どこの街でも見かけるインド料理店。一昔前と比較しても、近年インド料理店の登録件数は飛躍的に増えています。
ふたを開けてみると、どのお店も似たようなメニューになっていることがわかります。
たとえば、巨大なナンにインドカレーや、レッドカレーの盛り合わせにラッシーといったメニューが定番です。
このように、似たインドカレー店があるのにもかかわらず、いまいち集客に苦労しているのではないかと思います。
インドカレーと聞くと、どうしてもスパイシーで辛い印象があるのではないでしょうか。
今回は、インドカレー店をよく見かけるけど実際に美味しいの?日本で本格的なインドカレーを楽しむポイントについて紹介していきます。
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目次
インドカレー店が多い理由とは?
日本でインドカレー店が多い理由は、いくつかの要因が存在しています。まず、インド料理は比較的リーズナブルであり、日本人に人気のある「ナン」や「カレー」が親しみやすいことがあげられます。
特にバターチキンカレーや、ほうれん草カレーなど、日本人の口に合うメニューが多いことが影響しているのです。
また、日本に住むインドやネパール出身の人が開業することが多く、その結果、インドカレー店が全国的に広がっています。
実際には、多くのインドカレー店がネパール人によって運営されており、彼らが提供している「ネパールインドカレー」は、日本人にインド料理として広く受け入れられています。
さらに、経営費用が低めで済むことや、カレーが比較的簡単に作れるため、独立開業を目指す外国人にとって魅力的なビジネスモデルになっているのです。
スパイスの多様性や健康志向においても、インドカレーが日本で受け入れられやすい要因です。
インドカレーのランチセットの価格が手頃であり、ボリュームが多いため、コストパフォーマンスの面においても手軽な選択肢になっています。
日本全国にカレー店は何店舗ある?
日本全国にカレー店は何店舗あるのでしょうか。日本全国にあるカレー店の正確な数を把握するのは難しいものの、全国のカレー店舗数は4,000〜5,000軒だといわれています。
(出典元:タウンページ2021)
そして、人口10万人あたり3.71軒あると予想できます。店舗数がもっとも多いのは、石川県で人口10万人あたり8.47軒。
石川県はカレーの人気が高く、金沢カレーの本拠地にふさわしい店舗数だといます。
カレーは日本で非常に人気の高い料理であり、専門店だけではなく、ファミリーレストランや定食屋、コンビニエンスストアでもカレーが提供されています。
これに加えて、インドカレー店や欧風カレー店。さらに、ラーメン店やカフェのカレーも存在しているため、カレーを提供する店舗は非常に多く存在しています。
日本でカレー専門店がこれほど多い理由の一つは、カレーが家庭料理として広く親しまれていることがあげられます。
家庭で作るカレーとは異なる「外食カレー」を楽しむ文化も根付いており、いろいろなスタイルのカレー店が存在しています。
たとえば、老舗の「カレーの市民アルバ」や「Coco壱番屋」などは全国展開しており、カレーチェーン店の代表格です。
Coco壱番屋だけでも日本国内に約1,200店舗あります。
(出典元:株式会社壱番屋)
さらに、インドカレーやスリランカカレーなど、海外のカレースタイルも日本で人気があり、海外のカレーを提供しているレストランが全国に存在しています。
また、地域ごとに個性的なご当地カレーも存在しており、これがカレー文化をさらに広げているのでしょう。
北海道の「スープカレー」や、神奈川の「横須賀海軍カレー」。そして、富山の「ブラックカレー」などがその例です。
このように、日本全国に数多くのカレー店が存在する背景には、カレーが国民食として幅広く愛され、独自の進化を遂げていることがあげられます。
また、カレーは作るのが比較的簡単で、費用も抑えやすいことから、飲食店経営者にとっても参入しやすいメニューになっているのでしょう。
そのため、今後もカレー店の数は増加傾向にあると予想できます。
日本で本格的なインドカレーを楽しむためのポイントとは?
ここでは、日本で本格的なインドカレーを楽しむためのポイントについて紹介していきます。
主に以下のポイントがあげられます。
・スパイスの豊富さを重視する
・「ナン」と「ライス」の選択肢に注目する
・複数のカレーをシェアして楽しむ
・本場の飲み物や付け合わせを楽しむ
それぞれ詳しくみていきましょう。
スパイスの豊富さを重視する
一つ目は、スパイスの豊富さを重視することです。本格的なインドカレーは、スパイスの種類や、使い方を非常に大切にしています。
一般的な日本のカレーとは異なり、インドカレーは多種多様なスパイスを駆使しており、香りと深みを引き出しています。
たとえば、ターメリック・クミン・コリアンダー・ガラムマサラなどがよく使われています。
お店を選ぶ際には、スパイスの使い方がしっかりしているお店を見つけることが大切です。
調理に使われているスパイスのフレッシュさや、香りがカレーの味わいに大きく影響してくるでしょう。
「ナン」と「ライス」の選択肢に注目する
二つ目は、ナンとライスの選択肢に注目することです。本格的なインドカレーは、ナンやチャパティなどのパン類と一緒に楽しむのが一般的です。
日本のインドカレー店でも、多くの場合、ナンがメニューに含まれています。美味しいお店ではナンの種類も豊富で、ガーリックナンやバターナンなどを選択できます。
また、バスマティライスなど、インド特有の長粒米を提供しているお店も増えています。
パン・お米とカレーの相性を楽しむためには、本格的なインドカレー体験には欠かせません。
複数のカレーをシェアして楽しむ
三つ目は、複数のカレーをシェアして楽しむことです。インドでは、複数のカレーをシェアして食べる文化があります。
カレーにはいろいろな種類があり、チキンカレー・マトンカレー・ダール(豆のカレー)・ベジタブルカレーなど、多様なバリエーションを楽しめます。
日本のインドカレー店でも、複数のカレーを一度に提供する「カレーセット」や、「ターリー」と呼ばれているプレートがあります。
友人や家族とシェアすることで、いろいろなカレーを味わえるため、スパイスや食材の違いをより楽しめるでしょう。
本場の飲み物や付け合わせを楽しむ
四つ目は、本場の飲み物や付け合わせを楽しむことです。本格的なインドカレー店では、カレーだけではなく、インド特有の飲み物や付け合わせも充実していることが多いです。
たとえば、マンゴーラッシーやマサラチャイなどの飲み物は、カレーの辛さを和らげる効果があり、食事全体のバランスを取ってくれます。
また、付け合わせとしては、サモサ(インドの揚げギョーザ)やピクルス。さらに、チャツネ(果物やスパイスで作るソース)などが提供されることもあり、これらを組み合わせることで食事がより充実します。
これらのポイントを押さえることで、日本でも本格的なインドカレーの魅力を楽しめます。
スパイスの豊かさや、食材のバリエーションを楽しみながら、異国情緒あふれるインドの味をぜひ体験してみてください。
インドカレー店に使う調理器具や食器
テンポスで扱っている、インドカレー店に使う調理器具や、おすすめの食器をご紹介!
ステンレス寸胴鍋 蓋付
カレー皿 ウェーブ
まとめ
今回は、インドカレー店をよく見かけるけど実際に美味しいの?日本で本格的なインドカレーを楽しむポイントについて紹介してきました。
インドカレーは、スパイスの多様性や健康志向を持っているため、日本で受け入れやすい環境にあります。
日本でインドカレーを楽しむためには、「ナン」と「ライス」の選択肢に注目することや、複数のカレーをシェアするなど多くのポイントを意識するとよいでしょう。
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