本格的なマシーンを導入しておけば、安定してコーヒーを提供できるということですかね。
考えなきゃいけないな、というのは「カフェの軽食の充実」とか、「開発の苦労」といったところでしょうか。
いずれにしても始めてまだ日が浅いので、これから色々なことをつじつまを合わせてやっていくことになると思います。

お客さまとの距離が近い開放的なカウンターキッチンです。

安定して誰でも美味しいコーヒーを提供できる万能マシーン!ホッと一息を提供するコーヒーが出来上がります。

テンポスとのかかわり

今まで利用したことがなかったんですが、今回、かき氷機が売っていると聞いたのでこれからかき氷導入に向けて色々と見てみたいと思います。

今後の展望・開業する方へのメッセージ

今は始めたばかりなので、経営をしながらうまくやっていく、ロードバイク屋と合わせて人気店にしていく。ということでしょうか。
イベントなんかも積極的にしていきたいです。

本格的なロードバイクのユーザーに本格的なコーヒーを提供する、この形がやりたくて始めたことなので続けていきたいです。と遠藤さんは力強く語ってくれました。

開業する方へのメッセージは、「決断できるかできないか」ですね。
僕の場合は最初に移転の話が出た時から、「じゃあ僕が引き継いでやっていこう」っていう感じでしたし、自転車屋をオープンした時も「やってみるか」という、そんな感じでした。

考えすぎてもしょうがないので、「決断して実行」っていうのが大事ですね。
僕の場合は居抜きで始められたので、「えいや!」とやれましたね。

ロードバイカーの憩いの場としてホッとできる空間が広がります。

まとめ

ロードバイカーの憩いの場、としてご自身の店のお隣のカフェが「辞める」と聞き、「じゃあ自分が引き継ぐ」という”潔い(いさぎよい)決断”の元に開店を決めた遠藤さん。

初期投資として「誰でも安定して美味しいコーヒーが作れる」という環境を作ったことにより、美味しいコーヒーの飲める店としての人気を得ているように感じられました。

晴れの日はテラス席も出るというお店は、明るく開放的な雰囲気でペットの同伴も可ということで、お散歩の途中でゆっくりと休むにはもってこいの空間になっていると思います。

また、元々のコンセプトでもある「ロードバイクで走っている途中の休憩の場としてや、部品などのお買い物の途中でゆっくりとする場」として今後根付いていくことと思います。

「決断できるかできないか」という遠藤さんの言葉はこれから開業する方にも響く言葉だったのではないでしょうか。

確かに最初にしっかりと考えて計画を立てることは大事ですが、悩みすぎて前に進めなくなってしまっては元も子もありません。

テンポスでは、そんな「開業についてのお悩み」を解消していただけるさまざまなサービスを提供していますので、「決断」をするための手助けとなれましたら幸です。

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#取材協力
店名:R-CAFE
店主:遠藤 加奈 様
インタビュー:遠藤 大幹 様
住所:東京都北区岩淵町15-8
TEL:03-6465-4863

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