SNSを使ってお店の宣伝をしたいけど、何を使えばいいのかわからない!そんな方へ

経営ノウハウ

SNSを使ったことがない人はあまりいませんよね。
でもSNSを使ってお店の宣伝をするとなると、何を投稿すればお店の利益に繋がるかわからないこともあります。
それに加え、SNSと一言で言っても、何に使うか、誰が使うか、誰に向けて使うか、によって適したSNSがそれぞれあります。

この記事では、Instagram、X(旧Twitter)、Facebook、TikTokについて掲載します。
お店の集客に役立つSNSの特徴をそれぞれ説明していきます。

お店にあったSNS活用

ではまず、あなたのお店を誰に伝えたいですか?どんな人に来店してほしいでしょうか。
例えばお店の近所に住む地域住民、他県や他国からやってくる観光客、高校生や大学生、子供のいるご家庭、インフルエンサー、健康志向の人、帰宅途中の会社員。

誰にお店を知ってもらいたいか想像できたでしょうか。
SNSを通して見てくれている人を想像しながら投稿することを考えましょう。
次に、どうやってお店の情報を届けるか、です。

SNSを活用して出来ることは色々とあります。
例えば、情報のシェア、顧客とのコミュニケーション、プロモーションやキャンペーン、分析と改善などがあります。
その中でどのSNSを活用することが最適か見ていきましょう。

Instagram

Instagramはここ10年以内に普及したSNSです。
Instagramでは文章を書くことより、写真や動画を共有することに特化しています。
美しい料理の写真や魅力的な店内の様子を投稿することで、多くの人の目を引きやすくなります。

どんなふうに使えるか

Instagramはビジュアルにこだわりがあり、流行りの「映え」を投稿して好みが共通する人と繋がることができます。画像や動画を投稿すると言っても、Instagramでは色々な方法があります。

・ストーリーズ機能の活用
24時間で消えるストーリーズを使って、期間限定のメニューや特別イベントをリアルタイムで告知することができます。

・ハッシュタグの利用
関連するハッシュタグ(#グルメ、#ランチ、#カフェなど)を使うことで、より多くの人に投稿を見てもらうことができます。

・お客様と繋がる
お客様がお店のことを投稿してくれたら、いいねまたは、コメントで反応することで再来店の可能性が高まります。またお客様のフォロワーが投稿を見てくれたら、さらに来店客を増やすことができます。

・企画を考えてコミュニケーション出来る
フォロワー限定のサービスやイベントを行うことで集客やリピート客の確保に繋がります。

・インフルエンサーの影響力に助けてもらえる
Instagramなどで一定のフォロワーがいる人がお店の情報を投稿すればそこから認知に繋がり集客できる可能性があります。

ターゲット層

 Instagramを日常的に利用しているのは、10代後半から20代前半(16歳〜24歳)と20代後半から30代前半(25歳〜34歳)の若者です。

 10代後半から20代前半がInstagramを利用する主な理由は、
・視覚的なコンテンツが好き
・トレンドに敏感
・友達とのつながり
・インフルエンサーの影響
などがあります。

20代後半から30代前半がInstagramを利用する主な理由は、

・ライフスタイルの共有
・仕事関連の投稿
・ニュースや情報を手軽に入手
・ショッピング
などがあります。

X(旧Twitter)

Xでは文章の投稿、画像や動画の投稿(ポスト)に加え、他の人の投稿を「いいね」したり、「リポスト」して、自分のフォロワーに見える形でツイートすることもできます。
Instagramと似ている側面がありますが、Instagramではあまり文章での投稿を重視しておらず「映え」を重視したものに対して、Xであればお店のコンセプトやオーナーさんの想いを文章で伝えることも一般的です。

どんなふうに使えるか

 Xを利用する人はリアルタイムな情報を求めている人が多く、ニュースの検索などにも利用されます。またそれに付随した、他社の意見を見るために利用されることもあります。

・リアルタイムで情報発信
新メニューや特別イベント、セール情報をすぐにフォロワーに知らせることができます。

・顧客とのコミュニケーション
お客様の質問やフィードバックにすぐに対応することで、信頼関係を築けます。これにより、顧客満足度が向上します。

・ハッシュタグを活用
店舗専用のハッシュタグを作成し、お客様に使ってもらうことで、SNS上での存在感を高めることができます。

・ビジュアルコンテンツの共有
美味しそうな料理の写真や日常風景などを投稿することで、視覚的に魅力を伝えやすくなります。

・地域とのつながり
地元のイベントやニュースに積極的に参加し、地域密着型の店舗としての認知度を高めることができます。

ターゲット層

Xを日常的に利用しているのは、10代後半から20代前半(16歳〜24歳)と20代後半から30代前半(25歳〜34歳)の若者です。
Instagramと年齢層は同じですが、Instagramとの違いはおしゃれな写真を載せることをあまり重視していない、文章で自分の考えを投稿することが多いと言う人が多いです。

10代後半から20代前半がXを利用する主な理由は、
・リアルタイムでの情報収集
・好きなアーティスト、インフルエンサー、スポーツ選手などの最新情報を知るため
・友達やオンラインコミュニティと気軽にコミュニケーションを取るための
・流行を素早く共有し、友達と楽しむため        
などがあります。

