飲食店を経営しようと考えた際に、「何から行ったらいいのかわからない」や「経営が上手くいかない」、「集客や販促をどうしたらいいのか」など様々な悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。
その際にコンサルタントに依頼し、問題解決を行おうと考えている方は多いのではないでしょうか?
しかし、コンサルタントに依頼する際に「どのくらい費用がかかるのか」「どういったコンサルタントに依頼をしたらいいのか」「どのタイミングで頼んだらいいのか」などの疑問を抱えていると思います。
この記事では、コンサルタントに依頼するメリットや選び方について解説をしていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
飲食コンサルタントとは?
飲食コンサルタントとは、飲食店の経営に特化したコンサルタントです。
飲食店オーナーが抱えている経営に関する悩みの解消をサポートいたします。
飲食コンサルタントは、大きく「特化型コンサルタント」と「総合型コンサルタント」の2つに分けられます。
それぞれについて解説をしていきます。
特化型コンサルタント
特定の分野に特化したサポートや問題解決を行うコンサルタントのことを指します。
経営不振の原因が明確になっている飲食店オーナーが依頼されるケースが多いです。
店舗全体の経営に関する問題解決を行うのではなく、メニュー開発やオペレーションの向上、従業員の教育など細かい部分のサポートをするのが特徴です。詳しくは、以下のような内容です。
集客/販売促進
SNSや紙媒体などでの来店客数を増やす施策についてアドバイスをいただけます。
今日では、店舗独自のSNSアカウントを運用して集客を行っている飲食店が多いため、SNS集客に特化したコンサルタントも多数存在しております。
メニュー開発
自社独自の新メニューや利益向上のためのメニューなどの開発のサポートをしてくれます。
特にデリバリー/テイクアウトを行う飲食店が増えてきたため、デリバリー/テイクアウト用のメニュー開発に強いコンサルタントもいます。
人材育成/教育
ホールスタッフへは、接客のレベルの向上のための研修を行います。
接客用のマニュアル作成など様々な方法で接客のレベルの向上に向けてサポートしてくれます。
キッチンスタッフへは、オペレーション上の動作や動線を確認し、食材や調味料、料理道具の配置や調理工程の適正化など、より効率的に料理を作るためのオペレーションへの変更を行います。
出店立地
新規出店する際に商圏調査や立地調査、物件状態などを踏まえてアドバイスを行います。
内装
コンセプトに合った内装デザインや動線の提案や施工管理などを行っています。
総合型コンサルタント
総合型コンサルタントは、1つに特化した特化型コンサルタントとは違い、総合的に飲食店経営に関する問題解決のサポートを行います。
経営不振の原因があまり明確になっていない飲食店オーナーが依頼されるケースが多いです。
以下が詳しい業務内容です。
経営全般
経営不振の原因を分析し、適切な改善策の提案から実行をしていきます。
売上・利益が減少している店舗へは、原価や経費、メニュー構成の見直し、より効果のある集客・販売促進の提案など幅広く総合的なサポートを行っています。
業態変更
営業中の店舗の業態変更におけるコンセプト設計や内装デザイン、集客・販売促進などトータルでのサポートを行っています。
今日では、時間帯や曜日で業態を変える二毛作ビジネスやデリバリー・テイクアウトを始める方が多く、業態変更を行う際にコンサルタントに依頼される方も増えてきています
海外展開
中国やベトナムなどアジア、アメリカなど欧米への海外展開に関する全般的なサポートを行います。具体的には、現地の市場調査や国や行政への手続きのサポート、メニュー開発や仕入れ先の開拓、人材確保など海外展開に必要なことを全て行います。
フランチャイズ
フランチャイズビジネスを展開するための準備をサポートしています。
反対にフランチャイズに加盟する際に選定も行っています。
コンサルタントに依頼するメリット
コンサルタントに依頼するメリットについて紹介します。
メリットは主に2つあります。
経営状態を改善できる
お店の経営状態を客観的に把握し、改善できることがメリットです。
実際に飲食店を経営してみるとお店の経営状態を客観視することは難しく、何が原因で経営不振になっているかわからなくなります。
そんな時にコンサルタントに依頼をすることで分析や調査をもとに客観的に経営不振の原因を発見することができます。
また、いざ経営不振の原因を発見しても飲食店としての通常の業務と並行して改善していくことは、時間的にも体力的にも難しいものです。
コンサルタントに依頼することで飲食店各々に合わせて経営改善に向けたあらゆるサポートを受けることが可能です。
プロのアドバイスをもらえる
飲食コンサルタントは、飲食店の経営におけるプロフェッショナルです。
オーナーのみで飲食店経営を行っていると間違った方向に進んでしまうこともあります。
時にはプロからのアドバイスを取り入れることも重要です。
飲食コンサルタントの中には、長年飲食店を経営している方や複数店舗のオーナーの方など出身も様々で飲食店に関する知識も豊富です。
そのため、アドバイスをもらいサポートをしてもらうことは、将来的にも知識や経験として飲食店経営において様々な面で役立てることができます。
コンサルタントを選ぶ際のポイント
コンサルタントを選ぶ際のポイントについて紹介します。
ポイントは主に3つあります。
実績
コンサルタントになるために資格などは必要ないため、誰もがコンサルタントを名乗ることができます。
そのため、依頼する前にコンサルタントのこれまでの実績をしっかりと調べることが大切です。
ただ、コンサルタントの実績を判断することは難しい面もあります。
例えば、売上はさほど上がらなくても顧客満足度や従業員のモチベーションは上がったなど、短期的な改善ができていなくても、中長期的に見ると改善されていく可能性がある場合があります。
ですので、実績だけに囚われずコンサルタントが人として自分に合うかも見極める必要があります。
稼働内容
先ほどお伝えしたように飲食コンサルタントといっても特化型コンサルタントや総合型コンサルタントなど得意なことや行えることはコンサルタントによって様々です。
そのため、自分が解決したい問題とコンサルタントが解決できる問題がマッチしているかを確認することが大切です。
事前に自分が解決したい問題を明確にし、コンサルタントに正確に伝えることが大切です。
費用
コンサルタントへの依頼時の費用は、コンサルタントによって様々です。
コンサルタントの実績、相談内容、稼働時間などで大きく変わるため、一概には言えませんが1時間1万円ほどが相場です。
そのため、月に大体10万円ほどはかかると考えておいた方がいいでしょう。
また、コンサル費用が高いからといっていいコンサルタントとは限りません。
コンサルタントとしての実績や自分が解決したい問題とコンサルタントが解決できる問題がマッチしているかなど様々な面から判断する必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
以上が、飲食コンサルタントに依頼するメリットや選ぶ際のポイントのまとめでした。
コンサルタントに依頼する場合、コンサルタントとしての実績や稼働内容、費用を確認することが非常に大切です。
コンサルタントに依頼することで客観的な視点でアドバイスをいただくことができ、経営改善を行えます。
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