プロが見る、食器洗浄機とシンクの買取査定現場

経営ノウハウ

買取依頼された食器洗浄機やシンクはどんなところをチェックして下取りされ、どのように搬出していくのでしょうか。買取時のチェックポイントをもとに日頃の利用状況などを店舗で見直して頂くきっかけになれば、もし売却される際に、高額になるかもしれません。必見です!

食器洗浄機の種類について

食器洗浄機といっても様々な種類があります。
店舗にあった食器洗浄機をみなさん利用されていると思いますが、それぞれの特徴を踏まえて説明します。

■人気No.1!アンダーカウンタータイプ食器洗浄機

業務用食器洗浄では一番小型のタイプで、シンクなど厨房内の機器と高さが揃う800mm前後の高さの食器洗浄機です。 カウンターの下にも設置可能なタイプのためアンダーカウンタータイプと呼ばれます。

天板に水切りが付いた機種が多く、省スペースに優れますので、比較的に小型の厨房におすすめです。 省スペース性を損なわないように、ブースター外付けタイプよりも貯湯タンク内臓タイプが圧倒的に人気があり、おすすめです。

■中規模厨房にはこれ!小型ドアタイプ食器洗浄機

比較的中規模の厨房に人気のタイプです。 ドアの開口方向が正面、右、左、左右両方(パススルー)と選べるため、設置場所と作業動線にあわせることが可能です。

後述するドアタイプよりも小型で省スペース性が好まれることや、ドアタイプほどの洗浄力能力を重視されないことから、貯湯タンク内臓タイプが人気のタイプです。

■洗浄能力No.1!ドアタイプ食器洗浄機

大パワーの洗浄能力で、比較的大型の飲食店・厨房に人気のタイプです。

また、パワーだけでなく扉の開口部も他のタイプよりも大きいため、比較的に大皿を多用するイタリアンや中華などの業態でも人気です。

それ以外にも、スルータイプやコンベア式の食器洗浄機など様々な種類があります。
機種によっては、ガスブースターを取り付けてより効率的に洗浄を行うことができるようになります。

お店の規模や料理内容に応じて使う機種が違ってきますが、今回ご紹介している機種は
どれも人気の機種で高価買取の可能性がある商品です。

買取のプロが見ている、食器洗浄機のチェックポイント

では、食器洗浄機の買取価格をつける際に、買取査定の担当者がどのようなところを見て金額を決めているのか説明します。

まず、全体的な状態を確認します。

・ドアの取っ手が壊れていないか
・洗浄機の脚は、すべて揃っているか
・機体に損傷や腐食はないか
・開閉はスムーズか

次に、型式や年式の確認をします。
製造からおおよそ10年以内であれば買取価格が発生します。
先に挙げた全体の状態が良ければもちろん、高価買取に繋がるということになります。

あとは、部品がすべて揃っているかも必ずチェックします。
庫内のゴミ受けやラック、パッキンなどもチェックをします。
その際に、庫内の水垢やカルキなどの汚れも落としておくこともポイントになります。

庫内の、水垢やカルキは日ごろの蓄積により頑固にこびりついてしまったり、洗浄しても食器に若干臭いがついてしまい、クレームに繋がることもあります。
日々10分ほどの清掃でキレイな状態を維持できますので、是非日ごろからの清掃をしっかりしてみてください。

洗浄の際は、金たわしなどを使用する場合には「銘板シール」と呼ばれる「型番」、「年式」などの情報が記載されているシールをこすらないように気を付けてください
型番や年式の情報が金たわしでこすることで消えてしまっていた場合は、お値段がつかない場合もあります。
絶対に「銘板シール」の情報を消さないようにしてください。

