今年も暑くなりそうな予感です。
エアコンをMAXにしていてもなかなか涼しくならない。
冬場に出店してこの夏の暑さは想定外だった。
そもそもエアコンを入れようがない外の客席を少しでも快適にしたい。
などなど悩みは尽きません。
今回はそんな悪環境をすこしでも改善するお話です。
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目次
スポットクーラーで冷やす
スポットクーラー、これです。
工事もせずに置くだけで冷たい風が出てくる優れもの。
手っ取り早く冷やすにはこれが一番ではないでしょうか?
選ぶポイント
ではたくさんあるスポットクーラーの中からどうやって選べばいいの?いくつかのポイントをみていきましょう。
使用電源の違い
スポットクーラーの電源には単相100V仕様と三相200V仕様の2種類があります。100Vは一般のコンセントで使用が可能です。200Vは少し特殊でご自分のお店で業務用エアコンや厨房機器ですでに電源の設備があれば200V仕様を導入できます。
導入の費用は少し余分にかかりますが、その後のランニングコストははるかに安くなります。またスポットエアコン自体も能力が高くよく冷やしてくれます。
吹き出し口の数
スポットクーラーの吹き出し口の数は1つ、2つ、3つと種類があります。それぞれ向きを変えられますので色々な場所を冷やせます。
他の機能
吹き出し口が動く首振り機能がついたものがあります。吹き出し口が正面を中心に左右45°計90°首を振ります。広めの範囲を冷やします。
しかし所詮はスポットクーラーですので広範囲を冷やすのには適していません。
首振り機能
便利なオプション
冷風延長
延長用のダクトをつなげることにより吹き出し口を作業場所近くに持ってくる事が可能となります。
「調理中の料理は冷やしたくない」でも「顔が暑いのはイヤ」とかの気持ちにも答えてくれます。
なかにはこんな長いのもあります。全長5m!
排気延長
スポットクーラーは本体上部から熱風を吐き出します。排気用の延長ダクトを設置することによりこの熱風を遠くに持っていくことが可能となります。
設置上の注意点
スポットクーラーは閉め切った部屋で使用すると冷却した分排熱を行うため室温は確実に上昇します。
冷却運転をしているので余分な水が溜まっていきます。機械下のドレンパンで受ける場合は定期的に捨てる必要があります。
設置場所にもよりますがホースをつないで直接排水することも可能です。
風を送る~体感温度を下げる
風をつくることで体感温度を2~3度下げ涼しさを感じるそうです。
扇風機の出番です。
厨房を覗くとダクトフードにクリップファンを付けたり、カウンター上に小型扇風機を置いたりして暑さ対策されているのをよく見かけます。
小型扇風機
クリップタイプ、卓上据え置きタイプ、電源も100Vタイプ、USBタイプ、充電可能なタイプなど色々です。
厨房で使うにはフードに取付ができるクリップタイプや壁掛け式の扇風機などがおすすめです。
テンポスドットコムのサイトにはほとんど掲載がないため他社サイトでの購入をおススメします。
値段もこなれてお求めやすくなっております。無責任ですみません。
大型扇風機
広めの屋外席を涼しくしたい。強力な風を送りたい。
はい、お任せください。扇風機です。
ザ工場扇という佇まいですね。広大な客室や屋外では使えそうです。
オレンジ色の羽根がいかにも・・・という方にはこちらはいかがでしょうか?
ちょっとだけインテリア性がでてきてます。アルミの羽根がオシャレです。ブルックリン風のインテリアには合いそうです。
TRUSCO 45cm全閉式工場扇 据え置きタイプ TFZR45A
こちらは卓上にも置けるタイプです。ですが羽根の直径が45㎝なので結構デカいです。
設置スペースが限られている場合などはおすすめです。
直径125㎝のデカいやつ。すごい風が作れそうです。
台車に載せたら推進力となって前に進めるんじゃないでしょうか!?
※あくまでも自己責任で実験してください。
ビックファン使用例
こちらはミストを出して気化熱を奪い冷やすタイプです。
飲食スペースでは使用しづらいですが、屋外のウェイティングスペースなどには良さそうです。
ミストファン使用例
他にもある暑さ対策
「冷風を送って冷やす」「強力な風を送って冷やす」と進めてきましたが、暑くしない工夫は他にもあります。
太陽光をさえぎる
直射日光を受けると気温はどんどん上昇します。光を遮るだけでも温度の上昇は押さえることができます。またエアコンを運転している場合は電気代の節約にもなります。
見た目を重視するにはこちらでしょうか?外からの視線防止にもなります。少しでも空気が入ってしまうと熱で膨らんで不細工になりますので貼る際は少々テクニックが必要です。
屋外の席やウェイティングスペースには簡単に設置できるシェードもおススメです。
上部はロープで建物や木に固定し下部は重石などに固定します。
日よけの代表はこちらでしょうか? エアコンの室外機などにも効果的です。
まとめ
いかがでしょうか? 暑さ対策についてまとめてみました。ポイントを絞って効果的に冷やすことによりお客様には居心地のいい、従業員には働きやすい環境を準備しましょう。