20代後半から30代前半がXを利用する主な理由は、
・ニュースや業界の最新情報を追いかけるため
・自己ブランディングのためにTwitterを利用
・自分のビジネスやプロジェクトを宣伝するため
・ライブイベントやカンファレンスの情報をリアルタイムでフォロー
などがあります。

Facebook

Facebookは利用者の平均年齢が高く、主に30代から60代以上の人が利用しています。
懐かしいコミュニティを作り交流するために使用しています。
他には、企業が運用しているアカウントもあります。 

どんなふうに使えるか

Facebookでは独自の機能を使い、お客様と関わることができます。
一般ユーザーの使用の他に企業で使用されることも多いため、宣伝効果もあります。

・情報発信と顧客とのつながり
新メニュー、特別イベント、セール情報を投稿してお知らせをしたり、写真や動画を投稿が出来ます。

・顧客とのエンゲージメント
お客様からのコメントやメッセージに迅速に返信することで、良好な顧客関係を築けます。

・Facebookページの活用
店舗で行うイベントを企画し、参加予定者を把握し準備することができます。

・広告機能の活用
Facebook広告を使って、特定の地域や興味を持つ人々に対して広告を配信することができます。

ターゲット層

Facebookを利用する人は30代から40代(30歳〜49歳)、50代以上(50歳〜65歳以上)になります。

30代から40代の人がFacebookを利用する主な理由は
・家族や古い友人とのつながりを維持するため
・ニュース記事や業界の最新情報、地域の出来事など
・興味のある趣味や仕事関連のグループに参加
・友人との集まりや地域イベントの計画・参加に利用
などがあります。

50代以上の人がFacebookを利用する主な理由は
・家族写真や近況報告を共有し、遠くに住む家族とも簡単に交流
・昔の同級生や仕事仲間と再会し、つながりを持つため
・特定の趣味に関するグループやページをフォローし、情報や経験を共有
・他のSNSに比べて使い慣れているため、安心して利用
などがあります。

TikTok

TikTokでは短い動画の共有を中心とした投稿を行います。
利用者が使用する時間帯を考えお店の料理を投稿すれば食欲を刺激することもでき、来店に繋がります。
また、端的なガイド動画も人気があり、料理などの動画も人気なコンテンツです。

どんなふうに使えるか

短時間でお店の魅力を伝えれば、お客さんの来店意欲に繋がります。
また、おしゃれな雰囲気が演出できれば友人や恋人と訪れたいと思ってもらうことができ、動画を保存してもらえる可能性が高まります。

TikTokを利用している人はクリエイティブな表現やエンターテイメント性を発揮して投稿しています。なので、自分を発信する場ともなっています。

・クリエイティブな料理動画の投稿
料理の調理過程や美味しそうな料理の映像を短い動画にして投稿します。

・料理のリップシンク動画
人気の曲に合わせて口パクで歌いながら料理途中を演出した動画を作成します。

・チャレンジ動画の参加
TikTokのトレンドに合わせたチャレンジに参加しトレンドに乗ることで多くのユーザーが閲覧できます。

・店内の雰囲気を伝える動画
店内の雰囲気やサービスを紹介する動画を投稿します。

ターゲット層

TikTokの利用者は10代、20代、30代、40代以上と幅広い世代に利用されています。
同じコンテンツを利用している人でも年齢層が異なれば何のために使っているのかと言う、理由が異なります。

10代が利用する主な理由は以下のようなものがあります。
・エンターテインメントを楽しむ場としての利用
・自分のアイデアや才能を発揮し、独自の動画を作成

20代が利用する主な理由は以下のようなものがあります。
・エンターテイメント、ライフスタイル、ファッション、トレンド、音楽など、様々なジャンルのコンテンツを楽しむ
・同世代の友人や他のユーザーとコンテンツを共有し、交流を深める

30代が利用する主な理由は以下のようなものがあります。
・最新のトレンドや面白い動画を楽しみ、子育てなどのストレス発散のために利用
・自分の面白い一面を発揮したり、新しいことに挑戦するための機会

40代以上が利用する主な理由は以下のようなものがあります。
・年配の世代でも、家族と一緒にTikTokを楽しむ
・昔懐かしいコンテンツを共有するため

まとめ

ここまで4つのSNSについて説明しました。
それぞれ利用している人に特徴があることがわかっていただけましたか?
画像や動画を投稿できたり、文章を投稿することに加え、それぞれのSNSが何を重視しているのか特徴が異なっていますね。

Instagramはおしゃれで短い動画を投稿する、ビジュアルに重きを置いたアプリ。
Twitterは短いメッセージ投稿しリアルタイム情報を共有しあうアプリ。
Facebookは友人や家族と繋がるために利用されるアプリ。
TikTokは短い動画で音楽やダンスと言ったエンターテイメントを楽しむアプリです。

集客のために必要なSNSの活用が苦手という方はテンポスフードプレイスでお手伝いするサービスもあります。
お気軽にご連絡くださいね。

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