飲食店の売上を大きく左右するのが「メニュー表の作り方」です。価格設定やメニューの配置を工夫するだけで、客単価の向上や注文数の増加につながります。本記事では、売上アップを実現するメニュー表の価格設定と配置のテクニックを5つご紹介します。

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目次
儲かるメニュー表の法則!価格設定と配置のテクニック5選

1. 視線の動きを意識したレイアウトを作る
お客様の視線の流れを考慮したメニュー配置は、売上向上に直結します。
- ゴールデンポジションを活用:メニュー表の「右上」「中央」「左上」は視線が集まりやすいので、利益率の高い商品を配置しましょう。
- Z型またはF型の視線移動を考慮:多くの人はメニューを「Z型」または「F型」に読むため、最も売りたいメニューをその流れに沿って配置すると効果的です。
- 余白と区切りを活用:適度な余白や枠線を使って、目立たせたいメニューを強調しましょう。
2. 価格を目立たせすぎない工夫をする
お客様が価格を基準に選ぶのではなく、料理の魅力を感じて注文できるように工夫しましょう。
- 価格は小さめに表示:料理名や説明よりも価格を控えめにすることで、値段よりも内容で選んでもらいやすくなります。
- 価格の桁をそろえる:990円、1090円、1190円のように揃えると、比較しやすくなり、注文の心理的ハードルを下げられます。
- 通貨記号を省略:「1,200円」より「1200」と表記することで、価格の印象を和らげられます。
3. お得感を演出するセットメニューを活用
客単価を上げるには、セットメニューやオプションの提案が効果的です。
- 単品よりセットのほうが割安に見えるようにする:「パスタ単品900円、ドリンクセット1200円」など、セットの方が割安感を演出できます。
- 「おすすめセット」として強調:利益率の高いセットメニューを「シェフのおすすめ」などの文言でアピールしましょう。
- 複数選択肢を用意:「Aセット(サラダ付き)」「Bセット(ドリンク付き)」など、異なるニーズに対応できるセットを作るのも有効です。
4. 視覚的に魅力的なデザインを取り入れる
メニュー表のデザインが洗練されていると、お客様の興味を引き、注文数を増やせます。
- 写真を活用:特に高単価なメニューには、高品質な写真を掲載し、視覚的に訴求しましょう。
- フォントやカラーを統一:おしゃれなフォントや温かみのある色を使うと、ブランドイメージが強化されます。
- 手書き風の要素を取り入れる:手書きのコメントやイラストを添えると、親しみやすさが増します。
5. 心理学を活用した価格設定を行う
価格設定には、心理学的なテクニックを活用することで、より多くの注文を促せます。
- 「アンカリング効果」を利用:最初に高価格帯のメニューを見せることで、その後のメニューが割安に感じられます。
- 「端数価格」を使う:「980円」「990円」など、1000円を超えない価格設定にすることで、お得感を演出できます。
- 「価格比較」を活用:「Aコース 3800円、Bコース 4500円、Cコース 5000円」と並べると、真ん中のBコースを選ぶ人が増えます(松竹梅の法則)。
まとめ
メニュー表の価格設定と配置を工夫することで、売上を大幅に向上させることができます。視線の動きを意識したレイアウト、価格の見せ方、お得感の演出、デザインの工夫、心理学を活用した価格設定を実践し、儲かるメニュー表を作りましょう。これらのテクニックを取り入れて、売上アップを目指してください!
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