中古製氷機の買取において、「年式」と「製氷量」は必要不可欠です。
買取の相場価格も年式や製氷量によって異なるため、調べようにもどこを見たらよいのか分からない・・という方もいらっしゃるかと思います。
買取依頼をする前に、どこを見れば分かるのかメーカー別に解説していきます。
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目次
年式の調べ方
ホシザキの場合
製造番号の先頭にあるアルファベットが製造年数を示しています。
A~Kのアルファベットのうち、Iを除いた10個のアルファベットに対して1〜10の数字が割り当てられているのが特徴です。Iが除外されているのは、数字の「1(いち)」と混同してしまうのを避けるためだと思われます。
このことを当てはめると、以下のようになります。
A=1991年、2001年、2011年、2021年
B=1992年、2002年、2012年、2022年
C=1993年、2003年、2013年、2023年
D=1994年、2004年、2014年
E=1995年、2005年、2015年
F=1996年、2006年、2016年
G=1997年、2007年、2017年
H=1998年、2008年、2018年
J=1999年、2009年、2019年
K=2000年、2010年、2020年
アルファベットを見ることによって製造年数を判断できます。
2001年以降の製品には、PSEマーク(電気用品安全法に定められた義務を満たしている電気用品を表すマーク)がついていますので、マークの有無によってさらに製造年数を絞ることも可能です。
例えば写真でいくと、最初は「G」から始まるため、1997年、2007年、2017年のいずれかであると分かります。
パナソニックの場合
パナソニック株式会社の場合は、「No.」の後に記載されている数字の左端が製造年数を示しています。
例えば、左端の数字が「8」であれば1998年、2008年、2018年のいずれかということです。
加えて、機器の状態やPSEマークの有無、型式で買取価格を判断します。
フクシマガリレイ(福島工業)の場合
フクシマガリレイ株式会社の場合、製造番号の欄に記載されている番号の先頭の数字が製造年数を示しています。
先頭の数字が「2」であれば2002年、2022年のいずれかの年に製造されたものということです。
加えて、機器の状態やPSEマークの有無、型式で買取価格を判断します。
大和冷機の場合
大和冷機工業株式会社の場合は、製造番号の欄に大きい数字と小さい数字が並んでいます。
このうち、小さい数字の一番右端の数字が製造年数です。
写真の場合だと、右端は「9」であるため、2009年、2019年のどちらかであると分かります。
加えて、機器の状態やPSEマークの有無、型式で買取価格を判断します。
製氷量の調べ方
ホシザキ、フクシマガリレイ、大和冷機の場合
型式の数字が製氷量です。
ホシザキの製氷機の例でいくと、数字が「45」となっています。
よって、製氷量は45kgであるということが分かります。
パナソニックの場合
パナソニックのみ他メーカーと少し数字の表記に違いがあります。
型式の4桁の数字の左から2桁が製氷量です。
写真の例でいくと、4桁の数字の右側に「65」と入っているため、製氷量は65kgであると分かります。
まとめ
今回は製氷機の年式・サイズの調べ方について解説いたしました。
買取に出す際に必ず聞かれる項目ですので、事前にどこから調べられるか確認をしましょう。
テンポスでは製造から6年未満の製氷機を中心に厨房機器の買取を行っております。もちろん、引取も可能です。
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