飲食店の閉店や移転に伴い、厨房機器を買い取ってほしい際に「この年式は買い取ってもらえるのか？」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はテンポスバスターズで買取可能な年式や条件を解説いたします！
目次
古い厨房機器でも買取可能か？
各厨房機器の種類によりますが、古い厨房機器の買取は可能です。
年式が古くても機器の状態が良かったり、人気メーカー商品で購入の需要が高い場合は買取ができる可能性もあります。
次に、各厨房機器で年式がどれくらいであれば買取可能か解説していきます。
何年製の厨房機器が買取可能？
製氷機
キューブタイプの25kg~45kgタイプは、中古出の購入需要が高いため10年前の年式も買取可能です。
55kg以上のタイプは、5～6年前の年式であれば買取可能です。
チップアイスを作る製氷機も5～6年前の年式まで買取可能です。
ただし、前述の通りメーカーや機器の状態、付属品の有無によって買取できるか否か変わります。まずはテンポスにお問い合わせいただき出張見積で買取できるか判断いたします。
冷凍冷蔵庫
幅610～1200mmの冷凍冷蔵庫は、10年前の年式も買取可能です。
1500～1800mmなど大型の冷凍冷蔵庫の場合は、5～6年前の年式まで買取可能です。
特に冷凍冷蔵庫は、棚板・排水部品・フィルターなど部品があるかないか、欠損しているかで査定額が変わりますので、使用中の段階でも部品の有無を定期的に確認しましょう。
また、ドアパッキンの状態や設定温度まで冷えるか等も重要なポイントです。
フィルターの詰まりなども影響しますので、定期的なメンテナンスをしておくと良いです。
コールドテーブル
奥行が450～600mmの場合は6～10年前の年式が買取可能です。
750mmの場合は6年前まで買取可能です。
コールドテーブルも冷蔵庫と同様、棚板・排水部品・フィルターなど部品があるかないか、欠損しているかで査定額が変わりますので、使用中の段階でも部品の有無を定期的に確認しましょう。
サンドイッチコールドテーブルの場合はホテルパンもセットだと査定額が高くなる可能性があります。
冷凍ストッカー
スライド扉、前開きタイプやリットルに関わらず、6年前までの年式が買取可能です。
また、パナソニック・サンデン他、国内メーカー品の場合は査定額がつきやすいです。
ストッカーも庫内のかごや引出、取り扱い説明書、鍵付きの場合は鍵など購入時にあった付属品が揃っているかも見積もり依頼前にご確認ください。
ショーケース
冷蔵ショーケースの卓上型や小型、カウンタータイプ、リーチインタイプ含め6～7年前の年式が買取可能です。
ケーキショーケースやネタケースは7年前までの年式が買取可能、オープンショーケースはサイズ問わず6年前までの年式が買取可能です。
ショーケースも、ホシザキ、パナソニック、ガリレイ、サンデン、大和冷機、大穂など国内業務用メーカーは高価買取になりやすく、他機器と同じく棚板やフロントパネルなど付属品の有無で査定額が変わります。
設定の温度まで冷えるかも査定対象になりますので、査定当日は電源が入る状態にしておきましょう。
厨房機器の買取相場
製氷機
製氷機（95㎏まで）は20,000～80,000円ほどで買い取られることが多いです。
中古でも人気の高いホシザキ製品や、年式が新しいものほど高価買取対象となります。
冷凍冷蔵庫
縦型冷凍冷蔵庫は25,000～140,000円ほどで買い取られることが多いです。
冷凍機能がない冷蔵庫の場合は9,000～100,000円、冷凍庫は6,000～80,000円ほどになります。
コールドテーブル
冷蔵コールドテーブル（奥行600まで）は15,000～70,000円ほどで買い取られることが多いです。
中古でも人気の高いホシザキ製品や、年式が新しいものほど高価買取対象となります。
また、製番シールが残っているかどうかも大切です。
日々の掃除や使用年数によって製番シールの文字がかすれてしまって読めないという場合もありますので注意して清掃しましょう。
冷凍ストッカー
スライド扉は1,000～5,000円、前開きタイプは1,000～10,000円、チェストタイプは1,000～15,000円ほどで買い取られることが多いです。
ショーケース
冷蔵ショーケースの卓上型は2,000～15,000円、小型（スライド・スイング扉）は3,000～40,000円、カウンタータイプは4,000～60,000円、リーチインショーケースは7,000～50,000円程で買い取られることが多いです。
特にスライド扉の1200×450、1200×650サイズは最新式の場合だと査定額が10万円を超えるケースもあります。
ケーキショーケースは15,000～200,000円、ネタケースは10,000～60,000円ほどです。
オープンショーケースは多段薄型の場合7,000～10,000円、片面平型の場合は7,000～40,000円ほどで査定額がつく場合が多いです。
厨房機器を高く売るポイントは？
人気メーカー（ホシザキなど）は高価買取になりやすい
新品でも中古でも根強い人気のあるホシザキ製は、特に高価買取の対象になる可能性があります。冷蔵庫や製氷機、コールドテーブルなど特に冷機器の買取を多数ご依頼いただいておりますので、お店にホシザキ製の厨房機器がある場合は一度お問い合わせください。
電気やガスが入る状態で問い合わせする
厨房機器は、正常に起動するか起動しないかの動作確認がその場でできますと余計な 手間を省き、作業時間が少なく済みます。
購入当時の部品をすべて揃えておく
全ての部品が揃っているのといないのでは金額がまるで違います。吊戸や調理台などは、扉などがなくては引取料が逆にかかってしまうことがあります。
お手入れが大切
厨房機器はほぼ毎日稼動していますので、日々のこまめなメンテナンスが買取査定に大きく影響します。毎回きっちり綺麗にする必要はありませんが、油汚れや水気をとって錆びないようにする等お手入れをしてあげましょう。
まとめ
基本的に6～10年前の年式であればテンポスにて買取いたします。
しかし年式だけでなく、機器の状態や付属品の有無など買取価格に影響する条件は多数ありますが、条件がそろっていれば古い厨房機器でも買取可能ですので、まずは一度ご相談ください。
年間12,000件の取引実績、全国対応可能なテンポスにて出張見積いたします。
厨房機器やイス・テーブル、食器や調理道具など小物商品などは店頭持込も可能です。
閉店をご検討中の場合は買取だけでなく、居抜き物件の場合は譲渡先のお探し、事業譲渡などのサポートも行っております。合わせてご相談ください。
