飲食店の経営って難しいですよね。どんなに美味しい料理を用意してもお店に来店してくれるきっかけを作らないとお客様は来店してくれません。
集客のための取り組みはたくさんありますが、「イベント」を開催することもその取り組みの一つです。
飲食店で「イベント」を開こう!と思っても、実際に何をしたらいいかを考えるのは大変ですよね。
そこで、今回は飲食店でできる「イベント」をいくつか紹介します。
お店で実施する際のヒントにしてください!
目次
飲食店でイベントを開くメリットとは
飲食店でイベントを行うのは、もちろん集客のためです。
しかしその他にもメリットがあります。
飲食店でイベントを行うメリットをあげてみましょう!
・来店動機に繋がり、集客が見込める
・来店したことないお客様にも知ってもらえるきっかけになる
・お店のマンネリを防げる
・お店や従業員の刺激になり活気がでる
・他店との差別化を図れる
集客以外にもメリットはたくさんあります。
上記であげたメリット以外にもあるかもしれません。
飲食店でイベントをやる時期は
イベントをやる時期は年末年始などのもともと繁忙期の時期にはやらない方がいいでしょう。もともと繁忙期に加えて、イベントをやることで集客してしまうとお店のスタッフが混乱してしまいます。
お店によっても違いますが、お店の閑散期、もっと集客したい時期にイベントをやるのがいいです。
イベント開催時にはここに注意!
お店の閑散期に開催するのはいいですが、スタッフも手薄になっていませんか?東京だとお盆の時期は地元へ帰省する人が増えるので閑散期になりやすいです。そこでイベントをやろう!と考えるかもしれませんが、スタッフも帰省の予定がないか確認してからスケジュールを組みましょう。
せっかくイベントをやるから来たのに、お店のスタッフが手薄でお店を回せられなかったとなったら元も子もありませんよね。
お店のオープンにあわせてイベントを開催しよう!
お店のオープン(開業)にイベントを行えば、お店の注目度が高まること間違いなしです!では、どんなイベントがいいのでしょうか。
オープン記念「○○を無料でご提供!!」
実際に何かを無料で提供しても、大半のお客様は本当にそれだけを食べて帰る人はいません。結果、他のメニューを注文してくれますし、1品無料で食べているお得感から、単価の高いメニューを注文してくれるかもしれません。
なので、「○○を無料でご提供!!」のイベントをやってしまうと、売上が極端に下がると思われてしまいますが、基本的には極端に下がるということはありません。
それに一度食べてもらい、気に入ってもらえたら再来店にも繋がります。
無料にするメニューは、思いきって看板メニューにしてみましょう。看板メニューつまりお店が力を入れているメニューの方が、SNSでシェアしてもらえる確率が高くなります。
お店のオープン(開業)は一度しかないので思いきって「○○を無料でご提供!!」のイベントもやってみましょう!
もしオープン時はスタッフが少ない、オペレーションが慣れていないなどありましたら、オープンして一か月後とかでもいいでしょう。
その場合は、オープン時に来てくれたお客様にもチラシや口頭で宣伝しておきましょう。
お店のコンセプトを押し出したイベント
コンセプトや世界観がしっかりしているお店だったらそのコンセプトを活かしたイベントをしてみるのはいかがでしょうか。
例えば、下記のようなイベントはいかがでしょうか。
店長がピンク好きすぎて壁一面がピンク色のお店だったら「ピンクの服を着てきたら○○サービス」
これは完全に店長のご趣味ですが、ピンクの壁紙のお店にピンクの服でいったらSNS映え間違いなしです。イベント後にSNSでお客様が投稿してくれやすくなるのでお店の宣伝になります。
お店の名前が「居酒屋 たなか」だったら「たなかさんがグループにいれば10%OFF」
これは店名に名前が入っているお店ならぜひやってみていただきたいイベントです。このイベントのメリットは、たなかさんがたなかさんではない人も誘って一緒に来店してくれることです。その逆もしかり、たなかさんではない人がたなかさんを誘ってお店に来店してくれます。
オープン時にイベントをやるメリット・デメリット
オープン時にイベントを行うメリットは下記になります。
・お店の周知がしやすい・注目を集めることができる
・実際の来店に繋がりやすい
・お店のコンセプトやウリを知ってもらえる
逆にオープン時にイベントを行うデメリットは下記になります。
・無料や割引での提供期間が長いと安売りのイメージがついてしまう
→イベントは期限を決めて行いましょう。また何日まで限定なのかきちんと伝わるように宣伝をしましょう。長くても2週間くらいがよいでしょう。
・予想を越える来店客数になるとオペレーションが回らなくなる可能性がある
→オープンスタッフだとオペレーションが回らなくなり、クレームになってしまう可能性もあります。事前研修をしっかりと行いましょう。
・事前の告知をしないといけない
→オープン前にチラシやSNS、店頭での声掛けなどで宣伝しないとせっかくイベントを開催しても来店に繋げることはできません。
周年でイベントを開催しよう!
