富山県のJR高山本線 婦中鵜坂駅から513m、県道沿いに建つ、真っ赤な外装が印象的な「タコスペペ」さん。
見た目からもアメリカンなお店は珍しい「タコス専門店」。
日本でもあまり多くない、本場のタコスが美味しくいただけるお店です。
店内も明るく、赤と白を基調としたアメリカンナイズされたオシャレな雰囲気。
テイクアウトはもちろんですが、イートインスペースも充実しています。
「本場のタコスを皆に食べてもらいたい」という想いで日々お客様にタコスを提供している店主のペペさんに、開業までの経緯や、なぜ日本で飲食店を経営したのか、苦労したこと、それらを乗り越えたエピソードと共に、成功に至るまでのエピソードを伺いました。
目次
開業までの経緯
1990年にサンディエゴから日本に来ました。
ペペさんは以前、貿易の仕事をやっていました。
貿易の仕事がコロナの影響で出来なくなり、それが長引いてしまったので、そのタイミングで「やろうかな?」と思い至ったそうです。
そこで、富山での開業が決まりました。
東京で出会って、結婚していた奥様の出身地が富山だったことから、富山での開業となりました。
「タコス専門店」にした理由は、メキシカンの本場、アメリカのサンディエゴには、たくさんの専門店があるけれど、日本にはあまりないので、「本場の味を味わってもらいたい」という想いが以前からあったことからでした。
ペペさん自身、メキシコとの国境の町に暮らしていたので、タコスは馴染み深い料理でした。
そんな本場の味を提供するため、日々頑張っています。
なぜ日本で飲食店を開業したのか
「特別に日本でというよりは、奥様と出会って奥様の地元が富山だったからというのが一番大きかった。」とペペさんは語ります。
日本でも、もちろん富山でもあまりメジャーではない「タコス専門店」を広めたい、という想いがありました。
一番人気メニュー:ザ・タコス!(ビーフ)500円(税込)
※2個だと900円(税込)とおトク!
ザ・タコス!(チキン)400円(税込)
※2個だと700円(税込)とおトク!
トルティーヤチップスや様々なソースが彩を添えます。
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苦労したこと、失敗したこと、それらを乗り越えたエピソード
一番は、富山では「名前は知っていても食べたことがある」という人が少なかった、ということで少し苦労しましたね。
90%以上の人が食べたことがない。
「タコスってなんですか?」というところからのスタートでした。
「広めていく、というのが大変でしたね。」とぺぺさん。
でも、コロナでの影響はほとんど終息したところだったのでありませんでしたね。
コロナの頃も今も、テイクアウトが多いですね。
お店のレイアウト的にもテイクアウトが多く、週末は別として、平日は70%の方が持ち帰りですね。
イートインスペース:イス 14脚 ドラム缶のテーブルがおしゃれ
赤白を基調とした明るい店内
開業してみてはじめてわかったこと
「全てが新しかった。」とペペさんは語ります。
メニューの作り方、メニューの出し方なんかも初めての事ばかりでした。
「おすすめはなんですか?」と聞かれると「全部おススメです」ってなってしまうので、全部を選ばなきゃいけないのかな?という雰囲気になってしまうことなんかもありました(笑)
プロモーションをうまくやっていきたい、というのも考えていましたね。
店のレイアウトなんかも、来月変える予定ではいますが、そういったところも開業時色々と考えて、できるだけ地元サンディエゴのような雰囲気で店づくりをしました。
予想と違っていたのが、夜になると外にほとんど人が出ていないこと。飲んで帰ってくるっていう人も少なく、車社会なのも相まって夜に人が来ないのが意外でした。
テイクアウトのお客様とイートインスペースのお客さまで大賑わいです。
テンポスとのかかわり
調理器具や入れ物なんかを購入しています。
故障したりすると見に行って、安く買えるので利用していますね。
開業時にはお皿とか備品関係を買いましたね。
最近は、1年に1回程度の利用ですね。
今後の展望・開業する方へのメッセージ
店を増やしたいと思っています。
出来れば5年以内に200店舗を目指しています!そこへ向けて、現在サブウェイ方式に店を改装しています。
「タコスの店を日本にたくさん増やしたい」と考えていますね、と力強くペペさんは語ってくれました。
これから日本で開業する外国人の方へのアドバイスを伺ったところ、「あまり怖がらずに、いろんな努力とか、そんなに難しくないのでどんどんやるといいです!」と清々しく語ってくれました。
日本語は自然に覚えた部分と、貿易の仕事をしていた頃に覚えましたね。
自然と身につくものだと思うので、日本語も構えずにチャレンジして見て欲しいです。
アメリカンな雰囲気のオシャレな店構え
まとめ
「本場の味を届けたい」という思いで、日本ではまだ珍しいタコス専門店を開業したペペさん。
アメリカンスタイルのオシャレな店内では、本場の味を堪能できます。
ドラム缶型のテーブルや、遠くからでも目に入りそうな真っ赤な建物に赤白の店内。
本場の風を日本に吹かせる素敵なお店です。
「あまり怖がらずにチャレンジを」というペペさんの言葉は、これから開業を目指す方にとっても力をもらえる言葉なのではないでしょうか。
認知度の少ない自国の料理を日本で普及したいという想いを胸に、お客様の喜ぶ顔を見るために一つ一つ丁寧に仕上げて行くことでいずれ人気店へとなっていくことでしょう。
そうして日本に、新しい食文化が広がっていくことも夢ではありません!
テンポスドットコムでは、様々な視点から居酒屋の開業成功を全力で応援します。
自分のお店の業態に合わせて必要なものは何があるのか、詳細を確認することができますので是非ご覧ください!
#取材協力
店名:タコスペペ
店主:ぺぺ 氏
住所:富山県富山市婦中町西本郷653-6
TEL:0764-05-9932