ここが違う!プロが選ぶ電気・ガスグリドルの買取現場

経営ノウハウ

買取依頼された電気もしくは、ガスのグリドルはどのようなところを注意して見ているのか?
今回はテンポス買取センターでグリドルの買取現場をレポートいたします。

買取・下取りのお見積りは迅速かつ無料で対応

お客様から買取依頼があったらまず、買取依頼したい商品の内容をお伺いします。
買取見積依頼の商品をお聞きしたら、スケジュールを調整してお客様のお店に伺います。
早ければ当日または、翌日~翌々日に伺うパターンが多いようです。
お見積りは当然無料です。

また、お見積にお伺いした際に金額がその場でお伝え出来てお客様に金額をご納得頂けたらそのまま回収させて頂くこともあります。

ただし、1名で軽トラックに積載できるサイズや物量だった場合にのみとなります。
中には、お急ぎのお客様もいらっしゃり見積にお伺いした日から1週間以内に回収をしてほしいなんて依頼もあります。
そんな、お客様には迅速に対応しますが最短で当日でも可能な場合があるということです。

下取り希望のグリドルのチェックポイント

見積時にチェックするのは、まず商品の状態です。
グリドルの鉄板部分や油除け油の受け皿などに歪みがないか、鉄板に大きな傷、へこみがないかを確認していきます。

次に、チェックするのが商品の型式、年式です。
例えば、タニコー製のガスグリドルの場合は、銘板と呼ばれるものを見ます。

銘板には、「型式」、「製造番号」、「電気の種類」などが記載されており、買取担当者は銘板から商品の情報を得ます。
商品の部品は、多くの企業が7年ほどで部品製造を終了してしまいます。
そのため、銘板から「型式」と「年式」の情報を取得し修理が可能な商品で買取ができるかを判断します。

もちろん、製造から7年以上経っていても買取ができる商品も多々あります。
また、買取価格がつかなくても回収をすることもできるのでその際にはお客様と応相談となります。

状態などを1機種毎に細かくかつ素早くチェックしていきます。
現場で動作確認が出来ない場合は持ち帰ってからの動作確認となる場合もあるとの事でした。

買取するグリドルの搬出経路を細かくチェック

一通りリスト化したあとチェックするのは運び出すための経路です。
厨房から出す際に正位置で搬出できるのか、カウンター越えの作業になるのか、段差の有無を確認します。
商品にもよりますが、カウンター越えをする商品の場合は作業員が2名でも足りない場合があるためです。

また、出入口の幅や高さはもちろん、多層階の場合はエレベーターの有無やエレベーター内の広さ、エレベーターが無い場合は階段や踊り場の状態をチェックします。

エレベーターに載せて降ろせるなら、そのまま台車に載せて下まで降ろしトラックへ積み込みますが、階段で降ろさないといけない場合には、降ろす方法をその場でイメージしなければなりません。
商品のサイズ、重さによって運び出し方が変わるからです。

例えば、階段が狭い物件で外管式のガスグリドルを搬出する場合、鉄板やガス管の部品、油受けなど外せる部品をできる限り外し持ち出します。
そうすることでグリドルを縦にして運び出すことが可能になるので、階段の幅の問題もクリアされます。

最後に、トラックを停車させておく場所の確認をします。
お店の前に止められれば大きな問題はないですが、離れた場所に停車させなければならない場合に作業員の増員が必要となるためです。

また、お店の前に止められたとしても日中に車通りが多い道や、道幅が狭いところだと作業する時間帯も考えなければなりません。
近隣のお店や住民の方にもご迷惑を極力かけないように作業することも重要なチェックポイントです。

このように、一見さっとチェックしているように見えてたくさんのポイントを押さえています。

実際の搬出作業

お客様より見積金額に納得して頂けたらいよいよ搬出作業です。
買取金額がついた商品は、どんなに汚れていても、綺麗に洗浄整備し次のお客様へお売りする大切な商品です。
現持ち主様にお売り頂いた商品を搬出時に傷をつけてしまい、商品価値を落としたり、商品を壊してしまったりしては一大事です。
その為、スタッフは新品の厨房機器と同様に丁寧に扱って作業を行います。

