自分のお店の経費を見直す上で、「他のお店って大体どれくらいの経費で経営してるの?」と考える場合があると思います。今回は飲食店の平均的な水道光熱費をご紹介していきたいと思います。
また、新型コロナウイルスの影響により売上の推移が予想できない中で、少しでも手元に資金を残しておきたいところ。経費削減の手段もご紹介いたします。
※記事制作20年以上の担当者が、あなたのお店の良さをインタビューで聞き出して記事を作成します!あなたのお店を記事にして毎月6桁のユーザーが訪問する、全国の飲食店を応援するフードメディア「テンポスフードメディア」に掲載しませんか?上記ボタンをクリックし、詳細をぜひご覧ください。
また、不明点などお気軽に下記ボタンからお問合せください!
目次
飲食店の水道光熱費の平均はおおよそ7%
業種業態によって差がありますが、水道ガスをよく使用するラーメン店であれば7~10%、居酒屋だと5~7%ほどだと言われています。
月に100万円売上を出した場合は、7万円前後になります。
飲食店にかかる経費の割合
飲食店にかかる経費の割合の平均は下記の通りです。
・家賃:売上の10%
・水道光熱費:売上の5〜10%
・人件費:売上の25~30%
・食材費:売上の30%
・通信費・光熱費:売上の5%
・広告費:売上の3%
人件費や食材費が6割を占めていますが、その次に大きな割合を占めているのが家賃や水道光熱費であるということがわかります。
家賃交渉も行えないということはありませんが、容易に経費削減できるというわけではありません。すぐに経費削減するとしたら、まずは水道光熱費を見直したほうが良いと言えるでしょう。
【こちらもチェック】万全ですか?コスト管理~食材費&人件費の高騰、消費増税・・・飲食店が今あらためて考えたい経費のマネジメント術~
※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。
利益を残すためは売上を伸ばすだけでなく経費も見直しが必要
どんなに売上が多くても、経費がかかりすぎていると赤字になってしまいます。まずは自力で減らせるところから着手し、より多くの利益が残るようにしていきましょう。
コロナ禍で先が見えない場合の対策方法として特に有効
特に2020年以降は新型コロナウイルスの影響でいつ時短要請や酒類の停止要請があるか分からない状況です。ましてや、外出自粛や感染予防のためコロナ前の来店を見込める時期はいつになるか分かりません。
来店数が見込めないということは、売上自体もどれくらい予想が立てられるか分からない状況です。少しでも来店してくれるリピーターや新規来店客のためにお店を続けていきたいと考えていく方も多いのではないでしょうか。
そこで着目すべきは、固定費である水道光熱費です。水道光熱費を見直して少しでも手元に資金を残していく手段を検討すると経営継続のための解決の糸口になる可能性が高まるでしょう。
水道光熱費に関する経費を削減する方法
節約するということも勿論大切ですが、契約している会社を変更するなど根本を変えることによって経費削減できることもあります。
まずはすぐに出来ることを実行し、それでもあまり変化がない場合は思い切って契約する会社を再検討してみましょう。いくつか見直すポイントを説明していきます。
空調を見直す
電気代は他のガス・水道代より大きな割合で費用が発生する場合が多いです。
特に夏と冬は特に冷房や暖房で電気代がかかります。
万一エアコンを掃除をしていない場合は、空調の効きに大きく左右されますので、しばらく掃除をしていないという場合は清掃を行いましょう。
古い機種の場合は、取り替えた方が電気代が安く済む場合もあります。
テンポスドットコムでは業務用エアコン設置のお見積りが可能です。
冷蔵庫の使用方法を見直す
冷蔵庫は24時間稼働させるため他の厨房機器より電気代がかかります。
そのため冷蔵庫を開けすぎないように意識することが大切です。
よく使う食材は手前に、あまり利用しない食材は奥にしまって扉を開ける時間を短縮しましょう。
電気料金が安い会社と契約し直す
2016年に電力小売り全面自由化によって電気料金の見直しが可能になったのはご存知の方が多いと思います。
テンポスでは電気料金削減のシミュレーションが無料でできるプランのご紹介が可能です。
シミュレーションで実際に電気料金が削減できると分かってから契約の申し込みができるため、まずはシミュレーションよりお気軽にお試しください。
電気動力部分を経費削減する手段もある
電気代が一番多くかかるタイミングは、電気を使用し始めるタイミングです。
その使用し始める電力を抑えるシステムを導入することで、起動時の電力を削減することができ、基本料金が安いプランで契約することが出来ます。
テンポスでは電気の動力プラン(三相200V)の基本料金が削減できるレンタルサービスのご案内が可能です。1か月間の実績を見てから継続するかを決めることができます。
お店に三相200Vの機器等がある場合は是非ご検討ください。
さらに詳しく電気代を見直したい場合はこちらの記事をご覧ください。
ガスを多く使う場合も契約会社を見直しする
電気代のほかに、ガス代も見逃せません。
ガスも電気料金と同じく都市ガス・プロパンガスともにガスの小売全面自由化となりました。
そのため、契約している会社を変えるだけでガス料金が削減できることも。
テンポスではガス料金削減サービスのご案内も可能です。
ガス基本料金最大5%~10%削減、ガス従量料金も3~5%削減の実績がございますので、電気料金と一緒にご検討ください。
【人気の記事】利益を生み出す店づくり(2)~原価コントロールしつつ満足度を高め、最高月商960万円、営業利益率20%!~
※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。
水を多く使うラーメン・うどんそば業態は水道代の見直しもおすすめ
水道料金が月に1万円以上かかる場合には、節水コマを設置して利用料金を削減することができます。蛇口やシャワーに取り付けをして、水量を削減するという方法です。
節水コマの設置でよく出てくる課題は、水道量を削減していることにより使用感が物足りなく感じ、結果水を出し続けるなど経費削減にならないケースがあります。
しかし、テンポスが紹介する節水コマ「JET(ジェット)」は水圧を上げ、周囲の空気を含ませる特殊構造により、通常時と変わらない使用感を実現しました。
その上で、最大で50%の水道量の削減が可能です。
【人気の記事】【2023年6月最新版】いま、飲食店が使える補助金&助成金
※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。
まとめ
自分のお店で見直すべき料金削減方法は見つかりましたか?
利益を確保するためには、売上を伸ばすほかにも経費の見直しという手段があります。
そのお店に合った経費削減方法で、資金運用を行っていくことが今後大切になるでしょう。
【人気の記事】飲食店×たばこの新ルール~健康増進法改正に合わせて要チェック!
※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。
閉店を考えているという場合は・・
テンポスではやむを得ず閉店を決意されたオーナー様にもできるだけお金をかけずに閉店するためのサポートを行っています。
誰に相談したらいいか分からないという場合はまずはテンポスまでご相談ください。
▼詳細はこちら