9月にもかかわらず、全国的に厳しい残暑が続いています。都内では、35℃を超える猛暑日となっており、9月下旬までこの暑さは続くのではないかといわれています。
そのような暑い中で、かき氷は絶大な人気を誇っているのです。先日、ニュースをみていたところ、9月に入ってもかき氷の人気は高く、カフェに足を運んで食べにくる方が多いようです。
かき氷のメニューには、抹茶やいちごといった定番な種類がある他、しょうがのかき氷も販売されており、種類は豊富にあります。
実際に著者も、かき氷のお店に行き「抹茶金時かき氷」を食べました。かき氷は、暑い季節にふさわしいスイーツだと改めて実感させられますね!
今回は、猛暑日が続いた9月に食べたいスイーツ「抹茶金時かき氷」を食べてみた!!その味について紹介していきます。
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目次
かき氷とは?
そもそも、かき氷とはどのようなスイーツなのでしょうか。かき氷は、日本の伝統的な夏の冷たいデザートで、氷を細かく削り、シロップやトッピングをかけて楽しむスイーツです。
氷が「ふわふわ」とした軽い食感を持ち、シロップがかかることで、見た目も味も爽やかになります。
シンプルなシロップ味から、抹茶やあんこ。さらに、フルーツなど多彩なバリエーションがあり、近年ではクリームやソースを使用した豪華なかき氷も人気です。
かき氷の起源は平安時代にまでさかのぼります。当時は、貴族が氷を削って甘味をかけて食べていたといわれています。
現在のように、広く市民に普及したのは、冷凍技術が発達した昭和時代以降です。夏祭りや、縁日などで定番の屋台スイーツとして知られています。
近年ではかき氷専門店が登場し、氷の質やシロップ、トッピングにこだわった高級かき氷が話題になっています。
また、日本独自の進化を遂げつつ、かき氷は台湾の「雪花冰(シュエホアビン)」や韓国の「パッピンス」など、アジア各地の類似デザートとも関連しているのです。
「金時(きんとき)」とは抹茶のこと?
金時と初めて聞いた人は、「金時って抹茶のこと?」なのではと思う方もいるはずです。
金時は、抹茶を指す言葉ではなく、一般的にあずきを使った和菓子や、かき氷のトッピングとして用いられている言葉です。
特に、金時あずきという表現が一般的で、かき氷にあずきを乗せた「金時かき氷(あずき氷)」が代表的な例です。
あずきの甘さと、「ふわふわ」のかき氷の冷たさが合わさり、夏に人気の高いデザートです。
金時という名前の由来は、江戸時代の武士・坂田金時(さかたのきんとき)に関連しています。
坂田金時は、力持ちで勇敢な英雄として有名であり、あずきの粒が彼の強さや赤ら顔に似ていることから、その名前がつけられたのではないかといわれています。
そのため、金時はあずきのことを指す場合が多く、抹茶との関係は一切ないのです。
しかし、かき氷のトッピングや和菓子の分野では、抹茶と金時あずきを一緒に使うことが多いです。
抹茶の苦みとあずきの甘さの対比が、風味のバランスを引き立てています。たとえば、抹茶かき氷に金時あずきをそえた「抹茶金時かき氷」は、人気の高い組み合わせの一つです。
このように、抹茶と金時あずきが一緒に提供されることが多いため、混同されることが多いかもしれませんが、金時そのものはあずきに由来しているのだと理解しておきましょう。
「抹茶金時かき氷」の魅力
抹茶金時かき氷の魅力とは、いったいなにがあげられるのでしょうか。
ここでは、抹茶金時の魅力について紹介していきます。
主に以下のことがあげられます。
・抹茶の深い風味とあずきの甘さのバランス
・視覚的な美しさと日本らしい風情
・食感のバリエーション
それぞれ詳しく見ていきましょう。
抹茶の深い風味とあずきの甘さのバランス
一つ目は、抹茶の深い風味とあずきの甘さのバランスです。抹茶は、茶葉を石臼(いしうす)でひいて作られる日本の伝統的な粉茶です。
抹茶は、独特の苦みと深い風味を持っています。
一方で、金時あずきは小豆を煮込んで作られる甘いトッピングです。この二つの対照的な味わいが一緒になることで、抹茶のほろ苦さがあずきの甘さを引き立て、バランスの取れたおいしさを味わえるのでしょう。
特に、かき氷の冷たさとともに味わうことで、甘さが強調され過ぎず、さっぱりとした後味を楽しめるのです。
視覚的な美しさと日本らしい風情
二つ目は、視覚的な美しさと日本らしい風情です。抹茶金時かき氷は、見た目の美しさにおいても魅了されます。
鮮やかな緑色の抹茶シロップが、「ふわふわ」の氷にかかり、その上に濃い金時あずきがそえられることで、色彩の対比が生まれます。
この色の組み合わせは、まさに日本らしい風情を感じさせ、食べる前から期待感を高めているのです。
また、トッピングとして白玉や練乳を加えることで、さらに視覚的な魅力が増すのでしょう。
食感のバリエーション
三つ目は、食感のバリエーションです。「ふわふわ」のかき氷は口の中で瞬時に溶け、ひんやりとした感覚を与えてくれます。
その後に、しっかりとしたあずきの粒感が残り、柔らかい白玉や滑らかな練乳が加わることで、口の中でいろいろな食感が交互に楽しめるのです。
特に、かき氷の軽さとあずきの重量感の対比が楽しめるため、一品で満足感を得られるデザートになっています。
これらの魅力により、抹茶金時かき氷は、夏のデザートとしてだけではなく、日本の伝統的な食文化を体験する手段としても人気です。
抹茶の深みやあずきの甘さ。そして、視覚や食感の楽しさが一体となった抹茶金時かき氷は、世代を超えて愛される存在として、今後も親しまれていくでしょう。
食べてみたその味とは!?
実際に、抹茶金時かき氷を食べてみると、甘い金時と抹茶のほろ苦さの相性が抜群で、とてもおいしいかき氷でした!
練乳シロップもトッピングとしてそえられており、かき氷にかけてみるとより一層甘いかき氷が味わえます。
猛暑日が続いた9月に、ぜひみなさんもかき氷を食べに行ってみてください!
かき氷に使う調理器具や食器
テンポスで扱っている、かき氷を作る際に使う調理器具や、おすすめの食器をご紹介!
【のぼり「かき氷」】 幅600mm×高さ1500mm
電動式 ブロック アイススライサー
まとめ
今回は、猛暑日が続いた9月に食べたいスイーツ「抹茶金時かき氷」を食べてみた!!その味について紹介してきました。
かき氷は、平安時代に発祥したといわれています。かき氷は、猛暑日が続いた9月であっても、おいしくいただけます。
今年に入って一度も、かき氷を食べていない方はぜひ、食べに行きかき氷の涼しさを感じてみてください!
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