ケーキ屋開業時に必要な厨房機器とは?それぞれの特徴をご紹介!

出店・開業

SNSが流行している昨今、様々なケーキやスイーツがトレンドとしてあがっており、特に若い女性に支持されています。

本記事では、ケーキ屋を開業したい!と考えている飲食店のオーナー様向けに、ケーキ屋開業時に必要な厨房機器をご紹介!

あなたのお店のコンセプトに合ったものを選びましょう。

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オーブン

オーブンは厨房機器の中で金額が高く、すぐに買い替えるものではありません。
搬入したら「サイズが間違っていた!」「思ってた機能がない!」というようなことがないように、しっかり確認して購入しましょう。

コンベクションオーブン

コンベクションオーブンとは、ファンで熱風を強制的に循環させるオーブンのことです。
機器の性能にもよりますが立ち上がり時間や調理時間が早く、熱風で加熱調理するので、庫内の温度が一定で焼きムラが少なく仕上がります。

低い温度から高い温度まで設定できますので、生地に応じた仕上がりになります。

ただし熱伝導が良いため、温度調節に注意をしないとケーキを焼いたときに表面が破裂することもありますので、温度調節に注意しましょう。

また、コンベクションオーブンを選ぶ際、機能や性能ももちろん大事ですが、サイズや手入れのしやすさも重要なポイントです。
毎日使うものですので、扉やヒーターなどが取り外しできるものがいいですね。

デッキオーブン

デッキオーブンとは天井と底で別々の熱源があるオーブンのことです。
下からの熱で生地が持ち上がり、上からの熱で焼き色などをつけるので、上下からゆっくりと火を入れていくのが特長です。

焼き菓子のどの面から熱を加えていくか調整することができます。
蓄熱性が高いため温度が下がりにくく、ムラのないスポンジに仕上がります。

また、小さな店舗の場合はミニデッキオーブンを選ぶと良いでしょう。
ミニデッキオーブンは卓上で使用できるため場所をとらずに済みます。
初めての方でも操作が簡単で分かりやすいこともメリットの一つです。

パティスリーオーブン

パティスリーオーブンとは窯の密閉性を高めたオーブンのことです。

熱をしっかりと保持し、水分を逃さない窯の「密閉性」に優れているため、舌触りの良いプリンや、ふんわりとしたスポンジ生地、しっかりとしたカステラなどに最適です。

ケーキショーケース

ケーキショーケースとは、商品をお客様に見てもらいながら販売できるショーケースです。

冷蔵のみですと庫内が乾燥しクリームに影響が出てしまうため、冷蔵のみのケーキショーケースの他に、庫内を常に湿度80%以上に保つ高湿タイプのケーキショーケースを選ぶのも良いでしょう。

設置場所に応じて前後の扉が開くタイプや、機械室からの排気方向が前面・後方のものがあります。
壁にショーケースの背面をぴたりとくっつけて設置する場合は、前面から排気するタイプをお選びください。

ただし、あくまでもケーキショーケースであり保管には適していないため、営業終了後は商品は冷蔵庫へ移して保管するようにしましょう。

ドーナツフライヤー

一般的な揚げドーナツの場合、ドーナツフライヤーを設置するのが良いでしょう。
フライヤーを上部に、高機能のホイロを下部に組み合わせた製品なら、醗酵後の生地をすぐにフライヤーで揚げられ、作業効率アップに繋がります。

最近ではヘルシー志向が高まっているため、揚げない「焼きドーナツ」を販売するお店も増えています。
熱源一体型タイプのドーナツメーカーはホットプレートと同じようにフッ素樹脂加工がされているものが多く、油を使わないのでカロリーカットができます。
卓上で使えるコンパクトタイプですので、場所をとらずに済みます。

ただし、一度に大量に作ることが難しいため、ドーナツをメインで扱うお店はドーナツフライヤーを選ぶようにしましょう。

ワッフルベーカー

今では世界の定番スナックメニューとなったワッフル。
イートイン付きのお店なら、本格的なベルギーワッフルをメニューに取り入れてみるのも良いでしょう。

ワッフルベーカーは卓上で使用できるものが多いので手軽に始めることができます。

ワッフルベーカーを選ぶポイントは丸や四角などの形や、出来上がりの大きさです。
イメージにあった商品を選んで、様々なトッピングを組み合わせて人気メニューを作りましょう。

クレープ焼き機

子どもから大人まで、どの世代でも長く愛されている人気のクレープ。
スイーツ系から食事系までどんな食材とも相性バッチリなので、種類は無限大です。

クレープ焼き機を選ぶポイントは、鉄板の厚さと大きさです。
厚みがあると温度が下がりにくくなるため、最低でも6mm以上の厚さがある商品を選びましょう。
大きさは提供するクレープの大きさに合わて選ぶのが良いですが、大きいサイズを選んでおくと無難でしょう。

以下ではクレープ焼き機の電気式・ガス式のメリット・デメリットをそれぞれ説明致します。

電気式

メリット

①温度管理がしやすい
飲食店やキッチンカーで使う電気式の大きなメリットは、ガス式に比べて温度管理がしやすいことです。
家庭用のホットプレートのように温度設定が簡単で、温度を一定にキープできるので、初心者の人にも扱いやすいクレープ焼き機です。

②熱気が少ない
熱気が少ないので、暑い夏夏でも作業がしやすいです。
また、最近人気が高まっている調理場が狭いキッチンカーでも、電気式のクレープ焼き機なら熱気がこもりにくいのでおすすめです。

デメリット

①価格が高い
ガス式と比べると本体価格が高いことがデメリットとして挙げられます。
メーカーやサイズにもよりますが、価格帯は10~15万円が多いです。

②焼いているうちに温度が下がる
電気式は使い続けるうちに鉄板の温度が下がってしまいます。
クレープ生地をある程度の枚数焼いたら、温度を再確認するなどの工夫をしましょう。

ガス式

メリット

①価格が安い
ガス式クレープ焼き機のメリットは、電気式に比べて本体価格が安いことです。
価格が安ければ、設備投資の金額を抑えることができます。

②火力が強い
電気式に比べると火力が強いので、クレープ生地を連続で速く焼くことができます。
また、強い火力で焼くとクレープ生地の焼き上がりがふんわりします。

デメリット

①温度管理が難しい
ガス式は温度管理を手動で行うため温度管理が難しく、特に初心者は練習が必須と言われています。また、風でガス火が消えてしまうこともあるので注意が必要です。

②作業時に熱くなる
調理の際に火を使うので熱気が高くなります。
暑い夏は、熱中症の可能性が高まるので注意しましょう。

クレープパン

クレープ焼き機は高価で場所もとるため、もっと手軽に始めたいという方にはクレープパンをおすすめします。
安いもので1000円台~で購入することができますので、季節限定や提供数が少ない場合にはクレープパンを用意しましょう。

トンボやスパチュラがセットになっている商品も、道具を買い足す必要がないためおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ケーキ屋開業に必要な厨房機器は、他の業種と違って特殊な機械が多いです。
高額な商品が多いため、商品を選ぶ際はサイズや機能などしっかり確認するようにしましょう。

選び方や詳しい製品について知りたいという方は、お気軽にテンポスドットコムまでお問合せください。

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