近年、急速に普及しているキャッシュレス決済。財布を持たず飲食店に行く人も多くなってきています。今後、さらにキャッシュレス決済の普及率が高まることが予想されており、飲食店を運営する上でキャッシュレス決済を導入する重要性が高まっています。
しかし、キャッシュレス決済といっても多数あり、
「どのキャッシュレスを導入するべきかわからない」という方も多いのではないのでしょうか。
そこで、今回はそれぞれのキャッシュレス決済サービスの特徴を解説しつつ、飲食店に合ったキャッシュレス決済サービスを紹介していきます。
目次
キャッシュレス決済の種類
どのようなキャッシュレス決済サービスがあるのかご存じでしょうか。
キャッシュレス決済はQR決済、電子マネー決済、一括端末に分けられます。
特徴や決済手数料が異なりますので、それぞれの決済サービスについて紹介していきます。
QR決済
QR決済はQRコードやバーコードなどを用いた決済システムのことです。
スマートフォンを用いた決済であり、「スマホ決済」とも言われます。
すぐに導入することができる、決済手数料が安い、操作が簡単等のメリットがあり、おすすめの決済サービスになっています。
QR決済だけでもかなりの数がありますが、今回は5つに絞り紹介していきます。
PayPay
PayPayはQR決済の中で最も利用者が多い決済サービスになります。
これを読んでいる方々も利用している人が多いのではないでしょうか。
ユーザー数は4,000万人以上と日本の人口の3分の1にあたります。加盟店数も340万か所以上と利用している店舗も増えています。
決済システム利用料は2021年10月から有料になり、1.98%になりました。決済システム利用料無料のイメージが強い方にとっては高く感じてしまうかもしれません。
しかし、PayPayマイストア ライトプランに加入するとトライアルキャンペーンとして初期費用1980円が無料、月額費用1980円も最大2カ月無料などお得に導入することができます。さらにシステム利用料も1.60%になるので、おすすめのキャッシュレス決済サービスです。
d払い・メルペイ
d払いとメルペイは一緒に使うことができます。d払いは現在キャンペーンを行っており、2021年9月1日~2022年9月30日の間、初期費用無料、入金手数料さらに決済手数料も無料で利用することができます。
※2022年9月末以降は2.6%、メルペイの決済はキャンペーン対象外で手数料2.6%
※1万円未満の場合、入金手数料200円
dポイントクラブ会員が約7,800万人以上、年間利用料は約2000億円、メルカリ月間利用者数が1700万人以上のユーザー、年間売上金は約62591億円と市場規模がとても大きいです。
ですので、d払いとメルペイを導入するとドコモのdポイントやメルカリの売上金を利用したいお客様を集客することができ、売上アップを狙えます。
au Pay
auPayもキャンペーンを行っており、2021年9月1日~2022年9月30日の間、初期費用、入金手数料、決済手数料が全て無料で利用することができます。
※2022年9月末以降は2.6%、
会員数は業界最大級の2500万人以上で、今後も増加傾向となっております。専用アプリの店舗検索にお店が表示されるため、集客アップに繋げることができ、さらにPontaポイントもたまるため、ユーザーの満足度も高い決済サービスになっています。
サポートも充実しており、専用の管理画面から24時間いつでも質問することができます。電話での相談も可能なため、安心です。さらに2段階認証のため、セキュリティ対策も万全です。
楽天ペイ
楽天ペイも中小店舗様応援キャンペーンを行っており、QR決済の決済手数料が2021年10月から実質無料で利用することができます。
※キャンペーンには条件があります。詳しくは楽天ペイのHPをご覧ください
※通常は決済手数料3.24%~
さらに今なら2万円相当のカードリーダープレゼントを行っており、クレカも電子マネーも決済できるカードリーダーが無料で導入することができます。
※キャンペーン期間:2021年12月27日まで
振込口座に楽天銀行以外を登録した加盟店様には、売上金を毎月末締めで翌営業日に自動入金。さらに、期間のキャンペーンとして、今なら振込手数料330円(税込)も全額キャッシュバックされます。
※キャンペーン期間:2021年10月1日(月)0:00 ~ 2022年9月30日(金)23:59
詳細については都度更新されるかとおもいますので、楽天ペイのHPを参照していただければと思います。
テンポスでもd払い・メルペイやau Pay等を案内しています。
興味がある方は問い合わせてみてください。
電子マネー
続いて電子マネーについて紹介していきます。
電子マネーはかざすだけで決済することができるため、スピードが早いのが特徴です。
定期的に使用するユーザーも多く、キャッシュレス決済全決済回数の半分を締めています。
電子マネー決済もかなりの数がありますが、今回は3つに絞り紹介していきます。
Suica
SuicaはJR東日本が発行している電子マネーです。
電車に乗る際など交通系の決済手段として使うだけでなく、飲食店等の店舗で使う方も増えてきています。
以前まではICカードを使っての使用がメインでしたが、Apple Payなどのウォレットに追加することができるようになってから、スマホで管理するようになっ方も多いのではないでしょうか。
決済手数料は3.24%~とQR決済に比べて手数料が高くなります。
ID
IDはクレジットカードと紐づいた後払い方式です。
クレジットカードと紐づいているため、客単価が高く、高額決済にも対応することができます。
しかし、決済手数料が3.74%とかなり高いのが懸念点です。
楽天Edy
楽天Edyは楽天ポイントの対象となっており、楽天ユーザーを集客できる可能性があります。
決済手数料は3.24%~とSuicaと同じで、QR決済と比べて手数料が高くなります。
一括端末
現在、QR、電子マネー、クレカ全てに対応している端末も存在します。本記事では全てに対応している端末を一括端末と呼ぶことにします。
QR、電子マネー、クレカを使うそれぞれのユーザーに対応することができるため、とても便利です。窓口を一つにすることができ、複数の決済サービスをそれぞれ導入するより、管理が楽になります。
一方で、全て対応できるため決済手数料が高くなるというデメリットもあります。
今回はテンポスが案内している端末を1つ紹介します。
Panasonic JT-C60シリーズ
決済端末は決済手数料が3.24%~4.50%です。
決済手数料は高くなりますが、QR、電子マネー、クレカ全てに対応しているため複数の決済サービスの導入を検討している方にはおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
一つの決済サービスを導入する予定の方にはQR決済がおすすめです。決済手数料が低い点が魅力的です。中でも、利用者数が多く需要が一番あるPayPayがおすすめです。
一方、複数の決済サービスを導入する場合は一括端末がおすすめです。一つの端末で売上を管理することができ、キャッシュレスを使う利用者を網羅することできるという点が魅力的です。
テンポスでも決済サービスを案内しています。
ぜひ検討していただき、お話だけでもきいてみてください。
また、非接触決済方法としてセルフオーダー・セルフレジシステムも案内しております。
こちらも併せて検討してみてください。