【飲食店向け】犯罪以外も発見できる!?防犯カメラの使い方をご紹介!

経営ノウハウ

防犯カメラと聞いて真っ先に思い浮かぶのが「犯罪」かと思います。窃盗の瞬間を撮る、店内で犯罪トラブルが起きたときの証拠を押さえるために使われるというのが一般的です。

しかし、防犯対策以外な部分で防犯カメラを設置するというお店があります。
もちろん犯罪を防ぐためでもありますが、それ以外にもいろいろな役割を果たしています。

そこで今回は防犯カメラの使い方を中心に、活用方法や防犯カメラの種類を紹介していきます。防犯対策はもちろん、意外な場面や方法で大活躍することもあります。防犯カメラの使い方をご紹介!

防犯カメラとは

そもそも防犯カメラとはどういうものでしょうか。

字の名の通り、防犯カメラとは犯罪を防ぐために用いるビデオカメラです。防犯ということで繁華街や鉄道、銀行、学校などに設置されていることが多いです。店舗やマンションにも設置されていることもあります。防犯カメラの映像記録によって出来事を確認することで、犯罪抑止の効果にも期待できると言われています。

今までの使われ方

「防犯」という言葉があるだけあって、トラブルの防止やトラブルが発生したときの原因を追及するために使われていることが一般的です。特に飲食店に取り付けるカメラというと、「現場の状況を確認する」という使われ方が多いかと思います。2階、3階建てとなれば人の目で把握するには無理があるため、カメラを用いて確認しているお店がほとんどではないでしょうか。

配置の場所は、金銭トラブルが起きやすいレジ周りや券売機付近、店外スペースになる駐車場や専用の階段が基本かと思います。トラブルが起こりやすいという理由もありますが、レジや券売機のように機械の故障をいち早く確認し対応できるようにする、という意味も含んで設置していることもあります。

現在の使われ方

犯罪防止、トラブルが起きた際にいち早く発見し対応するという使われ方をしてきた防犯カメラですが、技術によりカメラも進化を遂げいろんな機能が備わるようになりました。

カメラは通常「映像」を映す、記録するために使われてきましたが、「映像」だけでは限界があり、「映像」だけでトラブルを防ぐということも難しくなってきました。そこで開発されたのが、「音」も一緒に記録できるカメラです。

お店のトラブル、特に飲食店では「言った、言わない」のトラブルや言い方など映像だけでは判断しにくい箇所も「音」があれば簡単に判断できます。

また、近年ではAIの発達により、「音」だけでなく「顔認識」の機能までつくカメラも開発されました。常連客に感謝のしるしとしてより良いサービスを提供できるようにするため、このようなカメラを設置するお店もあります。逆に以前に店内でトラブルを起こしたお客様が来店したときにいち早く確認できるようにすることで、そのお客様への対応もスムーズに行うこともできます。

防犯カメラを設置する

防犯カメラといっても、今と昔とでは性能も効果も全く違うことがわかりました。いざ設置しようとしても本当に意味があるのか気にする方もいるかもしれません。月額の契約が必要になるものもあるため、簡単に導入することもできないと思います。

ここでは、防犯カメラを設置するメリットをいくつか紹介します。併せて設置するにあたり注意点も記載しますので、導入の検討材料にしてみてください。

設置するメリット

防犯、安全性

第一に防犯、安全性が上がります。防犯カメラが設置されているというだけでお客様、従業員も含めて「見られている」という意識が働きます。カメラの機種によってはマイクもついているので、音声も聞き取ることができます。

トラブル発生時の対応

カメラで映像を記録することでトラブルが起こった時のデータとして使うことができます。仮に犯罪が起きてしまったとき、データに残っていれば決定的な証拠になります。

お客様からのクレームでも、内容によって充分力を発揮することができます。

金銭面だけでなく異物混入といったことでも、防犯カメラが設置してあればなぜ起きてしまったという原因追及まですることができます。

利用者のモラル向上

どういう人が出入りしているのか、また、来店されるお客様はもちろん従業員の動きまで、利用している全員の動きを見ることができます。ちょっとしたトラブルや問題もいち早く気づくことができます。

集客データとしての分析

防犯カメラはトラブルを未然に防ぐためと認識されている方がほとんどかと思いますが、来店されるお客様がどういうお客様か、自分の店を利用しているお客様の年代や性別まで確認できるという観点から集客効果を上げるためのデータとしても活用されています。客層のターゲットを分析する道具としてはピッタリです。

従業員の教育

防犯カメラに映っているのはお客様だけではありません。働いている従業員ももちろん映っています。お客様への対応や店内での動きからオペレーションの課題を見つけ出し、改善することにも使うことができます。

設置する時の注意点

防犯カメラを設置することで、トラブルを未然に防げることや来店されるお客様の情報を知ることができメリットも多いですが、注意しなければいけないこともあります。

トラブルを防ぐために「あそこも気になるなぁ」「ここも映っといた方がいいな」と細かい場所まで気になってしまい、気づけば防犯カメラだらけなんていうことも考えられます。たくさん設置しすぎることで来店されるお客様に対して圧迫感が強くなってしまい、リラックスできない空間を作りあげてしまう原因にも繋がります。少ない台数でかつ広範囲に映るように高いところや天井付近に設置するといいでしょう。

また防犯カメラを設置していることだけでクレームになるケースもあります。防犯カメラを設置している旨のステッカーやシールを貼っておき「防犯カメラを設置している」「防犯のためにカメラを作動している」とわかることをあらかじめ準備しておくとよりいいでしょう。

防犯カメラの種類

防犯カメラは性能はもちろん、色々な種類があります。設置するにあたりポイントや選び方を紹介していきます。

形状

大きく分けると「ボックス型」と「ドーム型」に分けられます。「ボックス型」は長方形で比較的大きいカメラで、誰にでも目につきやすいこともあり威圧感があります。不審者は「撮影されている」と強く警戒を覚えます。「ドーム型」は「ボックス型」と比較してコンパクトなサイズです。デザイン性も高くカメラ自体目立ちにくいという利点があります。そのため不審者への威圧感はありませんが、自然な状態を撮影することができます。

他にも360度どこでも撮影ができるPTZカメラや、有線カメラ、無線カメラとあります。

設置場所

設置する場所によって選び方も変わってきます。監視する場所、映したい場所はどこか、屋内、屋外なのか。防水や防塵機能が付いた防犯カメラもありますが、本体の価格も上がってきます。屋外に設置する場合は天候などカメラ自体を守ることも考えながら選ぶことをお勧めします。

接続方法

防犯カメラを接続する際には録画機器、モニターと接続して使うことがほとんどです。接続方法にも2種類あり、有線か無線かという点です。有線の場合カメラの周辺に録画機器やモニターを設置できる箇所があるかどうか。それがない場合には無線やワイヤレスで接続しましょう。

またワイヤレスでもカメラ本体が電池式ではない、もしくは充電不可の場合は有線でカメラの電源を確保しておく必要があります。接続の際にはカメラ本体の機能も確認するようにしましょう。

まとめ

今回は防犯カメラの使い方や種類について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

防犯カメラを設置することでトラブルを未然に防ぐことができ、防犯対策になります。併せて店内の状況、来店されるお客様を確認できることでお店の集客状況や客層を把握しお店の売上、戦略作りに繋げることもできます。設置がまだの方は是非検討してみてください。

最後に

テンポスフードプレイスは飲食店向けに防犯カメラのサービスを行っております。

ほかにも防犯カメラに必要なWi-Fiやインターネット回線などご用意しておりますため、

お気軽にご相談ください。

防犯カメラ

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