お店が長く続けられるのもいつも来てくれるお客様がいるからです。お店の記念日に周年祭を行うのはいかがでしょうか?
お客さんに感謝を伝えるイベント
常連のお客様、新規のお客様どちらにも「来てくれてありがとう」と伝えたいですよね。いつも退店時に「ありがとうございました。」などの声掛けはしていますが、イベントとしてもっと「ありがとう」を伝えたいという方におすすめのイベントです。
1.メッセージカードを会計時にお客さんへ渡す
同じメッセージを書いておいて渡すのもいいですが、せっかくならお客様それぞれに手書きで書きたいですし、自分が貰って嬉しいのも手書きで自分だけに向けたメッセージですよね。
このイベントを行うことで接客スタッフは意識してお客さんとマニュアル以外の会話をするようになります。そうすることで、お店に来てくれたきっかけや、料理の感想などを聞くことができます。
実は誕生日や記念日などの特別な日に来てくれているかもしれません。そんなお客様がいたら、「おめでとうございます。」と声をかけると思います。特別なサービスでなくても「おめでとう」と言われるだけでお客様はお店にいい印象を持ってくれます。
気に入ってもらえたらまた記念日に来てくれるかもしれないし、普段の日でも来てもらえるようになるかもしれませんね。
2.周年祭限定の特別メニュー
ちょっと良い食材を使ったスペシャルメニューを作って食べてもらう企画です。
事前に宣伝しておけば、常連さん以外のお客様も「このメニューを食べに来たい!」と思ってもらうことができます。
この場合、原価は高くなってしまっても仕方ありません。
あくまで集客メニューなので利益が少なくても、持ち出しにならない程度の価格帯を設定します。
特別メニューで来店してもらったら「また来たい!」と愛されるお店のサービスをしてください。
3.お店のロゴ入りノベルティを渡す
せっかく渡すなら実用的な物にして、使ってもらえるようにしましょう。お店のロゴを入れておけばそれだけで実は宣伝効果になります。
ノベルティといっても種類はいろいろありますが、今ならマスクケースとエコバッグなども面白いですね。会社や大学が近くにあればボールペン、スナックやバーなどで喫煙可のお店であれば、ライターのノベルティも面白いです。
ボールペンやライターなどは人に貸す機会があるので、受け取った人の周りの人にもお店の存在を知ってもらうことができます。ノベルティを作成する際はお店のロゴや店名が分かりやすいようにデザインして、お客様自身にお店の広告塔になってもらいましょう!
イベント開催が決定したらお客さんに宣伝しよう!
いざイベントを開催してもお客さんが来てくれないと意味がありません。開催することが決まったら必ず前もって宣伝しましょう。
ポスター・チラシで宣伝しよう
ポスターを店内に貼っておけば、直近でお店を利用した人にイベントがあることを知ってもらえます。また、貼るだけでなく注文を伺った時や、お会計の時に「いつにこんなイベントがあるので良かったら来てくださいね。」と声をかけましょう。
テンポスではポスター・チラシの作成も行っております!ポスター・チラシを作りたいと思っている方はぜひお気軽にお問い合わせください。
誰だって主催者から誘われていないパーティーには行きませんよね。けど主催者から誘われたパーティーなら予定を確認して判断すると思います。お店は主催者になるのでどんどん声をかけて行きましょう。
SNSで宣伝しよう
お店のSNSがあれば活用しましょう!
Instagramであれば、通常の投稿だけでなくストーリーズを使ってみましょう。
またハッシュタグ検索に強いので投稿の際は、「#蒲田グルメ」のようにお店のエリアを付けた投稿にしてみてください。
Twitterはシェア機能があるので拡散力が強いです。「友達を誘ってくてください!」などの一言を添えるとシェアしてくれる確率が高くなるかもしれません。
Facebookは文字数制限がないのでイベントの詳細を文字で伝えることができます。
SNSをどんな風に活用していけばいいか分からない、お店の営業で忙しくてSNSまで手が回らない、そんな時はテンポスにお任せください!InstagramとFacebookの運用をサポートいたします!
まとめ
いかがでしたか?オープン時や周年祭などお店でイベントを行ってみてはいかがでしょうか。