洗練された味わいと美しい見た目で人気のあるカクテル。
多様な組み合わせと創造性から、世界中で愛されています。
この記事では、バー経営者から個人でお酒を嗜みたい方まで楽しんで作れるカクテルメニューを紹介します。
どんなカクテルがあるのか、一緒に見ていきましょう!
目次
1. どんなカクテルを作る?~テーマ決め~
カクテルの良いところ。それは、単純に美味しいというだけにとどまりません。
様々なテーマによって彩られたカクテルは、より一層その美味しさが引き立てられ、私たちに魅力や興奮を提供してくれます。
本項目では、カクテルにはどんなテーマがあるのかについて触れていきます!
1-1 四季を活かした季節限定カクテル
季節感のある限定カクテルは、その「限定」という響きから「今しか飲めない」といった特別感を演出できます。
まず、春夏秋冬の限定メニューについて考えてみましょう!
春の季節限定カクテル ~ サクラスプリッツァ ~
春の訪れを表すカクテルとして、サクラスプリッツァはいかがでしょうか。
ピンク色のソーダとスパークリングワインを組み合わせ、グレナデンシロップで甘さを加えます。
上にサクラの花びらを飾り付けることで、一気に春のイメージを演出できます!
夏の季節限定カクテル~ ウォーターメロンモヒート ~
次に夏のカクテルをご紹介します。
夏の暑さを涼しく癒してくれるような、ウォーターメロンモヒートはいかがでしょうか。
新鮮なスイカをブレンドし、ミント、ライムジュース、ラムを加えてシェイクします。
氷と共にグラスに注ぎ、くし形のスイカやミントの葉で飾り付ければ、すっきり涼しい夏のカクテルの完成です!
秋の季節限定カクテル~ キャラメルアップルマティーニ ~
秋の風味を楽しむなら、キャラメルアップルマティーニがおすすめです!
アップルリキュール、バニラウォッカ、キャラメルシロップを入れて、シェイクします。
キャラメルソースでグラスの内側から模様を描き、カクテルを注ぎ入れれば、簡単に秋の限定カクテルの完成です!
冬の季節限定カクテル~ ホワイトチョコレートペパーミントマティーニ ~
寒い冬は甘く優しい、ホワイトチョコレートペパーミントマティーニを作るのはいかがでしょうか。
シェーカーにホワイトチョコレートリキュール、クレーム・ド・カカオ ホワイト、ペパーミントシュナップスを入れ、シェイクします。
クリームを浮かせてグラスに注ぎ、ミントの葉やチョコレートのかけらで飾り付ければ完成です!
1-2 テーマに沿ったカクテル
テーマに沿ったカクテルということで、本稿では「推しカクテル」をご紹介します!
「推しカクテル」とは、好きなアーティストやキャラクター、楽曲や文学作品などの要素に基づいて作り出される、オリジナルカクテルです。
バーテンダーの中には、お客様から「推し」の情報を聞いて、それをもとに味を再現する方もいます!
例えばクールな人物や楽曲のイメージであれば、ソミュールなどでピリッとさせてみたり、かわいらしいイメージであれば、ベリーリキュールやライチリキュールを使って甘酸っぱく仕上げることができます。
もちろん味だけではなく色味も考えることができるため、作る工程も楽しめるのではないでしょうか。
2. 材料選びはお酒の種類だけじゃない!
上記まではどんなリキュールを用いるかに焦点を当てていましたが、ここからはお酒以外の部分に着目していきます。
季節の果物やハーブ
カクテルへ独自のフレーバーやアロマを加えるために追加するもののことを”フレーバーコンポーネント”といいます。
例えば、フルーツシロップや、ビターといって苦みや複雑な風味を与えるもの、他にもミント、バジル、ローズマリーなどのハーブなどがあります。
作りたいカクテルのテーマや好みに合わせて、フレーバーコンポーネントを選ぶのがカギです!
3. どんな味になる?~バランスを考えよう~
バランス考慮で大切な4つのポイント
①甘さと酸味のバランス
甘さはリキュールとシロップで、酸味はレモンやライムといったシトラスフルーツで調整することができます。
②アルコールの強さ
アルコールベースの量、使用するリキュールの種類による調整に加え、フレーバーコンポーネントを調和させることでも調整可能です。
③飲み心地・テクスチャー
クリームや果汁を加えることで、まったりとしたクリーミーな口当たりになります。
どんな飲みごたえがそのカクテルに合っているかで調整しましょう!
④ビターやスパイスの使用
シナモンやナツメグなどを用いると、カクテルの味に奥行きを持たせることができます。
少しの調整で風味や深みを与えることができるなんて素敵ですよね!
4. カクテルに名前をつけよう
4-1 味や材料に沿った名前
まずはシンプルに、カクテルの主要な材料や特徴を反映した名前はいかがでしょうか。
例えば、ウォッカベースのフルーティなカクテルには「ベリーブリーズ」や「レモンライズ」のような名前が挙げられます!
主要な成分や特徴を名前に取り入れることで、「何のカクテルなのか」といった、カクテルの味わいやスタイルを一目で伝えることができます。
4-2 テーマに沿った名前、ユニークな名前
推しカクテルなどのテーマに沿って作られたカクテルには、ユニークで特徴的な名前をつけても良いかもしれません。
カクテルを飲んだ人にとっても、覚えやすく印象に残りやすいものになるはずです!
推しカクテル以外にも、語呂合わせを利用したり、意外性のある言葉を使うことで、記憶に残る特徴的な名前を考えることができます。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか。
実は筆者、カクテルっておしゃれで気後れしてしまいそう…と思っていました。
ですが、実際に何が組み合わさってできたものなのかがわかると、魅力的に見えてきませんか?
バーでカクテルを作るときや、ご自身で楽しむ時の参考になれば幸いです!
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