飲食店業界で最も利益率が高いといわれている居酒屋。夜の飲屋街として常に客足が絶えません。
本記事では、副都心線で居酒屋をオープンするのにおすすめの駅や、開業に必要な準備や資格をご紹介します。都内で居酒屋開店を考えている方必見です!
目次
副都心線で居酒屋の開業におすすめの駅
池袋駅
池袋駅はJR線、地下鉄、有楽町線、副都心線、西武線、東武線などが乗り入れるターミナル駅であり、多方面からのアクセスが非常に便利です。
また、池袋は東京を代表する繁華街の一つで、常に多くの人で賑わっています。買い物、観光、ビジネスなど、様々な目的で訪れる人が多いため、潜在的な集客力が非常に高いです。
新宿三丁目駅
新宿三丁目には伊勢丹、新宿マルイ、ビックロなどの大型商業施設があり、買い物客やビジネス客が多く訪れます。これらの商業施設との連携やプロモーションで集客を図ることができます。
また、新宿は「眠らない街」として知られ、夜遅くまで営業する施設が多いです。そのため、夜間の飲食需要が非常に高く、居酒屋の運営に適しています。
渋谷駅
渋谷は若者からビジネスマン、観光客、地元の住民まで幅広い年齢層の人々が集まります。特に外国人観光客も多く、国際的なメニューやサービスが受け入れられやすいです。
また、渋谷エリアでは年間を通じて様々なイベントやフェスティバルが開催され、それに合わせたキャンペーンや特別メニューで集客を狙えます。
東新宿駅
東新宿駅周辺にはショッピングモールや映画館、ライブハウスなどの商業施設が多く集まっています。買い物やエンターテインメントを楽しむ人々が多く訪れ、居酒屋の需要も高まります。
また、新宿エリアは東京を代表する飲食店街として知られており、多様な飲食店が集まっています。これにより、居酒屋を訪れる客層も多様で、競争が激しい反面、成功するチャンスも多いです。
明治神宮前駅
明治神宮前駅周辺には、竹下通り、表参道ヒルズ、ラフォーレ原宿など多くのショッピングスポットがあります。買い物の後に一息つく場所としての居酒屋は人気があります。
また、原宿や表参道は新しいグルメ文化の発信地でもあります。特にユニークなコンセプトやインスタ映えするメニューを提供する居酒屋は、SNSで話題になることが多いです。
飲食店を開業する際の流れを解説
コンセプト・ターゲット層の明確化
まず、どのようなお店を開業したいかを具体的にイメージする必要があります。
・お店のコンセプト(業態、客単価、雰囲気など)
・ターゲット層(年齢層、性別、職業、嗜好など)
物件探し
コンセプトやターゲット層に合った物件を探します。
・立地(駅からの距離、周辺環境、競合店など)
・広さ
・賃料
資金計画
開業資金と運転資金を算出します。
・初期費用(店舗取得費、内装工事費、厨房設備費、什器・備品費、運転資金など)
・月額費用(家賃、人件費、食材費、光熱費、水道光熱費、その他経費など)
事業計画書を作成する
事業計画書とは、飲食店の経営計画を示す書類です。事業計画書には、以下の内容を盛り込みましょう。
店舗の概要
店舗の立地や規模、コンセプト、内装、設備などをまとめたものです。大まかにどのような店舗を想定しているのかまとめましょう。
メニューやコンセプト
競合店を分析したり独自の強みを打ち出したりすることで競争に勝てるよう考えましょう。
ターゲット顧客
ターゲット顧客を明確にすることで店舗の方向性や立地の条件なども明確になってきます。
売上計画、収支計画
収支計画を実現可能なものにすることで明確なビジョンを打ち出しましょう。売り上げの計画もしっかりとすることで事業の実現性を明確にします。
事業計画書は、金融機関から融資を受ける際にも必要となります。
各種許可の取得
食品営業許可をはじめ、消防署や警察署への各種申請・届出が必要です。
・食品営業許可
・消防署への防火管理者選任届
・警察署への深夜酒類提供飲食店営業開始届
・その他
内装工事・厨房設備の設置
コンセプトに沿って、内装工事や厨房設備の設置を行います。
スタッフ募集
必要に応じて、スタッフを募集します。
メニュー開発
コンセプトやターゲット層に合ったメニューを開発します。
開店準備
食材や備品を揃え、開店に向けて準備を進めます。
オープン
いよいよ開店です。
開業に必要な資格、申請はなにがあるの?
食品衛生責任者
食品を提供する場合、地方自治体の規定によっては「食品衛生責任者(食品衛生管理者)」の任命が必要です。食品の衛生管理や取り扱いに関する知識を持ち、衛生基準を遵守する役割を担います。
食品衛生責任者の資格を取得するためには
食品衛生に関する研修や講習を受けることが必要です。地方自治体や食品衛生関連の団体が提供する研修や講習に参加し、要件を満たす試験に合格することで資格を取得できます。
防火管理者
30人を超える規模の店舗には防火対策が求められます。地方自治体の消防法に基づき、防火管理者(消防管理者)の任命が必要な場合があります。店舗の消防設備の点検や消防訓練の実施、避難計画の作成などをします。
防火管理者の資格を取得するためには
地方自治体の消防署や関連機関が提供する研修を受講する必要があります。研修内容は消防法や消防設備に関する知識や技術を学ぶものです。修了研修後に試験を受け、合格することで防火管理者の資格を取得できます。
営業許可証
居酒屋を営業するためには、地方自治体からの営業許可証を取得する必要があります。営業許可証は、飲食店の営業が法律や規制に準拠していることを証明するものです。
営業許可書を取得するためには
営業許可証は地方自治体に申請する必要があります。所在地の少数役割場や商工会議所にお問い合わせ、営業許可の申請手続きについての具体的
まとめ
いかがでしたか?
副都心線で居酒屋をオープンするのにおすすめの駅や、開業に必要な準備や資格をご紹介しました。地域によって環境や需要は異なるため、可能性は様々です。
ぜひ、理想の味や店舗像を思い浮かべて、開業の戦略を立ててみてください。
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