皆さんは飲食店を探しているとき、”入口”に惹かれて入店を決めたことはありますか?
また、料理に期待して行ったけれど、入りづらい雰囲気で入店を諦めたことはありますか?
入口は、飲食店がお客様を呼び込むための要素の1つともなれば、
お客様を手放してしまう要素の1つにもなります。
工夫次第では、客足の増加も見込める大切な部分です。
今回は、入店を促す入口とはどんなデザインなのか。
また、入口の装飾に使える商品をご紹介していきます。
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目次
入口はお店の第一印象を決める
冒頭でもお伝えした通り、お店の入口はお客様が入店を決断するきっかけになります。
どれだけ料理にこだわっていても、丁寧な接客に力を入れていたとしても、来店されなければ意味がありません。
分かりにくい入口は避けられる
何よりも先に、お店のイメージを伝える”入口”。
お店の個性を伝えつつ、好印象を与えたいものですよね。
お客様を逃してしまう入口の特徴として、
「何のお店なのか想像がつかない、分かりにくい入口」
というものがあります。
最低限、「どういうお店なのか」という情報は分かるようにしておきましょう。
思わず入りたくなる入口とは?
では、入店のきっかけとなるくらい魅力的な入口にするにはどうしたらいいのでしょうか。
「このお店入りたい!」と思えるお店の条件
ここでは、理想的な入口にするために必要な3つの条件をご紹介します。
清潔感がある
飲食店に清潔感は必須です。
清潔感の無いお店は、お客様に不快感を与えるだけでなく、衛生管理の部分においても不安視されてしまいます。
飲食店では食中毒等といった問題もあるため、お客様を不安にさせてしまうような外観は絶対に避けましょう。
清潔感を保つためには、定期的な清掃が必要になります。
店内の清掃は習慣化していても、入口や外の清掃はおざなりになってしまっている…なんてこともあるのではないでしょうか。
入口には思いがけないうちにゴミが溜まってしまうものです。
チェックシートに店内・店外の項目を設け、それをもとに清掃を行うなどして
定期的に綺麗にする習慣を付けましょう。
また、毎日外観の写真を撮り、客観的に見てみることもオススメです。
意外なところの汚れやごみに気付けるかもしれません。
明るい
2つ目は「明るさ」です。
入口が暗すぎると、お店の存在に気付いてもらうことが難しくなります。
夜はもちろん、昼間でも明るさは意識しましょう。暗いことで営業中なのか判断がつかず、せっかくお店の近くまで来たお客様を逃してしまうかもしれません。
逆に明るすぎると、浮いて見えてしまう可能性もあります。
お店のコンセプトに合った照明を用意し、入口だけでお店の雰囲気を伝えられるよう工夫しましょう。
中が良く見える
3つ目は店内の様子がよく見えることです。
先にも述べた通り、飲食店の入口には「分かりやすさ」が必須です。
外での情報と、実際に来店してからの情報にギャップがあると、悪い印象を持たれてしまう可能性も。
そうならないためにも、お店を一目見ただけで「どんなお店なのか」が分かる外観にしましょう。
ドアを常時開けておくことで、店内の様子を誰もが見られるようにすると、偶然通りかかったお客様も不安を抱くことなく来店できます。
また入口に看板を設置し、取り扱っているメニューや価格帯をオープンにしたり、実際にメニュー表を誰でも見られる場所に置いたりするなど、
「入店しなければ分からない情報」を開示することもオススメです。
お客様の不安を少しでも減らし、安心して来店していただける工夫をたくさんしていきましょう。
トレンドに沿った工夫も大切
そのお店ならではの色を打ち出していくことも大切ではありますが、「トレンド感」もまた、飲食店を運営していく上では大切な要素になります。
飲食業界は流行の移り変わりが激しい業界でもあります。
トレンドを取り入れた外観にすることで、多くの方の目に留まるようなお店を目指していきましょう。
入口を彩るのにオススメの商品
「お店の入口をもっと工夫して、お客さんをたくさん呼び込みたい…」
そんな時、どのような手を使ったらいいのか悩んでしまいますよね。
そこで、お店の集客を助け、入口をより魅力的にしてくれる商品をご紹介します。
メニュー看板
メニュー看板をうまく活用することで、お店のアピールポイントを打ち出すことができます。
例えば、そのお店特有の看板メニューを大きくアピールしたり、
お昼の時間帯はランチ、夜の時間帯はディナーのメニューを記載することで、時間ごとに適切な宣伝ができたりします。
書き方によっては、お店の個性を出すこともできるので、ぜひ活用してみてください。
マット
店内に入って一番最初に目につくものとして、「玄関マット」があります。
このマットもこだわることで、お客様に歓迎の気持ちを示すことができます。
お店の玄関を彩ってくれることもあり、1つあると便利な商品です。
ただ、お店の入口に置くということもあり、マットが汚くてはお店全体の評価を下げてしまう恐れも。
頻繁に掃除をするなど、手入れは徹底するようにしましょう。
のぼり
のぼりは、お店の存在感を強めてくれるアイテムです。
主要なメニューや期間限定商品など、売り出したい内容をのぼりにすることで
簡単にお店をアピールすることができます。
同じデザインののぼりを複数本立てることで、より効果が出ると言われています。
歩行者やドライバーが店舗の前を通り過ぎてしまう数秒~数分の間に、同じのぼり旗を複数見せることで、メッセージが記憶に残りやすくなるのです。
プレート
プレートがあると、一目で営業中かどうかを把握することができます。
お客様からすると、営業中か否かという情報は可視化されているととてもありがたいもの。
お店を見ただけでは、営業しているのか分からないこともあります。
入口にプレートを用意することで、その迷いを払拭することができ、
良い気持ちで入店することができるでしょう。
風が強い日はプレートが裏返ってしまうことがあるので、充分に注意しましょう。
提灯
提灯はお店の存在感を出すのに適した商品です。
特に赤色の提灯は、より存在感を引き立て、遠くからでもお店を認識できるようになります。
また、赤色は「食欲増進の色」とも言われているため、思わず立ち寄りたくなるきっかけを作ってくれるでしょう。
馴染みのあるデザインと、あたたかみのある雰囲気は、庶民的なコンセプトのお店にぴったりです。
のれん
のれんはプレートと同じように、お店が営業中か否かを一目で判断できる材料になります。
プレートよりも存在感があったり、特に和食等のお店には雰囲気づくりにも使えたりと、とても使いやすく便利なものです。
のれんをくぐりながら入店する時、どこかワクワクした気持ちになりませんか?
そのような心理的な部分でも、入店を誘い込む力がのれんにはあります。
お店に興味を持たせるためにも、ぜひ設置してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
入口を工夫し、「どんなお店なのか」を一目でわかる仕様にすることで、より多くのお客様を呼び込むことができます。
紹介した商品を活用し、効果的に入店を促す入口を作りましょう!