海鮮好きの人にはたまらないお店、海鮮メニューをメインにしている居酒屋。その魅力はなんといっても、新鮮な海の幸を使用した美味しい料理ではないでしょうか。
さらに、リーズナブルな価格帯。お酒と相性が抜群な絶品おつまみが豊富です。海鮮メニューは外国人観光客にも人気があります。特に、マグロ・サーモンはとても人気です。
今回は海鮮メニューメインで居酒屋をやりたい人必見。お酒にピッタリなおすすめメニューについても紹介していきます。海鮮メニューをメインで居酒屋をやりたい人はぜひ参考にしてみてください。
目次
開業するうえでコンセプトが重要
お店を開業する際は、飲食店の開業準備として必要なメニュー開発や店舗の内装を行う前に、コンセプトを立てることが重要です。コンセプトとは、日本語で概念や構想を指します。
コンセプトを立てるということは、飲食店の経営成功につながるでしょう。
飲食店は、資金調達を行えば開業することは可能です。しかし、経営を安定させ、長期間お店を継続させるためにも、お店のコンセプトを立てなくてはいけません。
ターゲットにするお客様が「このお店に行ってみたい」と思えるような魅力や価値をどのようにアピールするかが重要です。アピールを行うことで、お店独自の強みが生まれてきます。
しかし、コンセプトといってもキャッチコピーだけを決めるわけにはいきません。コンセプトは、お店の魅力をアピールするための言葉です。
コンセプトとはどのような顧客に、どのようなメニューを販売するのかといった経営戦略の1つです。中には、コンセプトが完成できず飲食店を開業できないといったケースもあります。
そのため、まずはコンセプトを立てたうえでメニュー開発や開業準備を進める必要があるでしょう。
資金調達や物件選びの前にメニュー作りを行う
コンセプトを立て、資金調達や物件選びを行う場合、メニュー作りを行うことが重要です。メニュー作りはどのような商品やどのような内容のメニューを作成するかを決定しておかなくてはいけません。メニュー作りを行わず、事業計画を作るのは不可能です。
これは、作成するのに必要な設備や材料はメニューの内容によって変わるため、必要な費用や選択する物件に関わります。
たとえば、海鮮メニューメインで開業する場合、ランチとディナーはどのように提供するのかを考え、厨房設備を整えなくてはいけません。海鮮を取り扱うとなると、使用する機器が必要です。
メニューの内容により、厨房設備や用意しなければならないため、機器にも違いがあるのではないでしょうか。つまり、メニューによって事業計画書の内容も大きく変動する可能性が高いのです。
メニュー作りのポイントとは?
メニュー作りは、お客様の満足度や回転率等が決まる重要なポイントです。そのため、メニューを決める際はお客様に喜んでもらい、かつ利益もあげられるように考えなくてはいけません。
ここではメニュー作りのポイントについて紹介していきます。以下のことがあげられます。
・仕入れ先を決めておく
・集客を集める商品を決める
・メニュー数を増やすすぎない
それぞれ詳しくみていきましょう。
仕入れ先を決めておく
一つ目は、仕入れ先を決めておくことです。海鮮メニューメインで開業を考えている際は、いろいろな仕入先と取引を行わなくてはいけません。
飲食店のコンセプトを検討し、メニューを開発する際に仕入先を決めておくことが大切です。お店のコンセプトにより、特産品やブランド等の食材を取り扱う仕入れ先を決める必要があります。
また、価格や品質が安定した仕入先と取引を行うことにより、予算を抑えたうえで安心安全な調理ができるでしょう。衛生上のトラブルや破損といったトラブルが起きた場合、商品の返品は可能かどうか確認しておきましょう。
近年では、1つの取引先で様々な食品を扱っていたりインターネットで発注できたりと、仕入先の管理を以前よりも行いやすくなっています。複数の業者と取引を交わす際は、仕入先に優先順位をつけておくと迷わずに管理できるでしょう。
たとえば、お店のコンセプトから取引をする仕入先を決めて、メインとなる取引先では仕入れられないものは優先順位を2番目にするといった方法です。
また、複数の仕入先と取引をする際は仕入先を変更するか継続するか検討する必要があるでしょう。飲食店と取引をしている仕入先は非常に多く、それぞれ特徴や弱みが存在するため、1つの取引先と取引をすることは困難だといえます。
そのため、それぞれの仕入先の良い面や悪い面を確認して仕入先を選びましょう。また、飲食店を開業した後も定期的に仕入先で扱っている食材を見直して継続するのか変更を検討するのか決める必要があります。
集客を集める商品を決める
二つ目は、集客を集める商品を決めることです。飲食店の経営をするうえで、お客さんに来店してもらわなくては利益が発生しません。
お客様が足を運んでくれるお店にするためにも、お店のコンセプトから考えられるメニューであることが重要です。
たとえば、チェーン店にある100円ハンバーガー、居酒屋であれば250円のアルコール類です。初めに、地域やターゲットにする顧客。さらに、回転率や集客商品に関する考え方を明確にしておくことが大切です。
ターゲットとするお客様や飲食店を開業するエリアの雰囲気や立地を考えて検討しましょう。
メニュー数を増やしすぎない
三つ目は、メニュー数を増やしすぎないことです。居酒屋で提供するメニューは、できるだけ多い方がよいと思われていますが必ずしもそうではありません。
場合によっては、飲食店をはじめて開業する人にとって、経営を不安定にする要因にもなります。メニュー数が多ければ多いほど、いろいろな層のお客様の好みにあわせられるかもしれません。しかし、それらには多くのデメリットも存在するのです。以下のデメリットがあげられます。
・お店のコンセプトが不透明になる
・調理の効率が悪くなる
・看板メニューが定まらなくなる
メニュー数が多すぎてしまうと、お店で決めたコンセプトがわかりにくくなってしまいます。また、調理の効率が悪くなったり看板メニューが定まらなくなったりすることで、お店独自の強みが弱くなってしまうのでしょう。
メニュー数を不本意に増やすのではなく、お客様に満足してもらえる一品を提供することがなにより大切です。
お酒にピッタリな海鮮メニュー
お酒にピッタリな海鮮メニューはなにがあるのでしょうか。お酒に合う海鮮メニューといえば、お刺身なのではないでしょうか。
旬のネタを使ったお刺身や白身魚。さらに、カニやエビなどの甲殻類、イカやタコなど多くの海鮮メニューが存在します。これらの食材は、栄養価が高く、身体に優しいたんぱく質やビタミンやミネラルが豊富に含まれているのです。
そのため、疲れた身体にぴったりのメニューです。また、お酒との相性が抜群なため、疲れた身体を癒すためにピッタリでしょう。
まとめ
今回は海鮮メニューメインで居酒屋をやりたい人必見。お酒にピッタリなおすすめメニューについても紹介してきました。
海鮮メニューメインでお店をするにせよ、どのようなメニューを作成してなにをメインとしてお客様に提供するのかコンセプトを考えてうえで行うことが必要です。