ですが、1日に数件の現場をこなすこともありますし、現地に立ち合いして下さるお客様を何時間もお待たせするわけにはいきません。

スピーディ―かつ丁寧に搬出作業を行っていきます。

お見積にお伺いした現場で、よくお客様に
「この物量(物品数50点程度)は、何日くらいで搬出作業をしますか?」
と質問されますが、「半日位だと思います。」と回答すると「え!?そんなもんなの?」と驚かれます。

そして、実際に搬出当日に半日よりも早く終わると「さすがだね!」とお褒めの言葉を頂くことも多々あるようです。

丁寧に運び出し

基本2名以上で作業を進めていきます。

厨房機器は重量物が多いので、基本的に台車に載せて運び出します。
狭い戸口や通路、壁にもぶつけないように安全を確保しながら慎重に運びます。
ここで見積りの時に確認した搬出経路が生きてくるわけです。
トラックの停車している近くに、ある程度のスペースがあればどんどん商品を出していきます。

しかし、スペースに限りがある場合はすぐに車に積み込まないといけないので、出す順番も非常に重要になります。車に積む順番や載せ方を間違えてしまうと全部を車に積み込めずに積みなおしをするか、再度回収に伺うことになります。

買取・撤去作業の完了確認

積み込みが終了したら現場に忘れ物はないか確認し、最後に清掃して完了です。

高価買取のポイント

どんな商品もまずは、見た目です。

綺麗にされている物ほど、我々も目を引く商品となります。
大切に使って頂き、お見積にお伺いさせて頂く際には、綺麗に洗浄をしておいて頂くと高値が付く場合があります。
我々、買取担当は商品を工場へ運んだ後に、部品交換が必要なのか、洗浄整備にどれ位の時間がかかりそうかなどを考えます。

そして、買取価格の基準から金額を算出します。
あとは、型式や年式が記載されている銘板シールの情報が読み取れるかという問題もあります。
油汚れなどを洗浄するために、金たわしなどでこすって綺麗にして頂くと思いますが、その際に、銘板シールも金たわしでこすってしまい記載内容が消えてしまっているという事も多々あります。

そうなると、型式はなんとか調べがつきますが年式がわからないことでつい最近購入されたとしても一気に買取価格が落ちてしまうことがあります。
機器を洗浄する際には、型式や年式が記載されている銘板シールを削らないようスポンジや泡洗剤で汚れを浮かして軽くふき取るようにしてください。

まとめ

今回は人気商品であるグリドルの実際の引揚げ現場について説明させていただきました。
普段はなかなか目にすることのない裏側の世界ですが、この作業が中古厨房機器の店舗を支えています。

電気・ガスグリドルの買取依頼はこちら

テンポス買取ドットコムでは、他にも下記の商品を買い取り可能です。
※記載されていない商品でも一度お問合せ下さい。

製氷機・冷蔵コールドテーブル・4ドア冷凍冷蔵作業台庫・ガステーブル・ガスレンジ・1槽シンク・2槽シンク・ショーケース・オーブン付きガスレンジ・ガステーブル・中華レンジ・卓上コンロ・グリラー・焼物器・餃子焼器・グリドル・オーブン・フライヤー・ゆで麺機・蒸し器・回転釜・キッチンエイドミキサー・フードプロセッサー・スライサー・ブレンダー・シノア・裏ごし器・ミキサー・ジューサー・皮むき機(ピーラー)・野菜脱水機・寿司ロボ・ライスロボ・エスプレッソマシーン・ステンレス戸吊戸棚・ガラス戸吊戸棚・平棚・パンチング平棚・上棚・パイプ棚・食器棚・引出付食器棚・対面引出付食器棚・食器洗浄機・カウンターイス・スタッキングイス・スチールイス・座イス・子供イス・ソファテーブル・お好み焼き用テーブル・ターンテーブル・中華テーブル・円卓・食器類・調理道具・POSレジ・券売機・看板・装飾品

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