シンクの買取について

食器洗浄機と一緒にご依頼頂くのが、「ソイルドシンク」や「ソイルドテーブル」と呼ばれるものです。

食器洗浄機から洗いあがったものを引き出しラックから取り出す作業台や、食器洗浄機に入れる前に汚れなどを軽く洗い落とすための洗浄シンクをセットでご依頼を頂きます。
「ソイルドシンク」や「ソイルドテーブル」は、その店舗にあった寸法でご購入いただいていることが多く、単品での再販が難しい商品となります。その為、お値段はつけづらいものとなります。

店舗によっては、「ソイドシンク」や「ソイルドテーブル」ではなく、既存の寸法で販売されている「一槽シンク」や「二槽シンク」、「作業台」などで代用していることもあります。

「一槽シンク」や「二槽シンク」、「作業台」も当社は、買取商品となります。
特に横45cm~120cm、奥行45cm~60cm、高さ80cmの商品は人気の寸法でお値段が付きやすい商品です。

しかし、どんなに人気の寸法でも買取価格がつかないものもあります。

・トラップのついていないシンク(下記写真のもの)
・シンク内に破損(穴)がある
・傷、汚れが強いもの

シンクは、どこの店舗でも必ず使用している物です。
お見積りに伺った際に「シンクなどは、残置ですか?」と確認すると「買い取ってもらえるの?」と言われたりします。
買取をしてもらえないと思っているお客様が多々いらっしゃいます。
テンポスでは、シンクやステンレスの作業台なども買取ができますので、是非一度お問合せ下さい。

搬出時の注意点

食器洗浄機もシンクもどちらも水を使うものです。
作業時には、水を止めておかなければなりません。
それぞれに水を止める元栓がついていれば問題はないのですが、大元でしか止められない場合もあります。

その場合には、水道の大元の元栓の場所がわかってなければなりません。
買取担当が、引き上げに伺う前に念の為お客様へ「大元の元栓」のありかの確認か止めておいてもらうようにご依頼をさせて頂きます。

水が止まらないと、シンクを取り外しできない場合があり残置となってしまいます。

そうなると、お客様も非常に困ってしまうことになるため必ず、撤去日前までに水道の大元の元栓のありかを不動産屋さんや大家さんに確認をしておいてください。

給湯器を使用しているシンクやガスブースターを使用している食器洗浄機の場合はガスの大元も確認が必要となります。
直結で電源を取っている食器洗浄機は、配電盤の場所も確認をお願いしております。

まとめ

今回は、飲食店でよく使われている食器洗浄機やシンクについて、説明させていただきました。
普段から頻繁に使用している食器洗浄機、当たり前のようにあるシンクについても買取時には、チェックポイントが多数あります。

普段のちょっとした手入れで買取価格が大きく変わる場合があります。
衛生面の強化にもなりますので、是非日々の清掃を実施してみてください。

食器洗浄機やシンクの買取依頼はこちら

テンポス買取ドットコムでは、他にも下記の商品を買い取り可能です。
※記載されていない商品でも一度お問合せ下さい。

製氷機・冷蔵コールドテーブル・4ドア冷凍冷蔵作業台庫・ガステーブル・ガスレンジ・1槽シンク・2槽シンク・ショーケース・オーブン付きガスレンジ・ガステーブル・中華レンジ・卓上コンロ・グリラー・焼物器・餃子焼器・グリドル・オーブン・フライヤー・ゆで麺機・蒸し器・回転釜・キッチンエイドミキサー・フードプロセッサー・スライサー・ブレンダー・シノア・裏ごし器・ミキサー・ジューサー・皮むき機(ピーラー)・野菜脱水機・寿司ロボ・ライスロボ・エスプレッソマシーン・ステンレス戸吊戸棚・ガラス戸吊戸棚・平棚・パンチング平棚・上棚・パイプ棚・食器棚・引出付食器棚・対面引出付食器棚・食器洗浄機・カウンターイス・スタッキングイス・スチールイス・座イス・子供イス・ソファテーブル・お好み焼き用テーブル・ターンテーブル・中華テーブル・円卓・食器類・調理道具・POSレジ・券売機・看板・装飾品

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